Choral am Ende der Reise ～旅の終わりの音楽～

[クラシック音楽] カテゴリの記事

全37件 (37件中 1-37件目)

1

• 良い演奏のひみつ

  良い演奏のひみつ、もうそれは、「今・この瞬間」にいること、それだけだな、と思った。長いことずーっとずーーっと考えてきたけど、亡くなったばかりのマイコーのパフォーマンスをyoutubeとかで見て、やっとわかった。ほんとにああいうふうに何も考えずに「今・この瞬間」にバッチリいられる人はおらん、と思った。普通、どうしても「いつもやってる感」とか「やり飽きた感」とか「なれてしまった感じ」とか「違うこと考えてたり」とか「次のソロ緊張する」とか出てしまって、それは厳密に客に伝わるものだ。で、普通の人というのは、ものすごい集中力をつけて、「今・この瞬間」にいることができる。でも、マイコーというひとは、もう単に人前に出た瞬間にすっとスイッチをぱちりと入れるみたいに、「今・この瞬間」にたつことができた人だったんだな、ほんと、「キングオブポップ」というか、「king of いま」とか「king of ナニカ」という感じがする。

  2009.07.03

• 器用貧乏とこつこつ努力型

  うちの父はカンレキすぎてからオーボエをはじめて、毎日毎日ホントに吹いてる。部活でクラシックをやってみるとよくわかるんだけど、だいたい二種類の人がいる。さらっと器用になんでもできる人。もしくは、ぜんぜんさらっとできないけど、こつこつ練習して、前者の器用貧乏をいつのまにか超えてものすごくうまくなるたちの人。うちの父はどうみても後者で、ものすごく不器用そうに毎日毎日コツコツ吹いてる。「ほんと、不器用な人だよねえ、器用だったらよかったのに」と母がさらりといったので、（なんだ、うるさがってるわりにけっこうちゃんと聞いてるんじゃん）とちょっとびっくりした。よく聞かないとそういうことはわからない。「いや、不器用のほうが長い目でみたら伸びるじゃん」といったら、「いや、もういい年なんだから器用貧乏でも器用なほうがいいじゃん、長い目でみてる暇はなし」とさらりといったので、超爆笑した。なんでうちの母ってこう、さらりと確信をつくんだろう。Ｏ型の人ってさらりとほんとうのことしか言わないという感じがする。ほかの血液型の人はＯ型ほどさらりと言えないという感じがする。自分を含む。Ｏ型はほんとうのことしかいえないという気がする。ほんとうのこと以外のことを言う、という器用なことがそれこそできないという感じの。Ｏ型の人と長く付き合ったことがあったが、本当に良く考えると、彼は思ってることしか言わなかったな～と思う。なんか、大きくみせるためのうそとか見栄とかそういう器用なことを一切しなかった（できなかった）という感じ。

  2009.07.03

• アラカンの進歩

  父は１年前にオーボエを始めて以来毎晩毎晩オーボエを吹いて（うるさい）、毎週レッスンに行っている。父、すごいな～。で、今日ご飯を食べた後、父に一緒に音階とかリズムを教えた。「教える」とかいって私、エラソウだな。彼のすごいところは、楽譜を毎日会社に持っていって通勤途中に、昼休みに譜面を見るんだって！最初ものすごいチャルメラだったのに、いまや「わりとチャルメラ」だよ！すごいね、父。ト音記号も私より読める。父の今度の発表会にはお友達をつれて見に行こうと思うよ。といったら、「ヤメテ」といっておった。気持ちは非常によくわかる。父は昭和２１年生まれ、すなわち６３歳、アラカン（アラウンド還暦）。アラカンすごいな、毎日進歩してる。私もがんばろう。

  2009.06.23

• mutaitis mutandis

  今日は、御茶ノ水に行って弓の毛がえをした。ついでにミュートがないのでミュートのお買い上げ。１９００円もするゴムのは高いので、２００円の木製のミュートを買ってみた。よし。金属製のもあるけど、これ、演奏会中に、落としたら、ミュート場面で、カッツーーーーーンってうるさいよねえ。どうしてんのか。とおもってよーく調べてみると、練習用と演奏用があるのね。練習用をお買い上げになったもよう。まあいっか。弱音器がないときまずい。弱音器つけてねマークが演奏中にでてきて、何もリアクションをとっていないと、「あのうー、弱音器つけるんですよお。」という感じでプルメ（完全にＩＣＵ用語だなあ。プルトメイト→プルメ。）の人が、弦の下のほうをながめてきて、「ああ、この人弱音器もってないのね。」みたいな暗黙の了解が流れる。きまずい。あ～それにしてもモルダウ、モルダウ、モルダウが面倒くさいんです。フィンランディアなみに。すいません。あの音楽、Ａ→Ｂ→Ａの展開をしてると思うんだけど、Ｂが終わってＡにもどったときに、終わるまでが超長い。わが祖国って、Mein Vaterlandなのね。マイ・父国。スペルちがったらすいません。自分の国のことを、母国っていう国って日本語のほかになにがあるのかしら。英語で母国語は「お母さんの舌」だし。でも、話はもどるけど、展開部のＢが超大好き。あれのためだけにモルダウがんばれる。だからＡが長いとくそっと思うのね。

  2009.06.08

• ハイドンを仙台で

  そういえば、仙台。行ってきたんですが。仙台駅の中でクラシックのコンサートがありました。ハイドンのチェロコンチェルトを聴いたんだけど、すっごくよかった。「いままで行ってよかった演奏会ベスト３」にはいる。「チェロ、なんで弾いてるのかよくわかんないけど。でも、弾いていてほんとよかったな」と、そのハイドンを聴いて思えた。音楽の邂逅、音のつながりとか。そしてニューヨークもワークショップもふっとばして仙台にいってよかったな、って本当に思った。

