おもしろいです。
ドラマは見てませんが、3巻まで読みました。今16巻まで出てるようですが、もったいないので、ゆっくり読みます(新刊まで読んじゃっている人、いいだろーまだ、13巻もあるんだぞー)。
今、旦那がDの風呂の監督しながら読んでます。時折しのび笑いが聞こえてきます。
あまりにおもしろいので、私は風呂にも持ち込んで、遠慮なく大笑いしながら読んでます。
この本についてはカテゴリも「お笑い」。
実は、先日いっしょに死にかけた友人は(たぶん)プロになっても通用するピアニストで、「のだめはだめ(読めない)」と言っていました。彼女は生まれつき音感のある方で、救急車の「ぴーぽーぴーぽー」が音階で聞こえるそうです。長じて他の人が音階で聞こえていないのを知り、ショックを受けたとか。どうも主要登場人物であるばか真面目で典型的なA型っぽい千秋先輩の視点でみてしまうのでイライラする、ということらしいです。
いや、しかし私の興味は音楽関係ではなくどちらかというと、Dが通いっている通級指導教室の保護者の間での話題。「のだめ」って絶対。。。
まあ、かたづけられないとか、1曲最初から最後まで弾く根気がないとか、周囲を気にしない天真爛漫さだけどにくめないわけでもなくてわりと憎らしいところとか特徴的なことは聞いてましたけど、けっこう臨場感あふれていて興味深い。
恋している相手の家に昔の彼女が泊まったのを目撃してショックに陥ったときも、ピアノが弾けない状態に陥り、友人に「どうした?」と聞かれても「恋・・・それは幻、むらさきのバラの人」と周辺単語が続出。友人がこの単語を聞いて「失恋かっ!」とまるで連想ゲームのような会話になるところ。うちではこの連想ゲーム的会話はDとの日常会話だぞ。把握しきれない名詞は自分で名づけるところとか。
あとは、通級で教わったり、家族や本人が工夫するようなこともちらほら出てきたので、考証じゃないけどしっかり書いているんだと感心、、、というか別にそう書こうとして書いているというより自然に感じる。。。。
たとえば、片付けられないけどなくしてはいけないものは、全部ダンボールに ちゃんと 分類して どかぐちゃっ と入っている。
たくさん覚えなくてはいけないときは、箇条書きで、番号をつけ、指を折りながら対応させて覚える。思い出すときに番号と指折りをいっしょにやれば思い出せる、とか。
工夫がちゃんといきてるっ!のだめちゃん、偉いぞっ!
読みながら、大爆笑の連続でございます。
わかります。ウケねらいのギャグなのではなく、のだめが普通にしているのがとてもよくわかります。今はDにも連想ゲームが得意な友達がいてくれて、助かってますから。
Dも大好きなものが見つかり、いろんな価値観の認められる場にいけば、きっとこんな風に波乱万丈、抱腹絶倒な充実した毎日をおくれるはず。
クラシックについても、私自身がよく知らないので、初めて知ることが多くておもしろいです。
「カンタービレ」って楽譜の上に書いてある指示のことで、「うたうように」だという事も、初めて知りました。
私は人生で、何回かピアノを習おうと試みて、その都度挫折した歴史を持っています。
と、大げさなこといってますが、要は楽譜も読めなきゃ暗譜もできない、耳もいいわけでもないということで、バイエルの上下をやっとこさ終えただけ。
今は、かろうじて「簡単なほうのメヌエット」と「きらきら星(当然モーツアルトの変奏曲の方ではない)」が弾けます。左手伴奏は、ドミソとドファラとシレソ限定。
こんな私ですが、ちょっとピアノを再開してみようかなと。
習いに行く時間と金はないので、自分で「バーナム」とかいう人の教本を買ってきて、ちろちろ弾いています。
昔とちがって、別に趣味で弾きたいということなら、「バイエル⇒ツェルニー⇒・・・(あと知らない)」とかいう順番で練習しなくちゃいけないってこともないらしいです。それに昔は「ネコの手」ってよく言われたんですが、それもどうでもいいらしい。
楽しく弾こうよ!みたいな風が、ピアノ業界にはあるらしいです。友人はそういうのダメだろうなあ。。。。でも私は大好き。できればコードでピアノが弾けるようになって、旦那のギターとDのリコーダーとみんみんのタンバリンで、トラップファミリーを目指そう。
というわけで「のだめ」
↓ 「のだめ」で検索して見つけた本。これはこれでちょっと惹かれるけど、品切れだそうです。
∑(°O° ;)
うおっ、ブログ更新に熱中してたら、いつのまにか
風呂から出たDと旦那で「のだめ3巻」のとりあい
が始まっとる!!
・・・しかも旦那「俺が読んでるのにぃ~」って・・・負けてる・・・