障がい者が通える街の歯医者さん
そうそう、こんな感じだったこのところ割と安定している体調のおかげさまで、この冬は大きな風邪もひかず春を迎えた。暖冬も大きいけれど、いつも健康を支えてもらっているチーム桂のおかげなのは言うまでもない。一つだけ残っていたのが口唇周りの緊張で噛みこんでしまう口内炎だ。これが痛くて、痛いから気になると、また噛んでしまうという悪循環。マウスピースをしたり、内服薬をしたりで、もう1年もだましてきたが、介護の負担も大きくなって母とは喧嘩するようになった。そろそろ、次の対策の頃か。というわけで、年に一度の訪問歯科では足りなくなって通院できる歯科医院を探す。障害歯科もあるけれど、誰でもいい、というわけではないのが重度の私たちの悩み。地域の歯科医院ですぐ診てもらえるところは少ない。かつてまだ食べられていたころ、摂食外来に通っていた先生を頼ってみた。とはいっても、車いすは大きいし、診察台に乗れないし、そもそも私のことを覚えていてくれるかな・・・というわけで、なんと、22年ぶりの再会、かつ初めて街の歯医者さん受診となった。もちろん覚えていていてくださった====、うれしい====かつ、当時お世話になった先生までもう一人わざわざ会いにきてくだっさった===ほぼ、同窓会と化しつつ、これまでの病歴をお話しするうち、いろいろ思い出して泣けてきたよ。。。。8歳に出会ったころは、おいしいものを一生懸命食べていたなお弁当をもっていって診察室で一生懸命たべりゅ練習をしたな元気に学校に通っていたなその後あれほど大変な状態に突入するとは夢にも思っていなかったなたくさん希望があったな大人の自分が子供の自分をかわいそうに思うなんてそれこそ思ってもみなかったのだけれどその直後にこうして車いすで普通の歯医者さんに来ることができていることの喜びが襲ってきた一度できなくなったことをもう一度実現するできていたことを盛り越えてもう一歩先のことをするそのことのすごさが次のチャレンジにつながるそれらを支えてくれるのはやっぱり人だった22年ぶりの中に流れていた時間の中にはとぎれないきもちのつながりがちゃんと生きていた当時障がい児は歯がいのち!と話していたキーワードを先生たちはちゃんと覚えていてくれた診察台わきで車いすのまま受診できた。普段重度さんを施設で多く診療してる先生、さすが手際ばっちり。歯石をとって、さあこれから。障害が重い私たちも地域の歯医者さんで普通にに診てもらえる日を目指していこう。みんなのあたりまえを私たちのあたりまえにしていこう。そうなんです障がい者も歯がいのち!大手町かわた歯科 電話 022-399-8295障害がある人も診ていただけますよお困りごとがあるひとは相談してみてね