  2009.05.07

• ビコーズ・オブ・編曲なのか？

  今日は父のオーボエの先生の演奏会へ。プロとアマチュアの人の違いを垣間見た！！というか。アマチュアの人の熱心さがぽっと抜けてて、おもしろいな～と思った。プログラムの文章が暑苦しくなく、サラッと書いてあった。なんていうのかなあ、、、日本人はプロもアマチュアもある意味マジメなんだけど、私の良く知るアマチュアのひとたちはある意味どっかもっと暑苦しいかも・・と思った。すごい楽しいプログラムで、一番最後のプーランク、とてもよかった。で、よかった・・と余韻にひたっていたら、アンコールがアヴェマリア。これが面白かった。なぜかというとこの演奏が、しょうもなくて。しょうもないと面白いのか、というか、メインのプーランクは、難しくて、すごい練習して、すごいがんばったんじゃないか。で、アヴェマリアは、だれかが編曲した譜面をぱっと持ってきてぱっと弾いたんじゃないのかなあ・・いや、弾いたんじゃなくて「吹いた」のか。「よく知ってる曲が、すごい優しい譜面でやってくる」という譜面・・・これ、仲間内で遊びでよくやるけど、これは、きちんとやろうとすると案外難しいんじゃないかな・・と思った。というのは、「ぱっと弾けてしまうから」。ぱっと弾けてしまうと、なんていうのかなあ・・・演奏が死んでしまう。ほんとうに心をゆさぶるようには演奏はできない。もちろん、「よく知ってる曲」を「プロ」が演奏するのだから、ぱっと見は、「知ってる曲をやるのがいいですね」なんだけど・・・なんか、心が全然揺さぶられない。心が揺さぶられなくて一体なんなんだ。編曲が問題なのかなあ。なんだろうなあ。編曲もある意味作曲や演奏と同じくらい難しい、「産む」ジャンルの難しいことであって、ほんとうに名作というのは、どんなにふめんづらでフラットに書いてあっても、ほんとうに難しいことになるのだ。ここで名作とそうでないものの見分けがつくような気がする。とにかく、「良く知ってるメロディ、初見で演奏できる譜面、かんたんな譜面」って、絶対に絶対に難しいってことか。名曲もしょぼく編曲することによって、「演奏する人にしかわからない、組み立てる際の、二次元から三次元にうつすときの真のオモシロさ」みたいなのも消えているからだ。というわけで、むしろアンコールが勉強になったよ。と思った。

  2008.12.02

• 

  ベルチャ弦楽四重奏団のブラ１を聴く。

  めずらしく、高弦女子・低弦男子カルテット。チェロがわりと俺様。・・というかわりとシッカリしてる。あたりまえか。ボウイングにわりと男子の力強さを感じた。楽器をほしいなあとあんまり思わないんだけど、古い楽器ってどんな響き方をするんだろうなーと思う音色。３楽章が意外とユックリめ。４楽章のチェロがすご～～～～～～～くカッコよかった。「同意を得たことはないんですけど、僕は１枚のＣＤだけを聴いて、あとはスコアをじっくり研究したい派なんです」つまり何枚もＣＤの聴き比べをしない、ということ。とかねおかくんがしみじみ言っていた。「色々ＣＤ聴いたほうがいいって」て彼に言うひとたちの１０倍はスコアを見てるからいいんじゃねえか、と思う。まあ、こないだとものんちで彼は知らないＣＤをじっくり聴いていた。フライハイト。ちょっと間をおいてから、いつ来れるか教えてください、と返事がきた。この「間」のあいだにしかるべき話し合いをしてるんだろう。「ダメです」といわれたら「なぜですか」と電話しようと思ってた。

  2008.09.12

• 神によると、

  神～。っと尊敬しているＹさんに、緊張しない方法をいろいろ聞いた。神によると、緊張しないやつは緊張しない。なのだけど、ユキ（彼の妻）なんて、英雄の生涯（バイオリンのどソロがある）のソロのとき、楽し～、ワクワクする～って言ってたんだぜ（←さすが少年漫画の編集。語尾が・・）、神の妻は、神だった。とにかく、彼の音色は、ザ・正統派！というか。音が太く、安定していて、のびのび美しくて、いつまでも聴いていたい音楽だった。ピアノを弾いているときもそう。音はいつでもその人によりそっているのだなあ、というふうに思う。緊張はなんでするのか？それはきっと、うまくやらなきゃと思うからだなあ。神の妻にしたがって、音を楽しむことからはじめてみよう。楽しむレベルまで、練習しようぜ（←神のまね！）

  2008.08.10

• チェロ弾きは高い音程が苦手なのか？

  昨日は、おうちにゲガンズを入れたら、あ～～～～～もっと掃除しておけばよかった・・恥ずかしいよ～～っと個人的に後悔の念にかられる・・。ので、掃除。。。ピカルディの三度さんが、「個人練を人のおうちでやってたら、毎回もてなしてくれた奥さんがそのうち力尽きて、その場所でできなくなった」というハナシを日記に書いておられたが、まさにその状態に。ち、力尽きた。というわけで場所提供をしばらく（でも１ヶ月くらい？）お休みしよう。でも、チェロをかついででかけたって、力尽きるっちゅ～ねん、というハナシなんだけど。昨日は、ブラームスをビオラかねやんが帰ったあと、３人でさらった。ビオラ1人いないだけでまるっきりさみしいので、まるで、補助輪なしで自転車にのってるみたいだった。でも、補助輪があってもなくても自転車にのれてる状態が理想なわけで、けっこういい練習になった。それにしても、譜面をみると、Va（びおら）という書き込みが多くて、どんだけ頼ってるんですかと思う。１ｓｔとか２ｎＤとか書いてないわけではないのだけど。まあ、彼は私たちのparentなんでしょうか。昨日はそういえば、「朝だから音がでな～い」と言い訳していたら、かねやんがよこで、「ふ～ん（お前、その口でよく言うね～）」と言っていたので、ちょっと考えてみたけど、朝だから音がでないのではなくて、１週間仕事とかしてて、楽器さらってなくて、１週間ぶりだから、出ないのではないか？と思った。だって、毎日さらってたら、弾けるもん。寝起きでも。あと、発見したこと。高い音（ト音記号とかさ）がでてくるたびに、高い音だけどがんばってくださいとよく言われる。これ、どこいっても、高い音が出るたびに言われるので、よっぽど、みんなとやってるほかのチェロ弾きが、高い音がでるたびに、高くて弾けな～いとか言ってるんだろうな～と推測。私の場合、高くて弾けないというよりは、指が回らなくて弾けないというケースのほうが断然に多いので、音程の高さはあまり苦にならないんだな。というか、奈切門下（私のチェロの先生）では、高さ、気にしてたら通えない・・というくらいにト音記号だとか音程の高い譜面ばっかりやらされるので（ハルちゃんはうなずくはず・・・・）。やっぱり指がまわらないんだよね～。と思う。とものに、「てれてるのか知らんけどもっと歌っていいと思う」といっていたけど、私は、歌うところでは絶対にてれないので、単に、指／右腕がまわってないだけですな。というわけで、練習がんばろう。爪をめちゃくちゃ切って。

