Choral am Ende der Reise ～旅の終わりの音楽～

ついに見た！！


週末のパーティで弾くので映画を
見ておこうと思いつつ、

「あ、今日ツタヤで借りてくるの忘れてた」

と夕飯後チェロを弾きながら思っていたのだけど、
９時になって音だしをやめて
居間にいってみたら、
父がニューシネマパラダイスを見ていた。


たまたま今日テレビで放映されていた。



ぐうぜ～ん



っという感じだ。


で、感想。


前半が一番いいかも（完全版を見たからかなあ、
完全版よりもとのがいいのかもしれない）。


イタリア人はちょっと頭を冷やして恋愛をしたら
いいかもしれない。
あんな激しい恋愛はしたことないかも。
いや、あるか？、、もしれない・・


トトさん、ちょっと後ろを向きすぎ・・
と思いつつ、初恋の人があの人と
ケッコンしてたら、そりゃ、
「そりゃ、ないだろ」と思うな、と思うのである。


そして、アルフレードさんの
いきなはからいは「さすが」と思ってしまった。
名作と思った。


しかし、トトさんがあんなにずっと初恋を
ひきずっているとは思えない。

あんなに初恋を引きずっている人が、
名作をばんばん出せるとは思えない、
ああいう大きい才能のある人は、
たくさん恋をしてたくさん大恋愛をして
たくさんの忘れられない恋愛をしてるんじゃないかな～
と思ったりする。



駆け落ちというか一家で夜逃げをして
故郷を捨てたといううちの父はさすがに、
「アルフレードのいうとおり」
という顔をしてうなずいていた。

「みんな亡霊だよね」て。


美しく語られる昔の思い出、
いつでも過去は甘く味付けされていて、
うしろをむいては懐かしんで、
みんな幽霊だな、って思う。

それが幽霊なんだ、と。