大きい数字と大げさな数字~どんぐり問題
<4MX18>映画館の入り口に35人が並んでいます。先着50名様にプレゼントを渡します。10番目までは特別プレゼントで普通のプレゼントの3倍の値段がします。全体の予算は70000円です。では、今、何円分のプレゼントが残っているでしょう。畑野そらまめさんとこの小豆くんにならって、「金星問題に挑戦させろ」というリクエストがありましたので、これに挑戦してみました。問題を読みながら絵図を描く時点で、こんな質問が。質問その1「先着ってなーに?」・・・知らなかったんだね。自分では格助詞をぬかした造語をよくするくせに、こういう時に格助詞入れてみようという検証はできなかったんだ。。。質問その2「プレゼントだから、値段なんて関係ないじゃん?」・・・もらうほうはそうかもしれないけど、渡すほうにはおおいに関係あります。そういえば、この人プレゼントはもらうばっかりであげたことなかった・・・ホワイトデーでしっかり練習しなさい!さて、映画館に35人が並んでいる図を描いて「ふう」とため息。どんな風に並んでいるのか見たら、9ずつ並んでます。これじゃあ、数えにくいじゃん・・・5とか10とかずつ描けばいいのにぃと心の中で思う母。でもまてよ。各10人目がケロロ小隊メンバーになっているぞ。母とは工夫の仕方が違うなあ。ふむふむ。ちゃんとドロロも仲間はずれになっています。「ねえ、ぼくも見たいんだけど・・」と。しかし「地球人スーツ」を着たケロロのうれしそうな顔!ケロロがホラー映画好きだとは思いませんでした。(笑)いや、前置きが長くなりましたが、本題はここから。まず「特別なプレゼント」を、5万カラットのダイヤの十字架に設定。そして普通のプレゼント。パールナイフにしたのですが、パールは「カラット」って言わないだろうと言ったら、なんと「5兆mm」・・・。あのー。白髪三千丈じゃないんだからさー。以前からふだんの会話でかなり大げさな数字が出てくるD。極端な場合は周囲が冗談として受け止めてくれますが、微妙な場合は嘘ついた自慢話に間違われやすく、母としては悩みのタネでした。これはもしかしてチャンス?「おお、それはすごいねえ、5兆mmかぁ」と感心しながら、ノートに「5,000,000,000,000」を書き0を消しながら、「どれどれ、mmをcmにすると?へえ。mだと?ほおぉぉぉ。kmだと?なにぃいい?」とありえない数字に、親子でテンションがあがります。しかし、kmあたりから、おもしろがりつつも、ちょっと妙な感じになってきたD。一方探求の勢いがとまらない母は、トイレに貼ってある日本地図へ急行。縮尺を見せて、「うぉー、日本地図でもはいりきらないねえ。すごーい」と感心してみせる。このあたりでDは「もういいよ。もう普通にしよう・・・」とつぶやいてましたが、一度まわりはじめた母のエンジンは、そう簡単に止められないのであります。「いや、ちょっと待て、地球一周しちゃうんじゃないの?」とわざわざPCを起動して、調べてみたら、やっぱり・・・5兆mmのパールは、地球の直径を超えてました。ふぅー、すっきりした(笑)けっきょく「普通のプレゼント」は30cmということになったようです。でも丸型じゃなかったのね・・・そして、案の定「特プレは、普プレのねだんの3倍」を読んだ瞬間に電池切れ。次回へ持ち越しとあいなりました。もうちょっと考えてみるそうなので、わからん帳入りは保留になっております。<今日の反省>映画館で上映中なのが「オーメン666」なのとパールナイフに血がついているのは、すべて母の責任でございます。なんか映画館の横に墓あるし、墓石が「オーメン、オーメン」って声援でしょうか・・・映画を見せたりはしないし、本人も「怖いから見ない」と言っているのですが、「母親がホラー映画を借りてきて見ている」という事実自体が、記憶に残りやすく、こういう絵を書くということはやっぱりあまり好ましくないのかなあ。これからは、こっそり借りてレンタルケースも隠しておきます。↓お兄ちゃんが、髪を洗ってくれると、いつもキューピーちゃんにしてくれます。