テーマ:今日の出来事(292473)
カテゴリ:50代おひとりさま
いやいや、油断したわ
熱出たわ。やっと下がったので更新。 土曜日は、朝からからすまる君を ピカピカに洗車して、チェーンメンテして 汗だくになったのでシャワー浴びてから クルマでGO! 本日のお目当て1 ガレット風クレープ アイシングクッキーで有名なお店が クレープ始めたってきいて 開店と同時にお邪魔 店内もおしゃれで、お店の方も優しくて すごく癒されたんですけど 隣の夫婦の奥さんが ずーーーっと激しく咳込むのよ。 そんなしんどかったら、家にいてください・・ んで、そこからすぐの 日本一の美肌温泉 でのんびり休憩してから 「昼は混むので14時以降がおすすめです」 っていう邑南町の古民家カフェへ 本日のお目当てその2 茶と糀 梅田屋 江戸時代からたたら製鉄で 栄えた名家を リノベして、期間限定で営業されてます。 表札は「鉄穴森」(かんなもり) と読むそうです。 「梅田屋」は屋号でしょうね のれんをくぐり、日本庭園をぬけ (池の鯉はイタチに全滅させられたそう) モダンな玄関の扉を あけたら、まず目に飛び込んできたのが 美しい梅の襖絵 こんにちは。 1名ですがいいですか? どうぞどうぞ 女優の岸田京子さんのような 上品なマダムがお迎えしてくださいました。 「梅の絵が見事ですね!」 ってお声をおかけしたら 「梅田屋なものですから」 おすすめは 氷室のなかで熟成させたという、 天然氷のかき氷でしたが 他のお客さんが食べてるのを見て コメダ並みのボリュームにひるんでしまい クランブル(パフェ)を注文 なんということでしょう!! この美しい盛り付け・・・!!!! (扇子はわたしの私物) 1potの紅茶がついてきます。 マダムがニコニコしながら ティーカップをいくつか お盆に乗せてやってきました。 「マイセン、ウエッジウッド、 ロイヤルコペンハーゲン・・ どれになさいます?」 ロイヤルコペンハーゲンで 白桃のアールグレイをいただきました。 ここ、「ポットに葉っぱ入れて お湯を注いで砂時計でどうぞ」 じゃあないです。 ちゃんとした農園の葉っぱを マダムがここで軟水を沸かして、 高いところからお湯を注ぎ、 なにやらいろんな道具で きちんと淹れたものを 冷めないようにこの重たい丸いポットに 入れてくれるのですよ。 ポットが空になったら、なんとまた違う葉っぱで 淹れてくれます。 「私もアートが好きなんですよ」 ってお話したら 「よかったら奥の江戸時代の お部屋とかご覧になられます?」 ぜひとも・・!! いかにも昔の家らしい狭い小部屋が いくつかあって 奥に茶室がありました。 「この松の木は、江戸時代に ちょんまげさんたちもみてた松ですよ」 この大きな灯篭をささえてるのは 栗の木で、 石は四国からとりよせたそうです。 はい、お宝きました 嘉永元年というと・・1848年? 大変モダンな意匠の小鉢ですね。 以前はこの器にお料理を盛り付けて いたそうですが金塗りがはげるので いまはしまってるそうです。 商売をなさってたので 中庭にはお稲荷の古い祠があったり ほかにも貴重なものをたくさん みせていただきました。 鉄穴森さんご夫妻、ふだんは 広島にお住まいなんだそうです 5ー9月の間だけここでお店をされてるとか。 ご主人もたいへん物静かで感じがよくて・・ これは・・ピカソですね(本物) 最後の愛人(恋人?)の 肖像画なんだそうです。 「ああ、この絵はいいですね」 そこからしばらくマダムとアートのお話で 盛り上がります。 とにかく雰囲気がよくて お店のモダンなしつらえは 東萩の舸子176●に似てるんですけど ここは個人経営なぶん もっと落ち着く・・ あまり取材とかに応じてなさそう。 ちなみにランチは予約制 カフェは予約不要です。 この立派なメニュー持ち帰りできるんです。 予約の電話がひっきりなしに かかってきて、ご主人大忙し。 なにからなにまで ホスピタリティが高くて 「とても楽しいひとときを過ごせました。 次は、大学生の娘と来ます^^」 って帰りにご挨拶すると、 「まあ、そんなに大きな お子さんがおられるように みえないわ!」って あはははは。ありがとうございます。 真のお金持ち・・というか 名家のお生まれのかたって 独特の余裕や優しさが溢れてますよね。 それがお店の隅々まで感じられて 歴史の刻まれた建物のなかで とても心豊かに過ごせました。 邑南町っていうと、東西に とても広いんですけど ここはわりと近いのでまた来よう。 またいいお店みつけちゃった ■本日もご訪問ありがとうございました■ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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