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最近見た映画について
少しでも書いておかないとすぐに記憶が葬られるので 先日TVで『どろろ』を観た。NHKの大河で妻夫木を観た直後でした。2007年作。 塩田明彦監督。 感想としては、観るべき所もあったが、配役が発表された時点からの失敗が残念。 なぜって?だってどろろ役は柴咲コウだとわかってしまったから。 原作ではどろろが女だとわかるのはずっと終わり近くだ。(ぼくはここで「アッチョンブリケ!」と云いそうだった?) ここは製作中は秘密にして、男にも女にも見えるような子を配役してくれないと。 それを除けば、ぼくは期待していた以上に楽しめた。 配役がなかなかいい。 妻夫木聡の百鬼丸もよかったし、柴咲もがんばってた。 中井貴一もいいのだが、原作の雰囲気とは別物でした。(設定もだいぶ違う) 中井貴一は『国士無双』(1986)が一番!。 でも何といっても百鬼丸の母親と、百鬼丸に身体をくれる医者を演じた両原田が最高。 特に原田芳雄さんは原作のイメージを超えていて素敵だった。でもどうせなら原作どおりに、「パパ」と呼ばせてほしかったが……。原作には英語などのセリフがたくさん出てくる。 原田美枝子は今でもいい俳優でいるなぁ。 後半間延びした感があるが、割とスタイリッシュにできていたと思う。 ぼくはほぼリアルタイムで原作を見ていましたが、若い人にぜひ読んでもらいたいな。 手塚さんてどんな脳をしてたのかと考える。 この人のマンガを読むと万歳と云いたくなるのはわたしだけ?・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年01月18日 13時55分19秒
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