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テーマ:ママの気持ち(580)
カテゴリ:楽
先週ご報告の週、金曜日までがんばってみたD君でしたが、そのあと長めのお疲れ休みをとっています。
やはり気持ちはあっても体はそう簡単に受け付けないようで、2回ほど学校で吐いたとのこと。「保健室行ったの?」と聞いてみれば「うううん。教室に戻った」と首を横に。「すぐ帰ってきてもよかったのに」と言ったら「うーん」とうなってました。気持ち的にはせっかくがんばろうと思って行ったのに、っていうのが強いんでしょうね(^_^;) しかし、以前とは明らかに違う様子に、私も安心しています。 学校へ行ったときの様子をけっこう冷静に自分で把握していて、どんな風につらかったのか、なにが苦手なのか、私にも話ができます。学校生活の苦手な部分を本人が冷静に表現できるところまできているので、すごいなーと。 ファイリングとか、具体的には苦手なことがいろいろとあるんですけど、「お母さんもこれが苦手だったときは、こうやってたなあ」なんて、こちらががんばって世間話のように話す対応策の提案(笑)も、冷静に聞けるようです。きっと、提案の取捨選択権があるという安心感があれば、そのうち自発的な工夫も効果的なものがでてくるんじゃないかと思います。それに旦那のうつ闘病姿を見ているので、工夫の弾の種類は、けっこう持っているんじゃないかと(^_^;) しかし「学校」のないときのDの元気なこと! 早寝、早起き、家事、勉強、散歩とこなしても時間があまるので、「ひま~」と言い始めています。そりゃそうでしょう。若いんだから体力もありあまっているはず。井戸端会議が得意なのもあいかわらずで、近所の大人に「うちの母親は料理が苦手で~」なんて親をこきおろす思春期な一面も健在です。 特別支援の先生方を中心に、学校のほうも見守ってくださる方向で全体で共通認識をもって対応してくださっていて、私も安定しています。担任の先生は、今年赴任されたのですが、ベテランの余裕を感じさせる、でもとても親近感のもてる先生です。今日は面談だったのですが「まあ、あせらずいきましょうや」と(笑)。まったく関わりがなくなってしまわないように、「手紙なんかもたまったら、持ってきたぞ~、なんて私が行ってもいいでしょうかね」って聞いてくださいました! それにクラスメートに「疲れやすいからときどき休憩が必要なんだ、でも来れるときは来るからねー」と先生が説明してくださる、ということで、とてもありがたいなあ、と思います。 実はこの説明、Dが新学期に自己紹介で自分で言うんだと、私に言っていたのですが、実際には言えなかったものです。こういう「あっさり対応してほしい」という切望っていうのは大きいんじゃないかと思います。さすがベテランの先生です。 それにしても、Dが小学生のときに私にこういう覚悟があって、こういう対応ができていればなあ、とついつい考えてしまいます。ま、今更だし、Dのおかげもあってこういう覚悟ができたと思えば「意味のないことなど、この世にはない」の感もあり、そんなに深く後悔したりはできません。ごめんね、D(笑) 6月にグループ別に行動する校外学習もあり、本人も「暇~」となっているので、そろそろ部分的にまた学校へ参加していくタイミングなのかな~と、ひそかに期待する気持は捨てられず、ワクワクして見ている母、不惑の春です。 さて、かたや年長さんになったみんみん。彼女も新学期はけっこう苦手なタイプなんですが、今年は多少甘え気味ですんでいます。 ↓先日私が風邪をひいて寝ていたら、枕元にお見舞いをいただきましたゴールデンウィーク明けまでは、思いっきり甘えてもらったほうがよさそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年04月22日 04時35分07秒
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