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テーマ:今も心に残っている歌(675)
カテゴリ:楽
私、眠れない夜は童謡を歌いました。夜も更けてくると、どんどん声がでかくなり、テンポも速くなり、最高潮になったところで、電源がおちたように眠る子供だったそうです(母談)。 「池の鯉」からはじまって、「たきび」やら「赤い靴」やら懐かしい曲満載のレコード。ものごごろついたときから、なぜか4巻だけ家にありました。 うたっているのは、ひばり児童合唱団、ボニージャックス、うつみみどり、と書けば、雰囲気はだいたい伝わるのではないでしょうか。 構成はこちら 童謡って、時代でほんとに変わるんですね。Dが学校で習ってくる歌、ほとんどわかりません。リコーダーで「もののけ姫」とか習ってくるし。 わかるのは「エーデルワイス」と「もえろよもえろよ」「遠き山に日は落ちて」くらいです。キャンプファイヤーはキャンドルサービスに変わった学校が多いようですが、この歌はかわらないみたい。 レコードに話を戻しますと、ジャケットが本仕様になっていて、歌詞と楽譜がついてます。巻末に「昭和44年度 藍綬褒章表彰 たなかすみこ」と、たなかすみこさんが考案されたらしい「色音符」の基本が書かれています。その色音符による楽譜です。 またレコードから外れますが、「色音符」気になって調べてみました。 よく子供用のおもちゃピアノにも、鍵盤に色付きのシールが貼ってあるの、見た事ありません?特に気にしてなかったんですが、立派なメソッドだったようです。 ドは赤、レは黄色、ミは緑というように、それぞれに色が決まっています。楽譜、ピアノの鍵盤(奥に色カードをたてかけたり、直接シールを貼ったり)、自分の指(色付きのリングをはめたみたいですね)それぞれに、音階と対応した色でマーキングすることで、より簡単に弾けるようになる、ということらしいです。 どの音階がどの色かに根拠があるのかないのか、そこまでは調べませんでしたが、このメソッドによる本とか楽譜もけっこう出ているようでした。 しかし、楽譜のテンポの前に書いてある指示っておもしろいですね。このレコードだと、「ゆるやかに」はわかるとしても、「ゆりかごのうた」の「かるやかに」とか、「キューピーさん」の「あいらしく」とかは、つい「無理です」って口応えしたくなっちゃいます。他にも「はねるように」とかはわかるんだけど「たのしげに」って書かれると、なぜだかちょっとむっとくる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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