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Choral am Ende der Reise ~旅の終わりの音楽~

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2007.06.20
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カテゴリ:文学の話
ただで配布している文庫本、ゲドを読む。

を手に入れる。

そして、清水真砂子さんが、

わたしがミヒャエルエンデの作品をいまひとつ
夢中になれないのは、彼が
支配者になって作品を全部コントロールしているからです。
(ゲドを読む。 糸井重里 発行ブエナビスタホーム
エンターテイメント)

と言っていたので、わりとがくっとした。


そうかなあ~。


エンデのエッセイをずっと読んでいると、
彼が作品を支配するというスタンスで作品をつくっている
ニュアンスがどうもないように感じられたので。

もっと、右脳的に、もっと降りてくる感じのところで
作品を練っているように思うんだけど。

エンデはわりと弁証的に、ベートーベンのように、
村上春樹的に、物語をつくっているタイプではないかなあ。

と思っている。


そして、彼の作品は圧倒的に力強いのだけれども、
それがどうも「支配している」と感じる原因のひとつではないかなあ。

と思う。

まあとにかく、彼は、ものがたりの作用を
ものすごく知り抜いている上であえて
語りたいことを語らずに語ることのできる作家のひとり

ではないでしょうか。


あ~~

というか、


映画のゲド戦記、おそろしくて見れずにいます。

そして、思ったこと、それは、

河合隼雄さんは、ゲド戦記のテルーがでてくる5巻に
間に合ってたんだ。

である。







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Last updated  2007.06.20 22:48:04
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