  2008.07.06

• とものってすごいね

  今日、とものに、私のチェロってどうかな～どう思う？と思いきってきいてみたら、チェロがどうこうっていうか、なんか「ここ・・こう弾くんじゃない？」って指摘されたら、ハイハイってきかないで、「ここはこうだと思う・・こうじゃない？」とか言ってもいいと思うといわれて、ハッとした。このハッとする感じ、あたる占いにいったときのような感じだ。さすが。とものの指摘って、頭いいのと、鋭いのと、あとサイキックだよね～と思う。とにかくとものといっしょにいるとハッとすることがおおい。ゲガンはとものと私でしっとりと、考えすぎで暗いところがあるので、バランスをとる意味でかねおかくんが入っているのだろう。そうとしか思えない。

  2008.07.04

• モーツァルト２２番

  ゲガンとは違うカルテットで、モーツァルトの２２番を練習しているけど、いいですね～～っという感じ。めっちゃ死に際・晩年の作品らしい。なんだか知らないけど、初めて弾いたとき、弾いた感触が、ハイドンっぽい～っと思った。なんでかなあ、地に足つき具合がハイドンっぽいなあ、モーツァルトなのにっと思って。モーツァルトって全体的に、地に足まあああああったくついてないだろ～っと言いたくなるというか、「天使は人間に生まれたことない」というハナシを思い出すような音楽を作っているけど、晩年ってほんと、人間ですってことを思い当たったみたいに、地に足つけていて、それでなおかつ、未来をみすえていて、すごいな～、と思った。人生の苦しみを作品に出してないっていうか。未来を向いているってすごいこと。音楽を聴く人もそこに巻き込むってことだから。作品のなかを、未来のわくわく、風がふっと通っていて、音楽が青く透明で透き通った見知らぬ時間の先、地平線の先を見ていて、すごいなあ。単純にチェロもおいしいので、楽しみ。私がいままでモーツァルトをさらってきたけど、チェロが楽しく弾けた曲って、皆無だったんじゃないか？って思ってしまった。案外つまんない思いをしていたのだなあ・・・・とか思った。（たくさんチェロが楽しい曲あるんだろうけど・・でもモーツァルトといえば♪♪♪♪・・と八分音符のつながりを熱心にさらう、というのしか今脳裏にないよ）プロシャの王様になったキモチで弾きますよ。

  2008.06.29

• 七夕の短冊を書いた。

  マンションで短冊書くコーナーがあったので、ゲガンのみんなで書いた。「ブラームス弾けますように」とか「ゲガンみんな仲良し」とか書いてるのに、かねやんだけ、ロト６とかいてておかしかった。かねおかくんが、「ブラームスかっこよく弾けますように」と書いていたので、わかる～と思う。なんでそんなプロでもないのに練習するのか？とこないだいわれて、ちょっと考えたんだけど、うまくないとかっこわるいからじゃないかなあっと思う。さらってない・練習してない人くらいしょうもないことはなくて、あんた、人前に出ることをなめるなよ～っと思ってる。自分に。話それた。まあ、みんなでかわいく七夕の短冊を書いた。マンションの入り口にかざってあるのでいつでもみんなの短冊を見れるんだけど、かねやんの短冊、彼の書いた字をみるたびに、やっぱり、ほら～～～、どうだ、やっぱいい人じゃんと思う。ロト６とか書いてあるけど、彼のいい人っぷりが筆跡からぶわ～～っとにじみ出ているし、「ああ目に見えない人に好かれるのはやっぱホントだよね」と思う。「ほらどうだ」って誰にいってるんだか。ゲガンの人々はみんなかねやん好きで、リスペクトしていて、「かねやんはほんとうに思ってないことは言わない」とか「いないとさびしい」「かねやんにそんなこといえない」とか、そんな感じ。かねおかくんとふたりで、「とものが５分遅れたら張り切ってからかえるけど、かねやんが５分遅れたとしても、からかえない」とこないだ言い合った。いい団体だな～練習場所でそのままくつろいだり、お酒のんだりできるのが仲良しの秘訣か？ああ、お酒で思い出したけど、てんとうむすびさんちでご馳走になった梅酒はすっげ～～～おいしかった。書いてる今も飲みたい。おすそ分けされたい・・・

