積　　乱　　雲

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  イザ横浜！レポート３　本社訪問

  横浜レポートも3回目です。いよいよこのの旅の目的でもあるサカタのタネさん本社訪問ですよ！業界日本一の会社でもあるサカタのタネさんは、世界にいくつも拠点を展開して世界を花と植物、野菜で笑顔と幸せいっぱいにしています本社は全ての中心ではあるけれど、世界中でたくさんの社員の人たちが働き、仕事を通じてさらに多くの農家さんや園芸家の人たちとつながり、そしてそして、私にもご縁をいただいたと思うとじ～んと感激します震災後に花でみんなを元気にしよう、と開始したひまわりの活動のおかげで私は今ここに来ることができたのだもの！本社のエントランスホール前で社員のみなさんに絶大なる歓迎を受けました特に今回の訪問を担当してくださった入社4年目のＦさんには初めて会うのに、うれしくかつ懐かしい気持ちになった受付嬢のいる入口で入社証をいただき（なるほど）展示の数かずの中にひまわりの種袋を発見して（こうして展示されている）立派な応接室に入り（初体験）コーポレートコミュニケーション部の部長さんはじめみなさんと名刺交換（社会人流挨拶）すごく企業社会人の体験が新鮮コーポレイトコミュニケーション部はかつての広報部から名称が新しくなりました広報部は特に会社の顔だと聞いていたとおりみなさんのコミュニケーション力はとてつもなく高かったお話の一つ一つがとても興味深く、あっという間に盛り上がる花や野菜の品種改良にかけるみなさんの熱意震災復興から災害復興へ継続しながら人の生きる力を支える仕事にかかわる理念とこれからへの展望は天へ届く勢いですそこにいられるだけでとても幸福な気持ちになった会社というのは創業者の理念から始まり継続の中に熟成していくそのどれも人が人のために尽力するものだ仕事の中には苦楽があるに違いないけれどむしろ苦労が多いミッションのひとつひとつに働く人々が楽しく生き生きと取り組んでいる様子にいちいち新鮮まさに種まきすばらしい人たちがすばらしい仕事をする御礼に書いた色紙のことばなのにレポートするうちにそのまま自分にもかえってくる小さな自分でもそうありたいと改めて願うことができましたそのことがとてもとてもうれしいひきつづき素晴らしい仕事にまい進するみなさんと一緒に世界中をさらに笑顔にしていきましょう！！

  2019.12.15

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  障害者週間記念イベント

  横浜レポートの途中ですが・・・​​12月3日から9日は障害者週間です今日は仙台市の福祉プラザで記念イベントが行われましたhttp://www.city.sendai.jp/kenko-kikaku/kurashi/kenkotofukushi/shogai/recreation/event/shougaisha_shukan.html障害がある方による書道・写真・絵画コンテストに出品してみたところ銅賞をいただきました和紙を淡墨で折染めしたところに少し太い筆で書いてみました弱視の私でもはっきり見える文字にしたかったのですが筆の重みで思う方向に動かすのにけっこう苦労しました明日まで福祉プラザに展示中他の受賞作品もすばらしいので是非ご覧下さいこれからも自分の詩を書いてみたいと思います紙や墨の世界は深いですねえ​​

  2019.12.08

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  いざ横浜！レポートその２　お花の力

  ​​旅の目的は​​(株)​​サカタのタネさん​​​に御礼ご挨拶すること！​https://www.sakataseed.co.jp/index.html大好きな花の一つトルコキキョウをいただいたヒラヒラの美しいこの品種には「ボヤージュ」と美しい名前がついている日本1位の企業でもあるサカタのタネさん、トルコキキョウは世界で多くのシェアを占めているという。ご存知のようにサカタのタネさんとはお花の力で日本を元気に！！​​「希望のタネをまこう！」プロジェクト​​https://www.sakataseed.co.jp/special/kibounotane/index.htmlをご一緒している。東日本大震災以来はや9年目　継続していることがすごい初めて担当の方とお会いしたのは2012年のことでした。以来、ひまわりの種を避難所、仮設住宅、支援学校、福祉施設などなどに配布する活動の中でそれはそれはたくさんひまわりが咲いた。たくさんの人が笑顔になった。ひまわりと言えばかつらさん、と言われるようにさえなった。ほんとにみんなが元気になっている！！担当者はすでに3代目となり、震災後は全国の災害へも活動の趣旨がバトンタッチされ脈々と活動の輪が広がっている。初代担当さんと自宅でお会いした時から会社の仕事はじめ世界に広がる未来に向けたビジョンはたまた花や野菜のエピソードそして本社のある横浜の魅力などを沢山うかがった。全部面白い！！「花はこころの栄養、野菜は身体の栄養」病と障害から日頃から心身のありかたや、いのちを考えさせられてきた私にこの会社のスローガンがどんぴしゃり胸に届いたのは想像できることでしょう！ひまわりの活動と共に多くの人に出会い、みなさんからの笑顔が届けられる度に、私自身が元気をいただく度に、そのきっかけをくださった会社のみなさんに直にお会いしてお礼をお伝えしたい気持ちが大きくなって行った。横浜へ、是非いらしてください！とおっしゃってくれた担当者さんの一言が7年かけてここまで連れてきてくれました長い時間をかけて品種改良して愛情を込めて命名する花旅の扉を開いてくれた担当さんが命名した「ボヤージュ」の意味は旅私の旅も長い時間をかけて一つずつ準備して花が咲いた仕事は人がするもの仕事の先には必ず人がいる人がひとをつなげてみんなが笑顔になる仕事ってすばらしい！！仕事は人を幸せにするためにするものなんだホントだね！！​​​​​​​​​​

