見ました。
レンタル借りて見たのに、テレビでやってたらしいじゃないですか・・・ショック。
なんか、葛飾区郷土と天文の博物館に、毎週通ってくつろいでいた頃を思い出しました。
郷土のフロアにある「かつしかのくらし」に、「昭和30年代の家」が展示されているんですが、ちょっと夕焼けっぽい暗めの照明、家と物置、物干しにどぶ、きっちり再現されてます。
汲み取りの便所も小窓開くし、勝手口からのぞけば台所の小物までじっくり眺められます。私のおばあちゃんも愛用だった竹で編んだ買い物カゴ。氷を使った冷蔵庫。
玄関のたたきから畳に腰かけてくつろげば、柱時計にちゃぶ台、白黒テレビ・・・庭にはけんだまとベーゴマ、釘を使って作ったパチンコ台もあって、子供たちに人気でした。ボルト作ってたらしい小屋の戸口前には、お約束の三輪自動車が。
この時代を懐かしみふりかえる企画がやたら多いのは、この世代の方たちが社会的に実力を持つ世代になっているということなのかなあ、と思ってましたが、それだけではなさそう。こういうの、確かに私も好きです。生まれていないのに、懐かしい。
夢のある「これからだっ!」の時代だったからですかね。
映画の方は、ただの「懐かしいねえ」的映画だろうとたかをくくってたけど、それでもやっぱりやられましたー。「母子」ネタに「お父ちゃんのためにストリップ」ネタ「血のつながりより濃い絆」ネタ・・・。中川(じゃないと思うけど)に浮かぶ夕日が目に沁みます。
もう、滂沱の涙、涙、涙。・・・というわけで、たくさん鼻が出たので、おかげさまで風邪もすっきりしました。
そしてこれが、ななめってしまった「金のなる木」。我が家の財政状態はどうなるのか?↓