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カテゴリ:特撮
大葉健二が父親役で(往年の特撮ファンには赴き深いものがあるな)から再び観はじめた「激獣戦隊ゲキレンジャー」。なんだい、今どきの特撮にしちゃ熱いじゃん!なんて軽い興奮を覚えながら(あいかわらずゾワゾワワキワキうるさいんだが)、ここ静岡ではあと2週でクライマックスを迎えるに至った。
そこで懐かしい展開。悪の組織のボスとその側近、と思われていた(すごく単純に括ってしまったが、まぁ良しとしよう)リオ様とメレちゃん(←けっこう好み)が、ゲキレンジャーの仲間入りを果たし本当の悪のボス、ロンと戦う…。 いいねぇ~。こんな展開は大好きだ。 それまで敵対していたキャラ、あるいはライバルが主人公側に付き、ラスボスや大きな目標に向かって力を合わせるっての、王道中の王道だよなぁ。 しかもそのライバルが強ければ強いほど、味方にまわったときのカタルシスはまさに比類ないものとなっていく。ま、逆に言えば力無き者が味方についても解説者の立ち位置にまわってしまうのがオチ、とも言える(例・ヤムチャ)。 私が最初にこのカタルシスと出くわしたのはアニメ「国松さまのお通りだい」のワンエピソードだった。それまで様々なスポーツで競い合い戦い合ってきたライバルたちが、サッカーの試合に向け石田国松(主人公ね)と同じチームに入り練習を重ねる…ってなシーン。うぉ~!あいつもこいつも国松くんと同じボールを追いかけている!スッゲー興奮した! 考えてみりゃスポーツ物にこの手のパターンって案外あるもんだ。「柔道一直線」しかり、「キャプテン翼」しかり、玉井慎吾はヘンなヤツ…の「赤き血のイレブン」しかり。 「はじめの一歩」での、かつて拳を交えた相手とスパーリング、なんてシーンもこれに通じるものがある。そうだ!プロ野球のオールスター戦がまさにこれじゃん!(今さら気付くなよ~) が、しかし、最高に燃えるのはやはりヒーロー物におけるこのパターンだ。アニメ・特撮・漫画作品で思いつくまま挙げてみよう。 ・悟空-べジータ ・悟空-ピッコロさん(べジータが出る前まで) ・流全次郎-神竜剛次(男組) ・メタルダー-トップガンダー ・古代進-デスラー総統(ただし!「さらば宇宙戦艦ヤマト」のみ) ・ライオン丸-タイガージョー(←近々ブログに推参!) ・ガメラ-自衛隊(ガメラ2レギオン襲来) ・仮面ライダーアマゾン-モグラ獣人(決して強くはなかったモグラだが、味のあるヤツだった) ・仮面ライダーV3-ライダーマン(決して強くはなかったライダーマンだが…以下略) ・ルパン三世-五右衛門(初期の頃ね) ・魔女っ子メグちゃん-ノンちゃん ・のび太-ジャイアン(映画版に限る) ・剛健一-プリンスハイネル(ボルテスV。今際の際にいい演技するんだハイネルが…) …例によってキリがないからこの辺で。 あ、週刊少年ジャンプの漫画にはこの手のパターンが目白押しだな。星闘士星矢、北斗の拳、キン肉マン、男塾に幽遊白書に変化球でシティハンターに…etc、etc。 中でも特筆すべきはこの2作品。「ダイの大冒険」と「るろうに剣心」だ! (このテーマ、長くなりそうなので次回に続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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