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沢村 光@ Re:あらあら(09/17) ご無沙汰しています。月日のたつのは早い…

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2006年09月13日
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私はさまざまな伝統行事を決められたとおりにやらない性質なんで、世間で決められたタイミングで墓参をしたりはしません。法事もしません。ぽっ
ただここのところ、なんだか無性に母の墓参りに行きたくてしょうがない。でも日々雑事に追われてズルズルしてました。ちょうど今日は子どもの習い事も用事もない、ぽっかりと時間があいたので、急きょ娘のみんみんをチャイルドシートに固定して高速に。

母のお墓は鎌倉にあります。山登りが好きだった亡き父のために母が決めたお墓で、霊園の一番端っこにあり、目の前は低い山です。足を踏み入れたら二度と戻ってこられないように見える北鎌倉へのハイキングコース入り口があります。

私は特定の宗教を持っていません。お墓とかお位牌とかに魂が宿るという感じをもったこともなく、ふと見上げた空やその人が使っていたものに故人を感じるという、徹底的に自分主義な人です。これまでの「父のお墓参り」も義務のひとつとして母についていくような感じでした。母の納骨をしたときも「お墓」という場所は「骨の安置場所」としか感じてませんでした。

久しぶりに見た墓石は少し苔がついて、花入れの水にも枯葉が入っていたりしました。墓石を拭いてお花を供えると、なんだかこざっぱり。みんみんもお花をあげて、お墓にお水をかけました。

というわけで(?)今日いちばん嬉しかったのは「お墓参りに行ってきた」ということ。
どうしてこれがこんなに嬉しいのか不思議です。もしかしたら自分達のお墓に苔が気になってきたから取ってほしかった父母が喜んでいるのか。それとも単に自分が気になってたことがクリアできた喜びなのか。
どちらにしても、無性に墓参がしたかった理由は謎のままです。でも嬉しいからきっとこれでいいんです。

そういえば、母が亡くなったときは、私が生まれて初めて喪主というものをやりました。
母は後のことを、けっこう細かく指示して逝きました。お葬式ではなくお別れ会にしてとか、お線香の煙は嫌いだから使うなとか。一番気にしていたのは、お別れ会に飾る花の色合いだったかな(^_^;)。

それでもいざ手配となると、親戚の意向が違ったりとか、慣習から外れていると葬儀屋さんにとめられたりとか、いろいろと壁がありました。強引に「故人の遺志ですから」で通しましたが、疲れと怒りで激しい頭痛に襲われ、打ち合わせの席を中座したこともありました。それから式後の挨拶状やさまざまな手配もわからないことだらけでした。

自分もいろいろ言い遺しておく必要があるし、一般的な慣習も知っておく必要がある!と実感しました。母のお別れ会に関して後悔することはありませんが、やはり人一人送り出す儀式というのは、とても大変なのですね。

旦那の親戚はカトリックで教会で献花をするし、知り合いの神主の娘さんとこでは、一晩中酒飲んで笑って送るそうです。宗教、慣習によっても、いろいろな送り方があるもんなんでしょうね。


自分と家族の未来を考えるエンディングノート/葬儀と供養のすべて

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最終更新日  2006年09月13日 00時49分57秒
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