かくえりさん、怒って帰る
台湾人の友達、かくえりさんからよびだしがあり、奥多摩へ。
かくえりさんが、旅の最初から、
あいつはあほうで無能である。
と、ありとあらゆる人の悪口をえんえんと事細かに言い続けるので、
ねえ、私は奥多摩まで人の悪口を聞きにきたんじゃないんだけど
と言ったら、
悪口言わないと私の精神状態に悪いんだけど
と言うので、
悪口なんて本人に言えばいいじゃん、悪口を聞くと体に悪いっつーの
としばらく言いあってたら、
帰れば?私帰る!
と怒って本当に帰ってしまった。
ははあ。
直前に、だめになった恋愛の話をしていたので、センシティブになっていたのかもしれない。
さすが激しい人だなあ。
友達とこういうふうにばったりけんか別れするのは初めてよ。
ものすごく変わった、がんこな自分が正しいという人で、タフだしプライドがうんと高い。そのくせある1点がすごくシャイなのだ。あれくらい強気なのが海外でも通用するんだろうなと。
ルワンダで仕事をしているので、がんばれよ!と思う。有機農業を日本で支えるのが夢らしい。
しかし、引き寄せの法則とかを考えてみると、ああいう悪口を言いまくる人を引き寄せる自分も似たようなあれがあったのだなあ。
よくわかったこと
1私は説教されるのなんてまっぴらだ。
2ああ、彼女は語りたいのだ。自分がきらきらしているときはああやって誰だって「こうしたほうがいい」と語りたくなるのだ。
そして、説教をふくめ、そんな語りなんてほんとうには役には立たない、誰かの役に立つこと、それは無言で自分のしたいことを黙々と実行するだけだ。
言葉はぶち壊すのだ、色々と。