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テーマ:たわごと(26890)
カテゴリ:哀
今日、ずいぶん前に地元の歴史博物館に行ってきたことを、唐突に思い出しました。
2万年前から近代までの歴史をざっと展示してあって、なかなか楽しかったです。 それでふと思ったんですが・・・ アニメ 一休さんに出てくる庄屋さんはいじわるな人だったし、なんかいじわるな地主さんとか権力者といえば悪い人の代表にされるお話が多いような気がしますが、ほんとは、昔は財力・権力持っている人は資産や人脈、知恵などを、共同体のために使わなきゃいけない(じゃなきゃ支えてもらえない)みたいなルールがあったでしょ。それがいつのまにか、お金持ちは村の用水路じゃなくて、自分ちの虎の敷物に金かけるようになったわけですよね。 今日、昔の映画「グレートハンティング」の有名なワンシーン、ライオンに襲われるお父さんの映像を、唐突に思い出しました。 それが、前述の思いつきとつながっちゃって、ふと思ったんですが・・・ 猛獣系の敷物と言えば、昔は、「おらのじさまは、こんな熊も取れた強い!」という、ある意味有効なステータスメッセージと同時に、「暴れ熊が出たら、おらとこにまかせとけ」みたいな義務を果たす宣言みたいなもんだったわけですよね。 今日本には貴族はいませんが、「nobles oblige(ノブレス オブリージュ)」なんていう言葉もありましたね。猛獣の毛皮は「おらとこにはこんなもん買う金があるだ」っていうメッセージとごっちゃになっちゃったのかな。他所者には区別つかなくなって、次の世代か次次世代くらいにはもう家族や親族ですら、由来が定かではなかったりする。泣けちゃうよね、そんなトラの敷物や熊の毛皮・・・ で、話がずれますが、「nobles oblige(ノブレス オブリージュ)」ネットで検索してたらおもしろそうな本見つけました。 読んでみようと思います。 なんせあたしは小学生のとき、黒田清子さん(旧名:紀宮清子内親王)の放課後の不自由さを思い、「かわいそうだなあ」という作文を提出した女。以降、ほとんど皇室関係のニュースをテレビで見かける程度、正直、話題にしたり議論したりするくらい熱心には関心を持っていませんでした。この本、元宮内庁記者の方が書かれたものとか。「天皇制」についてなんらかの意見表明をするには、ちゃんと勉強してからでないとできませんが・・・ 水仙の花。なまけて球根を埋めっぱなしなので、年々花が小さくなっているかも・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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