コーヒーの保存は先ず「密封」
つまり酸素の流入を遮断することである。真空パックはパック内の空気を抜き取り密封する包装形式である。コーヒーの保存に有効であることは異論がない。but、真空パックしなくとも空気の流入を阻止することはパック内の酸化に限定される。真空パックされなくとも熱で蒸着されたパック内の酸素は0%になるわけではない。つまり0%になるまで酸化作用は続かない。空気中の21%のうち密封されると数%がコーヒーの酸化に消費され残りの19%ほどは酸化作用を失い袋内に停滞する。つまり流動する空気の中に21%の酸素濃度の中にコーヒーを置いておくと数か月のうちの惨敗してしまうという事である。空気中の酸素はコーヒーの酸化に消費されるとその分そこの濃度が希薄になるので常の21%の恒常を保つために拡散により流れ込み、パックされてないときはコーヒーの酸化が続くのである。酸素を遮断する工夫が食品を長持ちさせます。