クイズ、グラン~プリ!
今、テレビはクイズ番組ブームなんだろうか?毎日どこかのチャンネルで、必ずと言っていいほど、クイズ、クイズ、クイズ。曜日によっては日に3本ものクイズ番組が放送されてる。なんだかな~。そりゃ、ニュースやドラマと違って視聴者も擬似参加できる分(「みなさんも一緒にお考えください」ってね)、建設的なのかもしれないけど。しかし、こうも多いとちょっと辟易だ。回答者として出演する芸能人もあまり変わり映えしないし。ま、そのおかげでいろんな雑学を知ったり学生時代に勉強したことを思い出したりできるから、悪いことばかりじゃないとは言えるのかも。でもなぁ…。さて、クイズ番組といえば。その昔、ゴールデンタイムのど真ん中に15分だけ放送されていたクイズ番組があった。しかも、月曜から金曜まで週5回も。その名は「クイズグランプリ」!この「クイズグランプリ」、ただ普通に読んではいけない。司会の小泉博のごとく、「クイズ、(ここで少しタメ)グラン~~プリ!」と、明朗に歯切れよく読もう!今ではめずらしい15分番組のせいか、システムはきわめてシンプルだ。司会、アシスタント(←よく替わってた)1名ずつ、回答者は4~5人(正確な人数を忘れてしまった)。それと、ジャンル(芸能音楽・文学歴史・ノンセクションなど数種類)ごと、縦に10,20,30,40,50と書かれたカードがはめられた大きなボード。セットはこれだけ。ルールは、初めに司会者がボード左上のジャンルの10のカードを引く(それぞれのカードに書かれている数字がそのまま獲得ポイントになる)と、その後ろに問題が書かれており、早押し形式で回答していく。正解者は好きなジャンルのカードを引くことができるが、ポイントを飛び越して選ぶことはできない。そして、番組の最後までに一番多くポイント数を獲得した人が優勝!となる。(番組中、最後の1枚までカードが引かれることはなかった。さすが15分番組のアバウトさ!)ここで小泉博の名口上を借りれば「賞金は10点につき千円ずつ(もらえる)。どこかにチャンスカードが2枚隠されています」そう、チャンスカード。この番組のキモだ。ポイントカードの後ろに隠されているため、どこに入っているか回答者には分からない(とは言え、たいていどれかのジャンルの30~50の所にあることが多かった)が、運よくそれを引いた人は獲得ポイントが選んだカードの2倍もらえる(しかもその問題だけは、回答権が引いた人だけに与えられる)という、まさにお得な“チャンス”カードなのだ。…ふう、15分番組のことなのに、ここまで書くのに30分もかかってしまった。それはともかく、もう一度この「クイズグランプリ」見てみたい(一度でいい)。なんたって15分。せわしない進行だったんだろうな。シンプルすぎて、この番組に特別な思い出ってのはないけれど、司会者・小泉博の流暢な口調とチャンスカードが出たときのチャイムの音色はyあっぱり耳に残ってる。「芸能音楽の10」「文学歴史の30」このフレーズも、しっかり心に刻まれている。よほど集中して見ていたのか?私(いや、毎日見ていたからだ!)当然というかなんというか、はるか昔に番組は終了してしまったが、この「クイズグランプリ」のシンプルさは、今の「パネルアタック25」に受け継がれていると思うがいかがだろうか?さて、最後にクイズです。「クイズグランプリ」を含め、70年代クイズ番組に関する問題。Q1 「クイズグランプリ」の“グランプリ”という言葉は、番組上どんな意味があったでしょう?Q2 「クイズグランプリ」とともに70年代を代表するクイズ番組「ベルトクイズQ&Q」のクイズシステムは?Q3 あの大野しげひさが司会を務め、当時の新幹線到着駅をパネルに(新幹線を題材に)した、優勝すると副賞として「少年キキング1年分」がもらえたクイズ番組のタイトルは?正解は…誰か教えてくれ~!あ、おまけにもうひとつ問題。今回のブログに“クイズ”という言葉は何回使われているでしょう?(商品は無いよ)