ごぼうがあんこにぶすり いやーね
< 昨日重たい上等の和菓子を頂いてかえった。 食卓の隅に置いたまま、何時食べるか 楽しみにしている。夜食べるのはよくないので あすのお楽しみにとっておいた。 そして今日、朝から食べる時をかんがえていた。 食べる時によってはその値打ちが違う。 食前はだめ。食後はもったいないと亡き母に 叱られる。間食は摂らないほうがいい。 いったいいつ食べればいいんだ? 何時食べてもいいのに、なにを悩んでいるのだ たかが菓子ひとつに馬鹿げているよ。 忙しい忙しいといいながら、案外 頭の中はからっぽなんだろう。 そして、食べようとして驚いた。 ごぼうがぶすっとあんこを貫いていた。 これ なに 無粋な趣向!