dance in the moonlight
昔なつかしの歌をyoutubeで検索してしんみりする遊びがわたしのなかではやっている。とくに、外国にちょっとだけ滞在したときに聴いてた曲とかまじでしんみりくる。私の外国滞在歴はそれぞれ2ヶ月だったり、2週間だったりでたいへん短いのだが、思い出すとかなりしんみりするし、いい思い出である。いい思い出のことをひとことであらわすと「いい思い出」としかいいようがないのだが、いやなできごとも、いいできごとも、おいしかったものも、まずかったものも、恋愛も、すごいすてきな、なんちゅうかちょっとゆがんだ色できらきら光っていて、ほんとうにいいと思う。バロック?ゆがんだ真珠色って感じなんだよな。旅の思い出というか過去の思い出というのは。だから、なんべんでも旅に出たい。なんべんでも旅に出て、つらいときに思い出したい。なんちゅうか、やっぱりささえるのだ、旅の記憶は。これ、ちょっと今思ったけど、人生が終わってから、自分の人生についてふっと思い出すとこういう甘い気持ちになるんじゃないか。「人生そんなに悪くなかったなあ、またいきたい」って思うんじゃないか。もちろん「いきたい」の当て字は「生きたい」でシクヨロだ。