  2008.06.29

• ぶら～むすは難しいな

  ゲガンゲンの練習。カルテットの１番をやっている。「僕は勉強してきて、あまりに名曲なんでわくわくしてます。」みたいなねおかくんにこう弾けああ弾けと指導してもらって、弾く。まず２楽章からさらう。かねおかくん、あんた、あんだけ、ピアノ（強弱のほうの）でお願いします～～！って叫んでたやんか～といいたくなるくらいフォルテ気味な２楽章。でも、キチっと音楽がはまっていて、いままでで一番いい出来かもしれない。で、昼飯をたべて、１楽章。なんでだか曲をうまく組み立てることができない。みんな、カレーの食べすぎで満腹気味だから・・といってたけど、違うな、たぶん１番の１楽章はすっごくすっごく難しいのだ。指が回るかって言ったらまわるんだけど、指が回ってボウイングができれば弾ける曲か、っていったら、そうでもない。ひとりで弾くと、けっこう弾けるのに、みんなでじゃあ組み立てようか、といったら、いきなりバラバラっとほどけてしまう。たぶん、ブラームスが死ぬ気で綿密に書いたぶんだけ、ほんとに組み立てるのが難しい。集中力がすっごおおおおおおおおく必要な曲だなあっと思って。彼の執念というか、もうおそらく綿密に綿密に、書き直して書き直して、書き直しまくった一曲なんだろうなあ。「ちょっと放置☆」とかいうことをしなかったんじゃないか？実際曲に手を入れないで放置していた期間があったとしても、おそらく頭の中で絶対に放置なんかしなかったはずだ。小説家が長編小説に殺されるか、仕上げるか、の瀬戸際で作品を仕上げるみたいに、ブラームスの１番っという曲はブラームス本人を殺すかっていういきおいで彼をしめあげてたんじゃないかなあ。と思った。それは「才能」ともよばれていることで、暴れ馬みたいにばたんばたん暴れてる大変なものをぎりぎりで狂いそうになりつつも、自分の手中におさめて、つまり譜面のなかにおさえこんで、入れてしまって、そこで完成したのではないかなあ。作品って発表したらもう手元を離れていくものだけど、「きちんと紙のなかに制御しておしこんだ」ということもすごく作品作りでは一番重要なところで、曲自体の暴れ馬っぷりも大変なことだけど、ブラームスが死ぬ気で押さえ込んだ、というのも大変なことで。だから曲としてはほんとうに大変な曲なんだな。っと思った。シロートの私たちで何ができるんですか～っという感じだろうけど、まあベストを尽くすことが重要なので、やるよ～んっという感じで。リズムを制御しているパートがきっちりきっちり冷酷無比な税務官（きちっとやれって言われたことは人情ぬきにやる人をイメージしてください）みたいに曲をしめあげていかないとダメなんだろうな～、まず。それ、チェロの係～？っとか思った。というわけで、しばらくメトロノームを使ったきっちりきっちりとした練習をしようっと思います。いや、使ってないわけじゃないけど、最近夜練習しているので、メトロノームうるさいかな～っと使わないでいたので。

  2008.06.29

• フライハイトで学んだこと。

  フライハイトっというオーケストラで学んだこと。やっぱりカゲグチはよくないな！っと思った。なんか、エクセルの入門のサイトで、「仕事がうまくいく人のまず条件」みたいなのがふたつあって。１・カゲグチをまずたたかないこと。２・おはようの挨拶が言える人「あ、当たり前すぎるが！当たり前すぎてみんなスルーするのか？」っと思った。あらためて。ちゅーか、同じ団体で、カゲグチを言うのは、イコール本人にいってまっせ～くらいの気持ちで言うべきだな～。と思ったり。なんだかんだいって本人の耳に入るのだ。しかし、＊＊さんがあなたのこと△△って言ってたよっていうのって、ポジティブなとき以外言うべきじゃね～よ、っていうか。おせっかいというか、なんていうか、大人なんだし、だまっとけばいいのにっと心から思う。そういうこと言う人には、これからは「あんたがアホ～」と気持ちよく言おうっと思います。「ここだけの話」を「ここだけの話」にしとけない人っということで。

  2008.06.01

• こつこつ練習している

  夕飯を食べたあとはモーツァルトをこつこつ弾く。モーツァルト・・いいなあ。弦楽四重奏曲の１４番の「春」です。ブラームスは地に足つけて弾くこと。ハイドンはさわやかに。モーツァルトはもうひたすら意識を上に飛ばして弾く！天につながってればいいんだよねえ～、この人のはって感じで行く。ということで、とにかく弾きたいイメージに技術がおっつかないので、ひたすら地味にさらい続ける。いい休日だったなあ。フォルテとピアノも、そのとおりに弾く。モーツァルトの早く弾くところのフォルテってむずかしい。早くあわせたいな。技術面のテーマは、ボウイングのはじめと終わりを意識して弾くこと。チェロ、習いたいなあ。今習っている先生のとは別口で。社会人サマーコースみたいなのないかな？

  2008.05.18

• 

  シューマン２番（カルテット版）

  じっくり聴いてみると、好みの曲・・が、聴けば聴くほどチェロ弾きがしょうもないとホントダメな曲ということがよくわかり、チェロ弾きはうなだれるばかり。チェロってホント楽しい、根気ないけど。いや、根気ないわりにはボーイングと、付点四分音符と八分音符の研究というか練習をマジメにやっている・・メトロノームをちくたく鳴らしながら。とここに書くと、練習のときに、「練習、マジメにやってるんじゃないの？」と、ますますクビをしめるような気がする。それもまたよし。クリック募金のリンクを日記にいちいちつけりゃあいいじゃん、と今日気付いて、つけてみることにしました。携帯でも募金ができるようにすればいいんですが、ちょっと色々ためしたんですがいまいちよくわかりません・・すみません。パソコンのかた、どうぞよろしくです。↓＜クリック募金をお願いします★＞