  2019.12.05

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  いざ横浜！レポートその１

  みなさんお待たせしました！今日から横浜レポートの始まりはじまり新幹線の旅二泊3日帰ってまるまる3日間、思い出をかみしめながら過ごしました寝ても起きても頭の中では凝縮した言葉や映像が入れ替わり何が何だか・・・・という感じそこへ日常のケアが押しのけて入り込むうちにだんだんいつもの居間の景色がようやく見えてきた夢うつつな感じ？？？？現実なのだが実感からは離れているような肉体を通り越して感情や気持ちが勝手に動きまわってはなかなか私の身体に戻ってこなかった4日目の今朝になってようやく頭と体が一致してきた文章もようやく浮かぶというものシャッフルした脳みそが落ち着いてみると上澄みになったいらなかったものを蒸発させて美味しくなった熟成ワインのようにうまみだけが静かに漂うボトルになった気分だ器の私は旅の前と後で何かが変化したそれが何をどのように表現すればよいのかまだ全容が見えないけれどこれからの自分に大きな影響を与える変化であることは解る今朝はこれで精一杯・・・非日常と日常あたりまえと特別自分と他人世界と自分時間と今宇宙とここ渦巻く混沌の中にもう一度放り込まれたところに今はまだ漂っているそれでもかつての苦しみの中に出口が見えなかった混沌とは異なり希望や愛、喜びやよきものの方向へ向かっていることは確かなのです何しろ今回はちゃんと船に乘っている私自身がこのレポートの行き先が楽しみさて、ひとまず日常の意識にもどるとしよう

  2019.12.04

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  いざ横浜！

  ​​​​​今朝はくもり。まずまず暖かい。体調よし。震災の復興支援で希望のタネひまわりを配布する活動に関わらせていただいているこの素敵な活動にご尽力している​サカタのタネさんについにおじゃまします！！​本社のある横浜のお話やお仕事ぶりを社員の方から熱心にたくさん伺った。活動も素敵だが社員のみなさんもとても素敵！！聞けば聞くほどいつか行ってみたい場所になった。諦めなかった「だったらいいな」の横浜が近づいてきた。ストレッチャー型の車いすから車両に乗れる車いすにして旅の行程を過ごすリハビリに5年かかったけれど​​​​待っていてくれる人がいるから実現する新幹線の旅だうれしいな！！それではそれでは！未知の世界へ元気に行ってきます(^_^)/~​​​​​

  2019.11.28

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  福祉ネイル第2弾

  初めて体験したひまわりの夏ネイルずっとお守りになってくれたおかげで元気に秋を迎えることができましたいつも手元に色があり、いつも見ることができて、濡れてもとれない！爪がだんだん伸びてアートを切らなくてはならなくても新しい爪にさらにラメを足したりしてとても楽しい3か月だった(^o^)／福祉ネイル第2弾はイベントのテーマに合わせてアートしてもらったベースの色は大人ピンクで少しベージュがかってアートがよく見える色モチーフは大切にしているスカーフの柄に合わせて赤いバラと錨です今回もすばらしい！！ここから始まる小さな爪から想像が広がりあんなことこんなことどんどん元気が出てくるみんなが見に来てくれると会話が弾むし男性職員さんとも握手したりして人の手の暖かさをお互いに伝えあうこともできますしね（セクハラではないよ）だんだん福祉ネイルの意義がしみわたってきた女子も男子もいい意味で身なりがキレイになることは自己表現でもあり何より誰かと共にすごす素敵な時間に癒される福祉に関わるたくさんの人に体験してほしい世界です!自宅や施設に訪問してもらえますお問い合わせ　小磯 marunanie@gmail.com　↓プロのネイリストさんです

