|
カテゴリ:新撰組・幕末の映画等
中村勘三郎主演だけあって、出演者が豪華でした。
チョイ役でも名だたる俳優さんが沢山でてました。 だから中村勘三郎が20代の河合を演じていてもヨシとしよう。 彼が主演だからこそ出来る出演陣ことだもんね。 中村勘三郎演じる河合が、中村獅童演じる官軍の将に直談判しにいくシーンは見もの。みてるこっちが緊張した。 私は河井継之助という人を全く知らなかったので、“この後どうなるの?”ってハラハラしながら見てました。 彼のようなすばらしい人が幕府側にもいたんですね。勉強になった。 今回吹越満の演技に注目してたんでけど、確かに細かい。 吹越さん演じる川島と河井継之助が、今後の長岡藩について決断するシーンが一番好き。泣けた。 納得できないのは、河合のお墓のエピソード。 河合は「長岡藩が生き残るために新政府軍に寝返る」か「薩長軍を迎え撃つ」かの決断を迫られ、武士のプライドを捨てずに薩長と戦うことを選ぶ。 カッコいいじゃない。 でも河合が武士のプライドを貫くと、当然民を犠牲にする。 同じ意地を通すとしても領土を持たない新撰組とは訳が違う。 これをお墓のエピソードに繋げると、「河合はそういう決断したからお墓を壊されても仕方ない」とう結論になってしまうのでは? これじゃ河合があんまりにもかわいそう。救われない。 戦闘シーンは見ていて辛かった。 沢山人が死ぬのは辛い。 それでも戦争シーンを描く時「痛み」を伝えて欲しいといつも思う。 河井継之助についてもっと知りたいな。 本探して読んでみようかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|