最後は板橋文夫ジャズオーケストラ
横浜ジャズプロムナード2007とうとう最後のステージを迎えるのであった。関内ホールは大ホールへ開演時間の19:20時間どおり始まっていました。というのも赤レンガでの行列がそもそもなのでした。大ホールは一睡の余地も無く、一階最終列右側から10番目くらいの席に、何とか座れたのがやっとでした。すでにピアノがガン・ガン、ベースがビュン・ビュン、サックスもホーンもフルトーンで唸っています。ドラムとパーカッションはアフリカン・リズムを叩き出してる、その上をヴァイオリンが泳いでいるのです。奏ってる曲は板橋文夫オリジナルでタイトルは□△○◇×といいます、メンバー全員がソロを取ると同時に「□△○◇×(ニタリガニと聞こえるのですが?)」と叫ぶのです、すでにハイテンションなのだが、曲の途中からではやはり乗り遅れでした。(^^♪2曲目にゲストでカルメン・マキ(vo)が登場です。“時には母のない子のように・マキ”イメージに異して、とても綺麗なかん高いヴォイシングのスキャットフィーチャーしたワールドミュージック風な曲で、私にはなんかもうな空回りしてる感じでした。演奏曲が一曲一曲長いから大体4曲で終わってしまうのです。が、最後はご多分に漏れず、やはりジャズプロム最終日の最後ですから大きな手拍子が起こっては、アンコールになだれ込みます板橋さんあらん限りの力を振り絞ったピアノが泣けてきます!!(やはりこれでなくちゃ!これで満足です!)この日のオーケストラ演奏に新たな変化が見れなかった(今までで一番最悪)今年はなんかつまらなかったんです。でも板橋ピアノだけは、いつ聴いても泣けるのでした。板橋文夫オーケストラ板橋文夫(いたばしふみお)(p)大好きなピアニストです。大田恵資(おおたけいすけ)(vln)変幻自在の弓使いで幻想的なヴァイオリンです。カルメン・マキ(vo)言わずと知れた。“時には母のない子のように”片山広明(かたやまひろあき)(ts)いいんだあなこの人も。林 榮一(はやしえいいち)(sa)そしてこの人も、板橋・林デュオもいいのです。吉田隆一(よしだりゅういち)(bs)初対面です。福村 博(ふくむらひろし)(tb)懐かしい以前は、ネイティブ・サンやナベサダさんのところで吹いてた。ウォームな柔らかい音のボントロなイメージの人でした。村井祐児(むらいゆうじ)(cl)やはり初対面です。井野信義(いののぶよし)(b)この方もまた、いいんだ体型から来るサウンドがそのまま重く音がブン!ブン!なのです。田村夏樹(たむらなつき)(tp)この方は、いわゆるフリーですかね?突き刺さるハイトーンがあれば、ブリブリ感も出しますって感じ!小山彰太(こやましょうた)(ds)山下トリオ時代からのファンです。当時より自由自在のスティックさばきで過激なドラミングで、それは今も常に変貌しているかと思う。翁長巳酉(おながみどり)(per)女性パーカニスト民俗音楽的なニュアンスを振りまいてくれました。堀越千秋(ほりこしちあき)(絵)曲にあわせてステージ背面に、大きいな筆でイメージ画を描きつづけていました。彼女が一番のお疲れか?ホールを出て夜のしじまを二人歩いて、馬車道通りで思い出したこと、「今日お昼食べてないね」と私が連れに、連れも「うん、よく食べないでいられたねえ」と私に。彼女は小食な人なので、朝食バイキングでの食いだめと日中のドリンクやガム、キャンディでお腹も持つのでした。というkey-sanは腹ヘリコプター状態だということが今頃、気づいたのでした!「ねえ、何喰う、ラーメンは?蕎麦もいいなあ」といいながら足取りはホテルへ直行の歩みでした。馬車道駅に潜り込み、MM線でMM駅まで一気でした。駅からホテルまでの間にクイーンズスクエア街で中華、カレー、どんぶり物、ステーキジュウジュウのなかから選んだのは「お蕎麦屋さん」やっぱり。歳から言っても蕎麦なんですかね?「5枚重ね蕎麦」「天ぷら蕎麦」を注文するも、おばさんが注文を確かめにまたしてもやって来る。ここはシルバーな女性が殆どでした。店舗名からさぞかし美味いだろうと予測したが、見事に裏切られてきました。蕎麦湯も来なかったし、まったくなってないぞ!プン!プン!蕎麦屋を出てからはホテルへ直行、部屋入ってからは直ぐにバスタブへ、疲れた(何故か?)身体をゆっくり浸かるのでした。直ぐといっても当然服は脱ぎます、そしてお湯も張ります。気分すっきりでベッドに横たわり、うとうととしてるところに息子が現れる。昨日から泊まりに来ています。アパートまで電車30分かかるそうで、2日といえども店から歩いて10分は魅力的だそうな。