  2019.11.21

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  ボーダレスアート展開催中

  ​第8回　​楽しいボーダレスアート展　​１２月１日まで　 八幡杜の館　０２２－２１１－７０７７(八幡町生協後ろ)１０：００～３：００​絵画・彫刻・造形・書の展示とワークショップ今年も障害のある作家さんたちの力作ぞろいのアート展が開かれています弟の絵「さくら」と詩「はなさくら」のコラボ作品書「海の石」を展示していただきました期間中23日(土)は似顔絵作家　うめもも　さんによるワークショップもあります古民家のたたずまいの中に色とりどりの作品たちがいのちを吹きこまれてみなさんとの出会いをお待ちしています紅葉が美しい日本庭園のこの季節どうぞ足を運んでみてください

  2019.11.18

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  おしゃれのヒミツ

  夜間中学の講演会で、びっくり、感動、涙、の出会いがあった。私の顔色がとても良く、元気そうに見えたことの気が付いた人はいるかな？そのヒミツはメイクのおかげなのだ(^_-)-☆支援学校高等部を卒業する3月に、みだしなみ教室がありましたその日の初メイクのうきうき感を鮮明に思い出すなんと！その時メイクしてくださった資生堂のやすこさんに再会しました！！なんと！退職後夜間中学の生徒さんになったというしかも！今年！さらに！私のことを覚えていてくださったと聞いてびっくり12年も前のたった一度の出会いなのに！出番前にメイクをしてもらったすでにうれしくて涙が出たおかげで少し化粧がはげてしまったよ今回のような出会い直しは人生の時間をぎゅっと深めて味わう角度を変えてくれるお互いの人生に流れた時間を持ち寄ると重なったパイをさくっと食べる時のような香ばしさとともに複雑な味がする12年分としをとった私たち女子ここから新しく一緒の時間を編んでいけるはずだずっと女子でいる私たちずっといきいき元気でいられるメイク道がどう展開するか楽しみだやすこさん　これからもメイクの先生、よろしくお願いしますなつかしくて昔の記事を探してみたさあいよいよ社会人へスタートだ＝＝＝＝！！という18歳のことばですよ↓若い！２００７・２・１０の記事から身だしなみ講座にとうとう登校した。社会人として好感をもたれる身だしなみとは？やっぱりTPOにあっているかということが一番かな。まずはなにより、きちんと見えるとか、清潔感とか、相手をやーなき持ちにさせないってことは大事だ。障害のあるわたしはタダでさえ見た目がふつうでないから、障害の麻痺で顔がゆがむとか、大きい口をあけてしまうとかにはけっこう悩んでいるのだ。みんな、やっぱり顔を見るから、ヨダレが出たらいやだし、いかにも障害者という見方をされる時は傷ついている。普段から障害者を見慣れている人は、一般の表情と障害者の表情の違いの中に、一人一人の表情を読み取ることができる。でも、一般の大きな枠の中で、ものすごく微細で微妙な私たちの表情を本当に読み取ってもらうのは、はっきりいってかなり難しいと思っている。おまけに私たちは顔だけではなくて身体全体とか、動きとか、行動が個性的なわけで、その行動の意味まで含めて理解してもらうのはすんごく大変だ。だからせめて身だしなみは最低限大切だ。ヘレンケラーが目が見えなくても、どんなときもいつもきちんとおしゃれして、堂々としていたという話がずーっと忘れられない。自分のプライド＋社会に表現する意思を感じた。おしゃれやメイクは表現のひとつだから、自分から発信するものだ。障害のない人でもおしゃれ好きな人とそうでない人がいるように、障害がある人もおしゃれ好きとそうでない人がいるだろう。障害が重い私が身だしなみにこだわるのは自分自身が見た目にこだわっているからなのかな？きれいなものが好きという気持と同時に、私は、自分はこういう人です、と表現している。ことばがいえなくてもきらいな黒いジャージを着せられているより、きれいな花模様のカットソーの方が絶対気分がいい。吐き気も減る。同時に自分自身のためでもある。講座ではS社の美容部員さんにメイクしてもらった。女子はみんなかわいくなっておしとやかになった。メイクは気持を変えてしまう。見た目もだけど、やっぱ、中身で勝負である。おしとやかだけが価値ではないのだから、このような自分を表現する手段のひとつにメイクや身だしなみを利用すればいいんだな。​​見た目がきれいでも中身がないとすぐバレるし。・・・・メイクの世界も深いね。あー感動した​​

