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カテゴリ:歌
先日、妻が「いつもお仕事お疲れさま」と「ウクレレウルトラマン」ってなCDをプレゼントしてくれた。
ウルトラを主体とする円谷作品13曲をウクレレで、という、一見よくある企画物なれど、これがなかなか侮れない。今、思いっきりハマってるところだ。 簡単に感想など紹介すると…。 原曲をそのまま生かした「ウルトラQのテーマ」と「ウルトラセブンの歌」(しかし、ウクレレでウルトラQってのもシュールだなぁ。とは言っても実際に聴くと違和感ない)、ハワイアンなまったりした空気がどこか初代ウルトラマンに似合う「ウルトラマンの歌」、あらためてオリジナル曲を再評価(後述)した「科特隊の歌」、マジにカッコイイ!イチ押しの「ULTRA SEVEN」、こりゃトトロのオープニングじゃん!のマーチ風(ってか、鼓笛隊だな)の「ウルトラ少年の歌」、ハワイアンにして沖縄風のアレンジが楽しい「帰ってきたウルトラマン」(終奏に「ウルトラマンの歌」のフレーズがちょっと入る)、本来のBGMに入れてもおかしくない(これもカッコイイ!)「MATのテーマ(ワンダバ)」、出だしは「NHKのど自慢」、しかし一転したジャズアレンジがAにはもったいないほどイカしたムードの「ウルトラマンA」、1コーラス目の哀愁漂う弾き語りと2コーラス目(特に後半)の盛り上がりがブラボー!!な「ウルトラマンタロウ」(これもタロウにはもったいない)、“ギャー”“オゥ!”“レッツゴー!”(さて、何の曲でしょう?)の合いの手が子門真人版アクマイザー3を髣髴とさせる「恐怖の町(怪奇大作戦)」(…この説明でピンとくる人を私はひとりしかしらない。が、実はこれもお奨め曲なのだ)、円谷キャラの中でもっともウクレレが似合うと思わせる、これも原曲のほんわかムードが生かされていい感じの「快獣ブースカ」、思わずこりゃベンチャーズだ!と叫んでしまった(叫ばなくてもいいのにね)ドライブ感が心地よい「陽気なブースカ」、…と、こんな感じだろうか(はい、一気読みお疲れさまでした) このCD、はっきり言ってアレンジの勝利だな。それぞれの曲の、料理の仕方が実にウマイ! あと、ウクレレってかっこいいもんだと再認識した。ウクレレ=ハワイアン(もしくは高木ブー)って図式から、ごく単純単調な楽器ってイメージがあったけど、このCDを聴いて一掃。時にチター、時にギター、時にマンドリン、時にバンジョーっぽくと、多彩な音色が魅力だね。ウクレレ様ごめんなさい、あなたを見直しました! 見直したといえば。 原曲のメロディ、これがやっぱり良いんだなぁ。改めて感じたり、認識変わったり。 特に「科特隊の歌」は再評価。オリジナルのマーチ曲を、どこかフランス映画(音楽)のごときアレンジに直して、しかし主旋律は残して、と、だから余計にそのメロディが浮き彫りになるんだけど、きれいなんだ実に(特に、♪どんなときでも どんな場所でも♪から、♪平和のために~♪へと移るこの流れがいい)。宮内国郎サン(作曲者)って、やっぱスゴイ。 「MATのテーマ」の、ワンダバのコーラスもさることながらメロディの勇壮さといったら もう、言葉を失うほど。「ULTRA SEVEN」も、たかだかフルコーラス聴いたって1分半程度の短さなのに、モダンさ、おしゃれな感じ(そしてもちろんかっこよさ)が濃縮され、「こりゃ子供の心を鷲掴みだ」と納得することしきり。 そんな、原曲の良さまで考えさせられるこの「ウクレレ ウルトラマン」、はっきりお奨め!機会があったらぜひ聴いてほしいと思うよ。 プレゼントしてくれた妻に、感謝! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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