  2008.05.06

• ブラームスを練習する

  今日はゲガンゲン（私が参加しているカルテットのなまえ）の練習日。１１月の本番にむけての練習第一回目。いつもウチのマンションの最上階で練習をしているので、部屋を取っておくのです。９時に開ける、１０時半集合ね、と予告していたけど、１０時にかねおかくんが来るといっている以外だれからも連絡がないので、みんな予定通りかなと思い、１０時前にマンションの下にかぎを取りに行くと、ちょうどバイオリンをかついだかねおかくんがいたので、かぎを渡してそのまま水を買いに行く。水がきれていたのだ。その後、椅子を取りに行ったり、譜面台を取りに行ったり、お茶や食器を用意したり、自分の楽器を持ってきたりしているうちに、かねやんもそろい、１０時４０分にもなり、そのうちとものさんがやってきて、彼女はみんなに遅刻をひやかされる。彼女は恐縮していたが、よくよく観察すると、準備に時間がかかり一番遅いのは私だ。普通にどこか練習室を借りて、私もでかけるようになったら、遅刻魔は私かもしれない。その後練習に取り掛かる。かねおか君「ピアノのところはピアノでお願いします」と言い、練習が始まる。「彼はいつもピアノピアノというなあ」と思っていたが、彼はコレを飲み会のときに実にイヤそうに、「ゲガンゲンはピアノができません」といっていたので、よっぽどイヤなのだろうなあ。ということで、これからはピアノを創意工夫すること。付点四分音符でつまづくだろうなあと思っていたが予想通りつまづく。あと、ピチカートの和音は１拍めに鳴らし終わること。ピアノはじっくり。はりきってフォルテしない、とか。ブラームスって、音楽を作曲するとき、譜面を何度も何度も何度も何度も何度も書き直して書き直して書き直してるんだなあということが、あらためてよくわかったし、今回弾くことになって、ＣＤを死ぬほど聴いて、譜面をながめて、あらためて好きになった。彼の交響曲を高校生のときに（４番）やったときに、「日本の苦悩に満ちたサラリーマンのようだ」と思ったけど、１０年たった今日もやはり思った。彼の何をどうサラリーマン（しかも日本の）とさすのかよくわからないが、そう思った。ぱっと見のはなやかさがないところとか、がまんをものすご～くしてそうなところとか、たくさん曲を書きたくても書かなかった（書けなかった、ではなくて）苦しみとか、じぇんじぇん譜面に無駄や未完成がないところ。そういうところか。おんたいが「ブラームス好き」と言っていたが、彼がどうして「ブラームス好き」と言っていたか、ということもよくわかった。そういうところが好きなのだ。その後昼ごはんにカレーを食べ、４杯もおかわりしてくれたかねおか君（ありがとう！）は練習しながら飽きてきたらしく、突然立ち上がって、窓辺にむかいながらシューマンの３番の終楽章を弾いて、「飽きてません」と言った。その後飲み会へ。ささきさんとハラさんと合流。本番の場所取りについてあれこれ語る。そしてとものがみんなにからかわれ、相当落ち込んでいたが、たぶん彼女は、今たまっているストレスを流したら（岩盤浴とか近所の温泉とかゲルマニウム温浴に行ったり楽しいことをしたりさ）、からかわれてもいちいち気にならなくなると思うし、からかわれる要因もなくなると思う。本人も把握している以上にわりとストレスがたまっている感じがする。もっと彼女はのんきなたちの子で、たとえるなら春を待つ、指定校推薦で大学が決まった高３の子がすごす１月（すごいたとえだな）のように平和な子なので。つまり努力もするし才能もあるしアタマもいい子だけど、それをしながら平和でのんきにしてるのが本来の彼女だと思うんだけど。帰りは奇跡のようにスカっと空いている電車を乗り継いで帰宅。家に帰ると、カレーの皿はなんと洗ってもらっていた、すまないなあ。使用したお皿は台所においておくのはやめよう。とものにシャワーくらいあびて寝なよ、とメールをしつつ、シャワーをしないでそのまま寝る私。

  2008.04.19

• 丁寧に弾いてみる。

  今日もボーイング大会をした。ボーイングをじっくりやって、ブラームスをさらう。ブラームス。カルテットの１番ですが。今までやったカルテットの曲のなかで一番しんどくないかも。というのは今までしんどい曲ばっかりやってきたから。ベートーベン後期→ハイドンの皇帝→シューマン→メンデルスゾーン６番しんどいですね。いや、案外組み立てがむずかしいのかも・・大曲だし。ブラームス。一見簡単そうな大曲は油断してはならない。でも、丁寧にさらってみたり、大声でさらってみたり、明るくさらってみたり、じっくりさらってみたり。色々なバージョンをためしてみる。ボーイングをじっくり練習するようになってから、チェロの扱いが前よりちょこっとくらい分かってきたかも。つまり、やはり、「丁寧に弾くこと」これをテーマに行こう。今日はカレーを作る。辛口カレーです。

  2008.04.18

• 井崎先生ってやっぱりすばらしい

  こないだ、kosukeくんとしみじみ、井崎先生ってすばらしいよね～と言い合ったのだけど、井崎先生とメル友☆というひろひろ（美人人妻）にこの間会った時に、ハンガリーでの話しをきかせてもらった。井崎先生は、ハンガリーで棒を振ってる先生なのだけど、ひろひろがハンガリーの先生の演奏を聴いて、打ち上げに参加したとき（すごいね）、ハンガリーの楽団員にかわいいかわいいと扱われていたそうな！すげ～！かっこいい！ハンガリー人。ひろひろはこないだ会ったら、にっこり笑って、まだ若いんだから、たくさんいろんな人と遊ばなきゃ！と言っていた。恋愛のハナシですね。ひろひろって・・かっこいいなあ。ひろひろは、海外にもじゃんじゃん行くし、美人人妻だ。すばらしい。あれくらいビッと美人じゃないと、ドモンさんの目にとまらなかっただろうなあと思う。ドモンさんという人は、けっこう強烈なものじゃないと心というか記録というか記憶にとどまらないタイプなんじゃないかと思う。ひろひろと会った、その帰りに、フランス語勉強するには、フランス語圏の彼氏でも作ったほうがいいかねえ、と一緒にいたスイス帰りのたけぽんにきいたら、「フランス人は彼氏としてあんまりおすすめできない」といっていた。ふーむ。たけぽんと、この人の彼女、ってすごいバランスとれてるカップルだなー、といつみても思う。どちらとも友達なのだけど。細かく記述すると怒られそうなのでよしとくが、すごく拮抗がとれてるという感じなのだ。普通～の女の子だったら、たけぽんはわりとすぐ飽きるのではないかなあ、と思うのだ。たけぽんはめちゃくちゃチェロがうまく、この人の無伴奏を聴きたかったよ、と思う。今日の話の飛びよう、脈絡のなさは、「誰も寝てはならぬ」のようだな～

