|
カテゴリ:読書
TVで紹介されていた原丈人(はら じょうじ)さんの本を読んでみました。
この本を読む前に、ぜひ見てください!! ↓ 原丈人さんと糸井重里さん対談 こちらの対談も面白いです。 日本はアメリカ式の経営とかルールをマネして、成果主義だとか、株主優先主義だとか、市場万能主義などを取り入れてきたわけですけれど、それがいかに会社をだめにしているか、ということをはっきりおっしゃっています。 やはり企業は株主のためにあるのではなく、社会のためにあるのだ、と。 また、過度の利潤追求のために、資本主義さえ破綻に追い込んでいる、すべてがマネーゲームにされてしまっていると。 日本が世界にもっとも必要とされる国になるための理想が描かれています。 いろいろ専門的内容が細かく説明されているので、要約しきれませんが、小手先だけの景気対策ではなく、日本発の新しい産業創出こそが、これからの景気対策ということです。 とにかく、アメリカのやり方を痛烈に批判してまさに「正論」だから痛快です。 日本はアメリカの真似をやめるべきと思いました。 いつ会社が乗っ取られるかとか、いつクビになるかとか、賃金の多寡ですぐ社員がやめてしまったりとか、目先の成果主義で上司が部下の面倒を見ないとか、そんな不安な社会では、おちついて暮らせやしない・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[読書] カテゴリの最新記事
|