坂本竜馬とかいろいろ
幕末ものをさいきんよみあさっているが、ついでに、「お~い竜馬」を読んでみる。ああ面白い。面白すぎる。「差別はいかん」という発想がふつうにしみわたって、日本がこんな平和になって、ものすご~く便利な国で、みんなが銃や刀をもちあるいてなくて、自由にいろいろな国にいけたりする、っていう時代にこぎつけるまでほ~~んとたくさんの人が死んできたんだな~とつくづく思った。ほんと、こりゃありがたいことなんだな~ってつくづく思った。それから、ひとの一生はほんとおわってみるまでわからんちゅうこともわかった。あと、英雄色を好むっというのもよくわかった。出世する人で、エッチキライな人はおらんということもわかった。もちろん、エッチ好きで出世しない人もいると思うけど。しかし、武士はさくさく自害するので、ほんとサムライはおそるべしと思った。めんつとかほんとにそんなことで怒ったり、あげくのはてにおなかを切っちゃうなんてこんなばかばかしいことはない、と思う。私はやっぱりめんつとかつぶれてもいいし、笑われてもいいし、でもつかめるものはつかみたいというタイプだ。肉を切らせて骨を断つじゃないけど、まあそういう感じのことを思っている。あと、じぇんじぇん関係ないけど、王子にある旧軍事施設がものすごく美しい建物なのでドギモを抜かれた。軍事施設をあんなきれいにつくれる民族が、いったいどうして今の町並みでがまんしてるんじゃ。日本橋がいい例ではないか。っと思った。今もいいけど、昔のすばらしいところはすばらしいなあ。ようするに、つまんないものは時の洗礼?洗練?に耐えられないので、残んないというだけの話だと思うので、回顧主義(昔はあんなによかった・・と言うアレです)ではないのだけど。太平洋戦争のあいだになにが起こったのだろう。戦後でできた建物で美しい建物って何かあるかなあ。東京タワー?でもそれはともかく、今の日本ってほんっとにめぐまれているし、それはいろ~~~んな人の命で支えられてきたことなんだな~~~~~と。なんかつくづく思った。