  2008.04.16

• 進歩しているかもしれない

  ボーイングまつりをまだまだ続けているのだけど（１日２万回はちょっとできていませんが・・）、今日は「ハープ」を弾いてみた。このベートーベンの「ハープ」は、私のカルテットデビュー曲。今さら弾いてみると、けっこう昔弾けなかったフレーズとか弾けるようになっていた。「進歩している！」と言い切るのはおこがましいことだけど、でも、「あのときは軽く流して弾いてたけど、いまだったらここをもっとがっつり弾きたいな」とか、そういう観点が生まれていることがうれしい。ということで、今週はカルテットの練習です☆★これは、ゲガンゲンのほうですな。（※２つカルテットをやっているのです）たのしみ、たのしみ！

  2008.04.16

• やっぱり２万回

  ２万回もやってないけど、もうひたすらボウイングしかしてない。地味・・地道・・。どっかよう知らん筋肉（ヨータさんが、スッと難しい名前を言いそうな名前の筋肉）が鍛えられている感じがする。今日のテーマ。「果報は寝て待て」なので、寝て待つよ。グー。

  2008.04.07

• チェロとか。

  行きずり。さんからの指摘そのとおりなんだけど、やっぱり、基礎力アップだよな～と思った。ゲガンゲンの目標どおり。基礎力がないと、しょうもないよな～ということで、苦手なことをあげてみる。１重音！！！とにかく重音。２弓の根元で弾くこと。３弓のさきっぽで弾くこと。４ボウイングの「とめ」「はね」（←・・・？つまり、ひとつのボウイングの最初と最後の音の処理がきちんとできてないと感じる）。５付点がついた音符の処理。付点どおりにのばしているか。付点より多くつけていないか。６コマのちかくで弾くこと。いろいろあるなあ。苦手なことはあえてやってみる、ということで、今週の目標はコレだ。アルペジオとか、音階とかを色々なはやさで、手首だけうごかして、弓の根元・真ん中・先っぽでやってみる。無力なりにがんばりまっす。

  2008.03.25

• まだまだカードゥッチ弦楽四重奏団についてひっぱるよ。

  カードゥッチ弦楽四重奏団について。プログラムが、ゲストで司会の、「社長似」のビオラ弾きが２部で加わり、５重奏になる以外は、全部四重奏。というプログラム。これが！これがまた、５重奏になったとたんに、ふっつ～～～～～うになってびっくりした！たぶん、ゲストのビオラ弾きも、カルテットも、お互いに好意を持ち合っているし、悪気はないのだろう、もちろん。でも！！ひとり違う人がくわわっただけで、カルテットのなわがぽろ～んとほどけていたので、すごくびっくりした。四重奏をやってるとき彼らの音楽はすごく結束がかたくて、そのつながりもふくめた音楽を見て／聴いていたんだなあ。っと思った。あれはすごいいい勉強になった。すごくないですか。ああいうふうに不得意を見るのって面白い。

  2008.03.16

• カルテットをかためる人

  カードゥッチ弦楽四重奏団と男女比が同じ（ファーストとビオラが男子で、セカンドとチェロが女子）なので、勝手に好感を持った。ともの（今日はよくでてくるな）と一緒に話していて、「かねやん（ビオラ）がいないとうちは崩壊する」という話になった。案外熱いし、だれがちなときはぴっとしめるし。でも、「お父さんキャラ」じゃない。彼のいいところって、すっごくわかりにくい・・・私はかれの中身のファンで、演奏とか、ぐ～っと入りこんだ時とか、飲んだときはすばらしく中身がでてきたりして。いい。あと、写真がすっご～くいい。関係ないけど、今日、好き～に天真爛漫に弾いてるチェロの女の子（といいつつ一児の母）を見て、私、もっと好きに弾いてもいいな、と思った。そのためには、もっと基礎力アップだ。と。

  2008.03.16

• カードゥッチ弦楽四重奏団はいいですよ～！

  さっきも日記でカードゥッチ弦楽四重奏団をさんざんさんざん褒めたけど。すっごくよかった。ああいう風に弾けないものか。とものとも話したけど、今あるものが状況のすべてなのだから、たとえば、外国行けなくてお金がな～いというのが状況だろうけど、じゃあ、今あるお金と状況でなにができるかなんだよな～。やせたかったら、腹筋とかだってできちゃうし、ヨガもすればいいし、ごはんを少なくすればお金もかからないし。語学習得がしたかったら、ラジオ講座だっていいんだし。チェロがうまくなりたかったら、苦手なところ（重音とかさ）を真剣にさらい、あきてきたらばんばん歌ったりして。不平を言ってないで、できることからやればいいんだよな～。と。

  2008.03.16

• 強い感情があると

  今、超～～落ち込んでいるのだけど。落ち込んでいると！チェロを弾きやすい！と言うことに気付いた。アタマに来るのでも、落ち込みでも、どうも強い感情があると、チェロ、とくにソロのところが弾きやすい。ような気がする。どうも、いつもは、引っ込み思案（おいおい）風にチェロを弾いているので、自己主張があんまり音にないんだけど、すっごく弾きやすい。これはけがの功名かな。

