カテゴリ:文学の話
ル=グウィンが、自分の中絶経験をさらりと
人前で発表した事実を知ってかなりびっくりする。 ・大学生のときに、妊娠して、親に打ち明けて、 当時法律違反だったので、こっそりやってくれる人を 家族でさがして泣きながら大金かけて中絶した。 ・もし中絶していなかったら、 その後生まれた3人の子供はいなかったし、 今の作家としての自分はいなかった。 ・中絶ダメというのは男子の法律だし、 そんなこといってたら女性の権利がまるっきりないじゃないか。 ということをさらりとしかも70年とかに言うのがほんとうにすごい。 私がおんなじ経験をしても絶対にいえなかっただろう。 いろいろ意見はあると思うけど、 ひとりの人間がくだした選択や結果について 第三者やまわりがあれこれ言って 罪悪感をもたせる必要というのは まるっきりないのではないかと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.07.14 02:11:44
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