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子供の時からいつも言っていた。父の言葉、熊は死んでいる者は襲わない。 フィリッピンで米兵に囲まれた父は自爆しょうと思った。これまでだ。栓をひこうと思った瞬間、となりにいたヤクザ風の友兵が、死ぬ勇気があればできないことはない。俺に命を預けろ。 そのときに、ふと思い出したのは、小学生の頃先生に教わったこと「熊は死んだものは襲わない。」 二人とも死んだふりをした。数百名の米兵が機関銃を持ちながら、数メートルの近くを行進していく。 この掛け軸は「小学校の先生の話を聞いていたおかげで、九死に一生を得たとある。父73才の書である。」現在の私も73才、何か感じるものがある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.12.02 11:18:54
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