  2008.03.16

• カードゥッチ弦楽四重奏団を聴いたぞ

  で。カードゥッチ弦楽四重奏団。これ、川口市が呼んだカルテットで、なんで１０００円で聴けるんだろうね～、と言いながらでかける。そしたら。すっごおおおおおおおおく良かった。もう、文句なしに演奏が良かった。これはすごいね。と思った。カルテット・・アンサンブルのすごい、いい勉強になった。ファーストがすごいコンマスふうにあたり一面見回していること、つねに音楽をならすときに顔を見合っていること、チェロがすごい天真爛漫に弾きまくっていること、ビオラなんてち～～～っとも見ないこと（おい）、セカンドとビオラがしっかりファーストとチェロをささえていること。かっちりカルテットとしてできあがっているのが・・すごい。これはほんとにすごい。そして何よりも、みんなほんとうに音楽を楽しんで演奏していること！あんなに楽しそうに弾いている人、なかなかいない！これはすごいタメになった。アンサンブルをなぜやるのか？それは、楽しいから。楽しさを、みんなでシェアしていることによって、それが観客にもつたわって、楽しさを音楽にのせて伝えているからだ。もうちょっと楽器をやっぱりがんばろうと思う。もっと好きに弾いてみよう。チェロの女の子がほんとすごかった。配置を換えてみるのもいいかもしれない。

  2008.03.16

• 

  チェロって・・どう弾けばいいの！！？

  写真はコチラからお借りしています☆写真素材BIZUTART PHOTOGRAPHさんよりすてきな写真がいっぱいです。チェロ。この間の演奏会が終わってみてあらためて思った。チェロってどうやって弾くの？？？こないだの室内楽大会で、次の出番の団体にベースが入っていて、すご～～～～～～～く安定した低音で、それを見て（聴いて）思ったのです。低音って、どうやって、上の音をささえるの？？と。どうやったら、上を安心させて音楽を作るのに専念させるの？と。やっぱり・・・基礎力アップが重要で、こういうふうに日記を書いてる暇があったら練習すれば・・いいのか。ということでとりあえずお風呂に入ります。（おい）

  2008.03.11

• 演奏会のお知らせ【フライハイト交響楽団】

  フライハイト交響楽団が、演奏会を明日、やるのでヒマな方、お時間ある方、ぜひぜひどうぞ！第24回定期演奏会 日　時： 2008年2月2日（土）18：30開演 会　場： すみだトリフォニーホール 指　揮： 森口真司 曲　目： マーラー　交響曲第7番モーツァルト　交響曲第17番K129 ところで、このオケ、次のプログラムが、チャベス「インディオ交響曲」(交響曲2番）ヒナステラ「エスタンシア」組曲ミヨー「屋根の上の牛」ヴィラ＝ロボス「ブラジル風バッハ4番」 ヴィラ＝ロボスだけかろうじて知っているよ・・すごいプログラムに挑戦するなあ。フライハイト、毎回最近なんとなく用事ができていけないんだけど、みなさん、がんばってください！

  2008.02.01

• コンサートへ

  某フィルのチェロの主席奏者と日本人女子ピアニストの（日本の音大→オーストリアの音大→そこの大学院→今年卒業）が演奏会をやるっというのでハルちゃんにチケットをもらい、行ってみる。演奏会、さすが地元の団体が主催しているというだけあって、「某フィルのチェリストをききにきた」という感じではなくて、なんというか毛色がちがう。まずは市長の挨拶から。市長の挨拶ですか！！とびっくり思いつつ、聞く。なぜワタシがでてきてしゃべってるかというと、ピアニストちゃんのおうちと市がこういうコネがあるんですよ。という話。ピアニストちゃん。コネの話をぜひしてくれるなよな～、っと思う。コネでこんなに大きいコンサートを開いてもらってよかったですね～。といいたくなるようなコンサート（毒がでてるなあ、ワタシ）であったから。市長が出てきて、携帯電話が何回も鳴って、くしゃみはみんなするし、音がポーンと飛ぶピアノ。しかししかししかし、某フィルはすごかった。きっちりとしたボウイング、音色、フィンガリング、ビブラート・・すごいなあ。すごかった。このチケットをおおもとからくれた方がご夫妻でいらしていたので、あわてて持ってきたおみやげをあげる。というか、たまたま、スタバでお昼ごはんに買った食べ損ねたドーナツとベンダーマシンで出しておいたおやつなんだけど・・持っていたので、よかった・・（はるちゃんとおみやげないね、って言っていたところであった）。夫妻、仲良くにこにこおにぎりを食べているので、「いいなあ（お母さんが作るおにぎりをにこにこしながらふたりで食べるのっていいなあ、かわいいな）」といっていたら気の毒に思ったのか奥様がクッキーをくれた。昼ごはんだ～、と思いながら食べる。お昼を食べる暇すらないのである、最近。音楽なんて、肩書きや経歴やなんでもプロフィールを言ってもらうとほんと先入観がつくので、言ってもらうのは非常に迷惑だなあ。と、全体的に思った。そして、夜は、はるちゃんと色々しゃべる。ミステリーツアーの話から、恋愛の話から、介護の話まで。フライハイトの話（誰々が誰についてこういっていた、とか誰がこういっていて、とかそういうの）って、いつも思うけど、to the pointじゃないなっと感じる。いつもそう感じている。よく見てないなあ、形容があまいな、と思う。けど、そんなこといったら、じゃあ、お前はただしいのか、ということになるけど、そうじゃなくて、正しい正しくないじゃなくて、やはり主観がはいるもんだし、その人がそう思っていることが一番大事なので、まあ、いいのか。しかし、礼儀がなってないってワタシもよくいわれたなー、と自分を振り返る。楽しい一日でした。そして、飲んだので、夜家に帰るとひとり爆発して静かに日記に色々書いた。

