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2007.08.01
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♪白いマットのジャングルに 今日も嵐が吹き荒れる
 ルール無用の悪党に 正義のパンチをぶちかませ
 ※ゆけゆけタイガー タイガーマスク※

 三本ロープのジャングルに 吼える野獣の無法者
 縞のガウンを翻し やつらの牙を折ってやれ
 ※~※

 草も木もないジャングルに 死を呼ぶワナが待っている
 フェアプレイで切り抜けて 男の根性見せてやれ
 ※~※♪

ふと思うのだが、漫画はともかくアニメの世界でこのタイガーマスク以外のプロレス物ってないんだよな。
ボクシングは複数。空手も複数あるってのになぁ。
「アニマル1」はアマレスであってプロレスじゃない。「プロレスの星アステカイザー」はありゃ特撮だ。あぁ、一部アニメのシーンもあったか。
あ、あえて言えば「キン肉マン」がそれっぽいか?まぁ、ある意味オマージュではあるな。
ふ~む、してみると、純然たるプロレスアニメってやはりタイガーマスク(+タイガーマスク二世)だけなんだよなぁ。
あれだけ本来なんでも有りな世界で、アニメにするにはもってこいの題材だと思うし、過去には何度もブームになっているハズなのに、不思議だ。「一二の三四郎」「プロレススター列伝」なんて、アニメでやってもおもしろいのにな。そういやタイガーの前企画とかでアニメ化のうわさがあった「ジャイアント台風」、なんでやらなかったんだろう…?

まぁ穿った見方をすれば、それだけアニメのタイガーマスクが他の追随を許さぬほどに完成された作品だったと言えるかも?
実際、辻なおき・絵の名作漫画も面白いが、それに放送当時の世相やオリジナルキャラを加えて膨らましにふくらませたアニメだったし、たとえプロレスの試合がまったく出てこないエピソード(ウルトラマンで言えば怪獣とのバトルがない回、みたいなもんだ)であっても夢中で観てたしなぁ。全105話の中に、ドラマのすべての要素が溶け込んでいる、と言っても過言じゃなかった。

タイガーマスクはもうひとりの仮面ライダーである、というのは私の持論。過去にこのテーマを取り上げたことがあるので詳しくは触れないが、かつて己の肉体改造を施した組織を抜け出しやがて正義の心に目覚めた若者が、守るものを背負って孤高の戦いに挑む姿が共通しているのだな。

さてそこで主題歌。
リングというジャングル。そのルール無用のバトルフィールドに正義のパンチをぶちかませ!って、まさにこれライダーワールド。“タイガー”を“ライダー”に、“縞のガウン”を“赤いマフラー”に置き換えればライダーの主題歌が見えてくる。作曲も菊池俊輔ゆえ、ウエスタン調の軽快さの中にしっかり哀愁が漂うし。
「トラだ!トラだ!おまえはトラになるのだ!タァ~~!!」テレビでイントロに合わせて入るこの短くも強烈な語りは、劇中にこそ登場しないものの、変身ポーズをキメる際のかけ声「ライダァ~、変身!」だな。
って、あぁ結局またタイガー=ライダー論を語ってしまったな。まぁ、ついでに言えば花道から一気に駆けてコーナーポストに跳び乗る一連のシークエンスは、サイクロンで今まさに戦いの地へ駆けつける異形の戦士ってか…。

ところでタイガーマスクといえば、漫画やアニメのみならず実在するレスラー。今でも四代目タイガーがリングに上がっているが、初代タイガーマスクの登場は衝撃だった。昭和50年代のプロレス人気に間違いなく一役買っていたな。その正体は佐山サトル。
で、その彼を、今大御所と呼ばれているレスラーたちを、あのアントニオ猪木を育てたプロレスの神様、カールゴッチさんが死去された。
ったく!彼なかりせば日本のプロレスがどうなっていたかを思うとき、その報道の軽さにムカつくイラつく腹立たしいのであるが(各団体を率いている彼の教え子レスラーたちよ、今こそストロングスタイルを思い出せ!)ともあれ最大級の感謝を捧げ、心から合掌…。

追記:などと書いていたら今、阿久悠さん死去のニュースが飛び込んできた。おいおいマジかよ!!
日本の“歌”を語る時に絶対欠かせない人物。我が列伝でも何度となくその名を挙げ、事あるごとに彼の紡ぎだす詞のすばらしさを指摘してきただけに、こちらもショッキングなニュース…。
あぁ、時の流れは冷静にして冷酷。こう立て続けに訃報を聞くと、なんとも居たたまれない気持ちでいっぱいだ。
阿久悠さんにも最大級の感謝を、そして、合掌…。





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Last updated  2007.08.01 21:07:19
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