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テーマ:お勧めの一冊(464)
カテゴリ:読書
暑い日が続きますが元気を出していきましょう。終戦の日も過ぎました。
さてこれまでの戦争について分かりやすく評価し、これからの日本の方向性を示唆する本が出ています。 ↓ 「平和への決断」大川降法
<内容> 憲法9条では、もう日本の平和は守れない。日本危うし!北朝鮮の核保有も、中国の異常な軍備拡張も、「日本国憲法」は想定していなかった-。しかし、今回の大震災で明らかになったように、もはや「想定外」は許されない。この教訓を「防衛」の観点で生かすことができるか。 <収録> 第1部 日米安保と太平洋戦争の真実 (日米安保改定をめぐる「決断」 太平洋戦争の勝敗を分けたもの 国防と平和に関する対話(質疑応答)) 第2部 真の世界平和を目指して (国境を守る人々へ この国を守る責任 平和への決断) 日米安保改定によって今の日本の流れがあるわけですが、アメリカとの協調でいかに日本が守られていたかということが分かります。 沖縄の基地があることによって、いかにアジアのパワーバランスがとれていたのかということも理解できます。 もし沖縄から基地が移転してしまったら・・ 日本のみならず、台湾、韓国にとっても危機が訪れるのです。 中国と北朝鮮は水面下でつながっていて、たとえば世界最強のアメリカの国力が衰えたころに、覇権主義でもって周りの国に攻撃をしてくることもありうるのです。 もし台湾が中国にとられたら、そこを通る海上石油ルートも封鎖されてしまい、日本の危機が訪れるかもしれないのです。 この本を読むと、社会制度というものがいかに世の中を規定してしまうのか、ということが理解できます。 共産主義というものがユートピアのように言われていた時代もありましたが、共産主義のいきつく結果は中国、北朝鮮です。国民の多数が不幸になっていく思想なのです。これらの国々が暴力革命を是として拡大を始めたらどういうことになるでしょうか。 私たちが享受している自由というものがなくなってしまうのです。 ぜひ読んでいただきたい本です。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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