マカオに行ってきました。
ちょいと前の話で恐縮です。ここ3年くらいの間に、わたくしじつに5回くらい訪問してます。もうバカですね。でも、街の変化が激しすぎてついていけません。ホイホイとホテルやカジノが増改築されていて凄いです。少し前のラスベガスやドバイもそうなんですが、変化の激しい街はとてつもないエネルギーをビシバシ感じるので行くだけでなんかドキドキします。今回はできて間もない「MGM GRAND HOTEL MACAU」に宿泊。良いです、このホテル。こんなホテル↓このライオンがでかい。前回、訪澳したときに食した中華料理屋さんがこのMGMのカジノフロアにあるのですが、とにかく旨かったのが印象的です。もちろん今回もさくっと寄りました。個人的にはアジアナンバーワンとの呼び声のSPAを体験しましたが、えらい感動。が、残念ながら「M bar」というホテル内のbarがなんとCLOSED!閉店ですよ、オープンして間もないはずなのに・・・。そうなんです。世界同時不況の波がここ澳門にも確実に押し寄せてきとるわけです。このMGMの大株主である米MGMミラージュ社が「年内にもデフォルトの可能性あり」って衝撃的な報道が3月にありました。かのベラッジオやミラージュ、ルクソールなどなど名だたるラスベガスのホテル王ですよ、MGMって言ったら。同じくラスベガス・カジノ王の米ラスベガスサンズ社がマカオにてぶちあげた「コタイストリップ」計画では旗艦ホテルであるベネチアンは完成したものの、その他のホテルの多くはなんと工事そのものがストップ!工事関係者は全員解雇!えらいことになってるようですが、さてさて実際にそのマカオを訪ねてみると。確かに工事ストップ!とか店舗閉鎖!とかの話題が注目されてばかりいますが、でも、それ以上に、バンバンと新しいホテルが建設されてるし、お店もカジノも次から次へとできあがっています。カジノ内も昼夜問わずやたらと盛り上がってます。なんというか、思いのほか「不況じゃない」んですね。パッと見た感じのマカオは。ここ最近言われているような欧米と中国の「デカップリング(非連動)」をそこそこ実感して帰国しました。さてさて、まだ世界は不況なのでしょうか?