わたし、祖父、姉
やはり口が開いている………。昨日はテレビでやっていた「ラピュタ」を観た。むう…。何十回でもみているので台詞を暗記していた。ムスカさんの悪党っぷりってすばらしい、とか、海賊たちとは一日しかいなかったのにあんなに仲良しになってすごい(ほんとはもっと長くいたのかも)、とか、親方と親方の奥様はまさにタリアのお姉さんが言及していた「信頼関係」だな、とか。旦那が殴られても顔色ひとつかえず、フライパン片手に破れたシャツについてつっこむのだった。いいなあ。20年まえくらいにテレビで放映していたのを録画したのを我が家ではだいじにだいじに観ていたので、CMにはいるタイミングがその当時の放映時とちがったりとかラピュタがくずれるときに入っていたニュース速報がないと落ち着かない。父も、酔っ払って帰った夜はラピュタかナウシカをいつでもみていたので、「このタイミングでCMがはいるんだよね」と言ったりする。ちなみにそのラピュタが崩れるときに入っていたニュース速報は、誘拐されていた6歳くらいの男の子が見つかり犯人がつかまった、というもの。ラピュタがくずれるのをしみじみ観ながら、父と「あの男の子何してるかな」などと言い合った。レコードをものすごく大事に聞いている人が生演奏を聞いて「この3楽章のチェロの出だしでクラッチがはいるのになあ」と思うのに似ているのかもしれない。