Choral am Ende der Reise ～旅の終わりの音楽～

出版社をうけにいってたけど、おっこちる。
正直ホッとする。
はじめてだ、こんなの。

出版社っというので行ってみたら、
マンションの一室がオフィス。
待合室には

悪い霊能者を見分ける方法

という本と、何か石がうやうやしくおいてあるんですけど・・・

うかったらどうしよううかったらどうしようと思いながら
待ってると、ドアがあいて、社長登場。

やせて、金髪の５０歳くらいの人。

「視野がひろくないとね」
とか言っているので、
「私がいたこの会社、消費者金融だったんですよ」
と、ためしにいってみると、
「消費者金融という悪の団体からぬけられてよかったわね！」
とまで。
すごいなあ。なんだかよくわかんないけど、すごいなあ。
悪なんだ。あれ。
「消費者金融からお金をかりて、裁判おこしたことあるの」
と。
（消費者金融からお金をかりたって社長が告白していいのだろうか）
とか思っていたら、残念、の通知が昨日とどいた、正直ほっとした。
とてもじゃないけど、

悪徳霊能者にだまされない本

とか

しいたけ菌の驚異

の編集したり、営業する自信はなかった。

それにしても、霊だの宿命だのハッキリ語る人のうさんくささって
いったいなんなんだろう。
言葉が内容をぶちこわしちゃうのかな。

だって、イチローとかって
なんにも霊だの神だのなにもいってないのに、
そのことばひとつひとつがすごい勇気づけられるというか。

べつに霊だの宿命だのなんだかんだ言わなくても
説明しなくても、わからなくても、ほんとうには
いいような気がするんだなあ。
と思う。ふつうにしてればいいような気がする。