  2007.11.03

• 室内楽の練習

  今日は自宅のマンションのラウンジで室内楽の練習。まずセカンドからやってきて（もしもし？とインターホンに出たらぱおーん！っと新幹線の音で出てくれた！）、次にびよらがやってきて（セカンドが『捜査一課です』とインターホンに出ていた）、そののちに二日酔いのファーストがやってくる。今日は３、４楽章を。４楽章からやる。早いくるくるしたのが多い。昼は昨日から煮込んでおいたラム肉のシチューとフランスパンとグレープフルーツとびよらの子が持ってきてくれた和菓子。みんなおなかがいっぱいになったので、「お昼寝したい子ー」と幼児プレイをしてみると、「はーい」と言ってみんな寝てしまった。平和だなあ。それはともかく、今度友野やかねやんと死と乙女をやろう～と言っていて、たのしみ。ファーストの子は乗ってくれるかな。

  2007.06.17

• 楽器を上手く弾きたい

  ココまで来ると（アマチュア、２０代後半）、うまくなりたいと漠然と練習してもしょうもない気がする。どううまくなりたいかとかイメージしていかないとどうもうまくならないような気がする。そして、わたしの非常に飽きっぽい性格、チェロがあんなに高くなかったら、とっくにやめてたよな～、と思う。「元手があんなにかかっているのだから」という感じでけっこうがんばっている。出産とかしたら、やめそうだな～、とか思う。オケとかで在籍していて、もし出産したら、ではまたぁ、という感じでさっさとぬけるなあ。これは、チェロが嫌いなんじゃなくて、なんていうか、まあ、お付き合いに関する性格の嗜好の問題だよな～。と。たぶん、カルテット・室内楽くらいがちょうどいい人間関係の人数なのだ、わたしにとって。ハタからみたら、どういうふうに聞えてるんだろうなあ、わたしのチェロは。たぶん、飽きっぽそうな音だなあという感じかもしれない。

  2007.05.14

• で、チェロ

  わりとチェロさいきんマメに弾いてる。一日に２回くらい（朝ひいて、夜）。教則本とメガネデュオ。いいなあ。あとは弦かえて弓の毛がえだ。いい加減まじめにかえないとまずい。というか、部屋のそうじ・・・本の棚の整理くらいむずかしいものはない。あ、なつかしいなつかしいと読み出すから。いかん。でも、本、いいなあ。大好き。世の中、ほんといろいろだけど、いいな！っていう人生を送るためにやっているので、ほんと、いい人生を送りたい。

  2006.12.18

• うまくなりたい

  チェロ、うまくなりたい、うまくなりたい。地味～に練習に集中できますように。今週の日曜か、来週の金か土日で伊勢神宮にいってみる予定なので、神様にお祈りしてこなくては。（日本の神様にこんな小さいお祈りしていいのかしらとは思うけど）長距離バスの旅行！ＦＦ５、買っちゃおうかなあ。

  2006.11.06

• 学オケっというのは

  学オケっというのは、大学のオーケストラのことで、いつだか、ＣＭＳじゃないけど違うオケにいたとき、本番の前日に、とりあえずまずエチュードをさらっておこうっと思って、教則本をやっていたら、トップがつかつかやってきて、あなた、明日本番なのに、どうして本番弾く曲をさらわないの？といってきたことがあった。学オケってすごいところだなあとか思う。言いたい人が本人に直接言ってくるところはサワヤカでよいと思う。カゲで「norisukeったら、本番直前にエチュードやってるのよ、信じられない」とか言われるよりいいか。いやべつにカゲでいわれてもいいんだけど。でも、別に誰がなんといおうと私、教則本やってから曲にとりかかるけど。誰になんと言われようと、言いたいことは言い続ける、やりたいことはやりつづける、たとえぶんなぐられてもだ。

  2006.11.06

• 音楽をどこまでやるか

  シオピーとかとも話したけど、どこまでやりたいかなんだよなー。音楽を。「素人なりに、できることは全部したい」とか、「うまいから、そこそこやろう」とか、「楽器をあんまり弾かないけど、でも音楽をたのしめる機会をつくりたい」とかいろいろスタンスがオケにもあっていいんだよなー。私は、「素人なりにできることは全部やっときゃいいじゃん」なんだよな。で、「あんまり弾かないけど楽しみたい」という人は、それなりに、覚悟して挑まないといけないんだよな。つまり、音程悪い～とか、リズム感ないね～という評判がくることを覚悟して挑まないといけないと思う。何を言われてもかまわないという覚悟をきめて、メトロノームを使わない選択をしなくちゃいけない。でも、この覚悟がある人は案外言われないのだ、そういうことを。人前になにかを出すというのは、この日記もそうだけど、つまりそういうことだと思う。刺されても、ぶたれても、それをやりたいか、ということだ。

  2006.11.06

• 音程がわるいとかどうとか

  昨日かいて、さっそく人に書き込みをいただいたんですが。こないだの日記、要するになにがいいたいかっというと、音程がわるいのとかって、かげで笑ってないで、本人に言えばいいのにということです。本人にはニコニコ～っと接して、かげでも、音程悪いね～っとニコニコ～っとしてるのって、状況がよくならないじゃんと思った。私が聴きにいった学オケをいつだか、リズム感ないね～とめっちゃ日記にかいてたけど、それって、悪口に入らないんだ～というご指摘をいただいたんだけど。私がここで言ってるからには、団員にもいってるし、アンケートにもめちゃくちゃ書いてます。それにしても、どの学オケを聴きに行ったんだっけ。と思い返してみると、あんまり学オケを聴いた覚えがないので、ああ、もしかして、ＣＭＳのかたですか？となるわけだ。どうもどうも～。その後、みなさん、メトロノーム使って練習してますか？私がいたときは、みんな、メトロノーム、使ってないで練習してたなー（特に弦）、と、しみじみ思い出してみたりして。

  2006.11.06

全37件 (37件中 1-37件目)

1