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カテゴリ:介護
寝たきりになってからの父は、朝から晩まで、時代劇とサスペンスドラマを観ていた。
父専用のテレビが地デジ対応でないのが気になっていた私は、先日アクオスをプレゼントした。 新品のテレビを見て、ニコリと笑顔で一度だけ・・・「いいなぁ~」と言ってくれた。 その時の笑顔と言葉は・・・父から私へのプレゼント 前みたいに、一緒に時代劇を観ようよ・・・付き合うから・・・ でも、もう随分と前から30分もテレビを観続ける事は、なくなっていた。 その事は承知していたのに、新しい液晶テレビを父専用に買いたかった。 案の定、アクオスが部屋に置かれても、殆ど興味を示さない。 分かっていた事なのに、妙に寂しく涙がこぼれた・・・ 今でも、私は父の「運び屋」。 父の笑顔が見たくて、美味しいと喜んでもらいたくて、好物を届ける「運び屋」。 でも、最近、食べてくれる量が半分になった。 父に残されている時間は、どの位有るのだろうか・・ 私は、後どれ位、父の「運び屋」で・・・いられるのかな・・・ 近頃、ふと、そんな事を考えてしまう。 お父さんのの笑顔が私の宝物なのよ・・・ お父さん・・・ 久々のUPなのに、凹み気味の内容になってしまいました。負けずに頑張ります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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