ランチタイム
8月から生活環境が変わり平日は規則正しい生活を送らなければならない身分となった。かねてから関心があった持続可能と思われる仕事で、疫病が落ち着いた頃合いで年末あたりから応募を目論んでいたが、7月に会社ホームページで募集を知り、トントン拍子で採用に漕ぎ着けた。蓋を開けてみれば、訳ありの勤務内容と配属先になった。本来であれば西多摩から都内を横断して城東の下町地域の配属だったが、幸か不幸か欠員が生じたことで多摩地域に変更になったと聞いた。本来望んでいた勤務内容と異なり、内勤の事務主体の勤務内容だが、通勤時間は30分程。経験知識がない勤務内容で慣れない日々だが、今のところ、おうち時間は12時間は確保できている。何より土日祝が休みで休日に電話で呼び出されることがない。心身ともに公私が区別できる。職場全体は縦割り組織の弊害や事なかれ主義の保守的な雰囲気を感じるが、労働者としての権利はこれまで何社もの職場で味わった事がない程に保障されている。昼休みはキッチリと1時間取れるが、外食派にとって選択肢が少ないのが専らの不満。駅周辺で家族経営の定食屋や町中華や洋食屋のお店が見つからない。再開発前の十年前は戦後の闇市を彷彿させる小規模のアーケードが駅近にあり、いずれの店もあったと記憶している。開発で商業と行政と居住の高層複合ビルになったが、店舗はテナント料の支払い与信に問題のないチェーン店ばかりで、まさに味気ないのひと言だ。巣鴨の常盤食堂の様な、味・品数・ボリューム・値段に優れた食堂が多摩地区に少ないと感じる。夜は定食プラス一品に瓶ビールで〆て1,500円なんてぇのは、物価高騰の折りの昭和のノスタルジーなのかなぁ・・・