勧進帳!
テレビで、ガルニエで勧進帳をやってきた市川親子のドキュメンタリーを見た。母が市川親子大好きなので、つられてみたけど、けっこうおもしろい。市川親子が大好きというのだから歌舞伎も好きなのかな、と思いつつ、実際に1時間も(それでもカットされた)勧進帳を見ていると、まいっていた。「なんていってるかわかんない」「フランス語?でも、申す~とかいってるね」とかいいながら。でも、おもしろかった。なんとなくおもしろかった。ちょっとずついろいろ勉強してカット版を見たりして、慣れたりしたらおもしろいかも。この気持ち、そういえば、自分がクラシック音楽に慣れていった過程ににているなあ。たくさんレコードを聴いたり楽譜とむきあったりして仲良くなっていった、クラシック音楽とは。それとはべつに、ぼくと(ジョージ)原題は(George)、読み終わった。面白いなあ。ほんとうにすばらしいなあ。アメリカによくいるであろう、いわゆる善意の人(自分の善意をばっこり←ヘンな擬音、信じている人、でも何かが抜け落ちてる人)の描写がとてつもなくうまい。