カテゴリ:映画について
中学卒業後、いなかから離れ高知市の高校へ行った。卒業までの3年間、学校横の3畳一間の下宿でした。
その間、映画の世界にどんどんはまっていったっけ。いま思えば、親の仕送りの中から、よくあんなに映画に使えたものだ。かなりの親不孝…。朝と夜は下宿で飯が食えたから(それも腹いっぱい)高校での昼飯代さえあればよかったはずだが、かなり仕送りしてもらってたな。毎月「キネ旬」と「スクリーン」を買っていたし、先の日記を見ても、月に2回は映画館で映画を見ている、パンフレットも結構あるなあ。 それからテレビも買ってもらいましたね。14型の白黒テレビでした。だから、この3年間に見たテレビ番組は色が無かったんだ(もちろん映画も)。 その頃高知で見ることが出来たテレビ局は、民放2局とNHKとNHK教育の4局でした。でも、いまと違って映画の放映は多かったですね。「日曜洋画劇場」「月曜ロードショー」「水曜ロードショー」はもちろんだが、平日の深夜も毎日放送があった。平日の昼間もやっていたかな、「午後のロードショー」のような…、調べてみよう。深夜の放映はいわゆる名作が多くて、翌日眠い目をこすり学校に通ったものです。 映画館の興行も普通は2本立てでしたから、この頃から増えて来た今のかたちの1本での興行は、何か損をしたような気がしたものです。その日用事とかがなければ、朝から夜まで劇場の中だったことも。たしか『2001年宇宙の旅』(もちリバイバル)はオールナイトで4回続けて観たと思う。今は入れ替えされるのでとても無理ですね。これも時代ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[映画について] カテゴリの最新記事
|
|