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沢村 光@ Re:あらあら(09/17) ご無沙汰しています。月日のたつのは早い…

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2008年06月13日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
よく胎児は、おなかの中で人類の歴史を猛スピードで繰り返しながら生まれてくるといわれています
胚から細胞分裂して、鰓ができて、水かきが消えて・・・

誕生してからも、やっぱり同じ

直立歩行し、言語を獲得し、
他者を発見して、自己を発見し、
闘争をくりかえして、協調を学び、
いち、にい、さん、と指を使って物を数え始め、
知識・文化を吸収し、世界観と志向性を形作って、表出していく・・・

そうやって、何十億という人間が、それぞれの与えられた場所で
人類の歴史をなぞりなぞり、寄せては返す波のように繰り返し繰り返し、
その波の狭間から、ときどき、またある時期には怒涛のように、
新しいものが生まれ出てくる

その波が、目指している方向が、少しずつ寄り集まってくる
個人の成長が、これまで地上に現れた無数の個人の成長が
地上に生まれなかった個人も、生まれてすぐに消えていった個人も、
その事実がまた無数の人に影響を与え、

そうやって、波の方向やうねり、大きさを形作りながら
少しずつ少しずつ、寄り集まってくる


この世に無駄なものなんて、なにひとつない





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最終更新日  2008年06月14日 01時49分39秒
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