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沢村 光@ Re:あらあら(09/17) ご無沙汰しています。月日のたつのは早い…

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2010年03月11日
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さて、生まれて初めて、「穴埋め式の試験に対して試験対策」をしたD君。無事に5級ライセンスを獲得しました~♪拍手拍手。
これで森で外乗する資格をゲットしたです。
次は草原で走れるように上級を目指していくそうです。

最初は新聞にはさんであったチラシでした。
「ジュニアは格安体験!」と書いてあったので、「興味ある?」と軽くふってみたところ、ものすごい勢いでくいついてきたのがきっかけでした。

で、母は不思議だったわけですよ。
馬って背中に乗るとけっこう高いです。Dは小さい時から高いところは苦手な人。「滑り台なんてなにがおもしろいんだ」というタイプの子供でした。動物も見るのは好きだし、さわってもみたいけど、自分からどんどん前に出て、というほどの肝はすわっていませんでしたし、それがまたなんで「乗馬」?と。

今日、突然思い出しましたよ。

Dは、生後5カ月から5歳になるまで、都内の保育園に通っていました。
その名も「どんぐり保育園」!(偶然にも名前が「どんぐり倶楽部」といっしょ。奇遇ですねえ♪)

どんぐり保育園は、下町にあるアットホームな保育園で、一年中裸足ですごし、すぐ目の前の広い公園で一日中遊ばせてくれる素敵なところでした。
その公園ではポニーを飼っていて、常時ひき馬をやっていたのです。保育園の子供たちも、ときどき乗せてもらっていました。

5か月から5歳までそのすばらしい保育園ですごしたDにとって、「乗馬」の感覚というのは、とても懐かしい感覚なのかもしれません。

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この世のあらゆる事象の中で 言葉で言い尽くせるものが一体どれほどあろうか 理屈ではない 感じるものだったんじゃ
(『バガボンド』 井上雅彦)



自分の感覚や記憶などがいかに曖昧なものであるか、身に沁みてわかっているつもりだけれど、とりあえず、手で触り、目で確かめ、皮膚で感じ取ったものを自分の内側に帰納させてゆく、その生活の場での積み重ねを基点に、世界に足を踏み出してゆく、そうでなければ「確からしさ」というものが一体どこから湧いてくるというのか。
確実なものなんて存在しない。けれど、確実なものの気配は、その向こうに、確かに感じられる。それは「感じられる」ものであって、必ずしもことばを必要としない。

(『ぐるりのこと』 梨木香歩)







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最終更新日  2010年03月12日 00時02分55秒
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