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テーマ:DVD映画鑑賞(14212)
カテゴリ:映画
昨夜、見ました。映画本編よりも、背景のほうが興味深かったです。 イギリスの俳優、ローレンス・ハーヴェイの娘、ドミノさん(本名らしいですが)が賞金稼ぎをしていた、という事実を基にした映画です。 ただし「事実を基にした」と言っても、ストーリーのほとんどはフィクションだと感じたし、本人の周囲へのインタビューもかなり脚色が強いように感じました。 あえて、ドミノさんご本人の生き様に対する共感や感慨とは、まったく別なところで語らせてもらえば、この映画はうーん。いろんな段階の意図が錯綜してるのかなあ、監督自身迷ってたのかなあ、よくわからないです。 本編は、映像や話の進め方にそれなりの工夫はあったものの、なんかどこかで見たような工夫だったりして・・・ 正直、出演している役者さんの魅力と、映像とカット運びのクールさと、音楽で持ってるのかなあ。演技の上手な方がそろっているなあというのが感想。 ・主演のキーラさんの美しさ(ナタリーポートマンさんとよく間違えてましたが、Star Warsでも、ナタリー演じるアミダラの影武者役をやっておられたとか!) ・共演の「チョコ」役の俳優さんが長髪アーンド甘ーいおめめ ・ミッキーロークさんの素敵に見事な崩れっぷり ・登場してからずっと腐った魚のような目つきだったアフガニスタン人さんの、ラスト間近の神々しいまでの澄んだ目つき ・そして、あーびっくりしたぁ!トムウェイツさん?!なにしてんの?こんなとこで!懐かしい、そして相変わらずものすごい役どころ。最近ごぶさたしてましたが、大好きよっ!!(笑) さらに、蛇足ですが、好奇心にまけて、さわりだけ日本語吹き替えで聞いてみました。やめたほうがいいですね。今回は特に、あまりのお粗末さにぶっとびました(失礼)。 --------------------------- さて、ご本人のインタビューを聞いていると、自分探しと居場所探しの中で、アクシデンタリイに賞金稼ぎという職業に出会い、ある程度必然的に仕事ったらしいです。23歳から仕事を始め、賞金稼ぎをしている記事が新聞に載ったのが、映画化へのきっかけだったとか。 10年くらいの製作期間中、ご本人が撮影にも同行したりインタビューを受けたりしていたようですが、映画の完成を待たずに亡くなったそうです。 1969年生まれ、2005年没、享年35歳。。。ほう、同級生でしたか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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