(それだけ眠れる)まあ4ヶ月ぶりの再会でやってきては母親と色々話すのでした。三日目の朝は三人で豪華に朝食といっても、バイキング(一人追加したらなんと3,003円まあ豪華です)三人して各自色んな種類(和洋折衷)をテーブル一杯に広げては普段よりゆっくりとした時間の流れです。息子が時計見て(8:30になろうとしている)「ご馳走様(なんて言ったこと、今まで無いじゃないか)じゃあ、お昼に待ってるから」と席を立って歩き出した後姿は、何故か私の目には切なくく映るのでした。もう一杯の珈琲を飲み干し、部屋に戻って帰り支度、10:00にはチェック・アウトを済ませ、一路ランドマーク・プラザへ向かうのでありました!!午前中はオープン真近かのウインドウ・ショッピングと連れのお土産買いでしたが、去年立ち寄ったお店がなかなか見つからないのです。ゆっくり歩いて回っているうちに発見、早速品定めに入った連れさんを横目に私は、観光客ウォッチング?モードでいましたら、これは本当に見た話しです!作り話じゃないからね。「始めは私服の女性の店員さんかな?いや、ここのオーナーか?店内をぐるぐる回っている女性がいました。それが買うでもなく、何するでもなくではなくて、品物を綺麗に整理整頓しています、客が品物を手にしてそれを戻した時に乱れたものを辺りを気にしながら(まさか万引きか?)です。そして綺麗に並べては、チョッと身体を引いてその棚全体を見渡すのです。(バランスよく並んでいるかと見てるんでしょうね)店内を次から次とキチンと並べているのです。とここまでだったら普通の店員やオーナーなら当然のことなのですが、なんとその女性とは数時間後にバッタリ出会っては彼女は旅行鞄を持っていて、MM線駅構内をいそいそと歩いているのです。当然相手女性は私のことなんか知る由も無い。あの人は一体何者?あれが趣味なのか?不思議な女性と遭遇したのでした。お顔は日本人離れしたインド風美人でした。」12:30に弟と待ち合わせ迷わず合流し「しばらく、みんな元気?」「そちらは、母さんは」とあいさつを三人で息子が勤めてる店へ向かった。手土産はその場で連れが用意した饅頭をもって店に入るや否やウエイトレスさんが「何名様ですか?ちょっとお待ち・・・」のところで、息子が出てきて予約席へです。店員さんは6人と勘違いした連れは、即座に店を出て追加の饅頭を買ってきて、合わせて「これお土産です、皆さんでどうぞ」と涼しい顔で手渡していました。飲み物はウーロン茶でよかったのだが、「遠慮しないでと店長が言ってるから」と息子が勧めるので、「じゃあと、なんとか(半透明な)ビールと杏子酒ソーダを」と注文を、料理は特別メニューだそうで、5品(何のことは無い、昼は出さないというだけです)にライスとスープ(だけお代わり自由)を店長のお計らいで美味しく頂いた。“麻婆豆腐は山椒の風味と辛さがなんともいえません。私のお勧めです!”四品目に「エビチリがまだあるから」と言われたが、三人ともお腹は限界に達していた。「悪いけど持ち帰りにして、タロウ(トモヒロの従弟)にお土産にするから」と無理やりテイク・アウト(店長には申し訳なかったが)させたのでした。店の名前は“麻婆豆腐店みなとみらい店”といってランドマークプラザ1Fのレストラン街の麻婆豆腐専門店。(もし機会があったら是非御賞味ください。)この後息子も11月からは、また東京北千住の店“赤坂四川飯店CHEN'S DINING”に戻るらしいです。(丸井デパートレストラン街9Fこちらも機会がありましたらお立ち寄り下さい。)今回は横浜への新規出店オープンに、二ヶ月間手伝い(ホール研修)で入ったのでした。我が息子の接客している姿を見て“あのトモヒロが”と感慨深かったのは事実で、また、後輩が(でもパート、アルバイトさんたちのようです)「先輩には(息子に)、お世話なってます」とか、ネパールからの留学生アルバイトさんからは「(息子に)とてもよくしてもらって、助かっています。」等とわざわざ席まで、あいさつに来て頂いたのが今回の旅の一番の喜びでした。店長皆さんへお礼のあいさつを済ませ、後は弟とも別れ家路にです。東京発15:56の新幹線は何故かうーんと早いのに、仙台から石巻までの電車は新幹線より乗車時間は約半分なのだが、何故かうーんと遅いのでした。(車中内の出来事は想像してください)着いて直ぐに、駅前のデパートへ入って、連れのチョイスは店長へは地酒を、店の方々には笹かまを選んで、発送依頼して一安心!そして家に到着は19:45で3日間のkey-sanジャズ・プロム横浜ヨジャレ旅無事帰宅でおしまいの巻!!