日本っていいね
これ、同じような気候のところはみんなそうかもしれないけど、日本の季節の移り変わるときくらい好きなときはないですね。
生きててよかったー、今年も無事にこの季節を迎えたなぁ。と思う。
その季節真っ只中のときはそんなにそんなことは実感しないんだなぁ。
季節が移り変わるときだけだ。
ところで、誰でもぬけてるところがあるけど、そのぬけてる理由は人それぞれというかそのぬけてるところに名前をつけられるものだ。たとえばまきこのぬけてるところはずっこけと呼べるものだ。
誰も知らないが、私の上司のワタナベさんはいつでもぬけてるが、それはホガラカすぎるだけなんだなぁ。としみじみ思った。
ぬけてる評判で名高いイタリア人が、とっても陽気なように、ワタナベさんはいつでもホガラカなのだ。
どういうふうにぬけてるかというと、仕事を私に教えてる途中でふいっといなくなってミーティングに入っていた。放置プレイ!!
いや、ぬけてない人はミーティング入るから…とか一言いってくだろ。ちょっとうけた。
なんというか、家事をしていて、食器を洗うときに、あ、洗剤きれちゃった、といって洗剤をさがしてるうちに、あ、風呂わかさないと、と風呂をみにいったら、あ、床きたないなぁ、といって掃除機をだしたら、あ、袋がもういっぱい…というふうにやりかけやりかけでどんどんホガラカに前進するタイプだ。
文句がまわりから出ることもあるが、気にならないタイプなのだ。ホガラカだから。
こだわらないすばらしいすてきな人です。
あと、私と彼は、
私が膨大な数の書類…たとえば、クラシックの楽譜をモーツァルトだとかを整理してるとたとえてみる。で、彼がヒンデミットの画家マティスのスコアを探しているときにちょうど私がそれをいじくっている…
みたいな間柄である。
なんというか、私と彼の仕事は全然ちがうことをしてるのに、いっぱいあるなかからそれをもってる、ってことがわりとつづいたのだ。すごくないですか。
でもそれだけの仲。
ホガラカだから、スゴイねー!といってスグに忘れてしまうのだ。
どうです、ワタナベさん、すてきな人でしょ。