  2019.11.12

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  自主夜間中学5周年　おめでとう！！

  自主夜間中学5周年　記念講演会におじゃましました。在籍の生徒さん、支えるスタッフ、市民のみなさんと共に楽しく、充実した時間でした。会場の多くが人生の先輩であるお兄さん、お姉さんたち。孫のような私の話を、どのように伝えようかなあああ・・・・と心配する間もなく気心の知れたチームのみんなとあっという間の集中した時間だった。生徒のみなさんはすでに色々な体験を通して学び直しをしている。そもそも、もう一度ちゃんと学んでみようと行動するだけで素晴らしいことだ。だったらいいな、と考えることはできても実際に行動する初めの一歩が肝心だ。それでも、心に元気がない時は考えることや感じることから始めなければならないのだけれど会の始まりのときに「はじまろう今」の詩をみなさんで読んでいただいたときから5年間いつかお会いしましょうと暖めた時間が今日私をここにつれてきてくれたのだ始めることも大変だが継続することがさらに大変だ何かをやり遂げるにはエネルギーが増える時も減るときもあるそれでも慌てず、確実に、できることから、淡々とという地道な活動はとても尊い重ねて、私がこれまで体験した出来事をこれまでのようにおお伝えしながらも振り返る部分もあり同じ自分でも違う自分になっていることに気づかされた一期一会の出会いのように自分の一日に対しても一語一会だという実感が急にわいて突然感動した信頼するチームのみんなとの心通う仕事を通して人々とまた新しい出会いを広げてくれることにまだまだ３０代入口の私である自主夜間中学が次の10周年を目指すように私もみんなといっしょに色々な学びを重ねていきたいと強く思ったどんな人も明日を今日よりよくすることができるのだみなさんの学びをいつも応援しています！！

  2019.11.10

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  存在

  ​存在 目に見える景色が心を通過し見たいように姿を変える 目に見える景色に心を寄せて今起きていることを深める感覚に包まれる瞬間 目に見える景色の中に目に見えないものが姿を現す 変えようもない身体の重さの中に変わりようもなくいのちが輝いていることを分かち合い共に喜ぶあなたがそこにいることは​この上ない幸せだ​​​​​​​​

  2019.11.05

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  仙台自主夜間中学

  ​​​​​​自主夜間中学​という学びの場があることを知っていますか？小・中学校を卒業していても、様々な事情から学び直したいという人たちが基礎的学習に熱心に取り組んでいます。10代から90代の人まで！全て無料で授業もボランティアスタッフにより運営されていますみなさんの努力が継続され、これまで沢山の人たちが修了証書をいただいたそうです！すばらしい！何歳でも、いつからでも、学び、何かがわかることは新しい世界とのつながる扉が開くことですその自主夜間中学が5周年を迎えますご縁で開講周年記念講演会におじゃましますどんな出会いがあるかなわくわくです！​​11月6日(水)​​１４：５０～１６：４０　受付開始１４：３０～言葉のコミュニケーション「いのちのことば」場所　仙台市市民活動サポートセンター　6階　セミナーホール　　　仙台市青葉区一番町4丁目１－３　　　　出演　大越桂　大越紀子(筆談通訳)　渡辺祥子(フリーアナウンサー)どなたでも参加できます　お問い合わせ０８０－９０１６－６３２２(中澤)​​​​​

  2019.10.30

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  しゃべり部始動！！

  ​​しゃべり部が始まった！！​みんな元気に大集合した。いきなりすごい熱気何より今この場所に、みんなが本当にいるーーーということからとても特別だということをかみしめる。次々に登場するメンバーの人たち一人一人とともにみんなが思いを一つにして始まったしゃべり部です。それぞれがガイドと一緒に科たる自分の言葉がどれもきらきら輝いて見えた。見えた、というのは、弱視の私の耳をとおして一文字ずつ音になる言葉が形になって会場の上空をふわふわ光ながら踊りだした。のが、見えた！！この日をずーーーーーーーーー、－－－－－－－－－、－－－－－－－っと待っていたといったメンバー。嬉しいきもち、感謝、かなしみ、くやしい気持ちで頭の中がぐちゃぐちゃ！この気持ちに向き合うのは辛いこともあるだろうけれど僕はやり遂げる、ぜ！と言ってくれたね。趣味と好きなことを本人からちゃんと聞いてよくわかったよ。タイミングよく返事も返してくれたので会場のみんなが一斉に集中した。もっとはなしたいけどこれでおわり、といってくれたメンバー。そうなのだ。私たちに言葉があり心があることを伝えられる日をこうして夢見ていたんだよね。15年前の私もそうだった。嬉しすぎて体中の細胞が口から飛び出るかと思いながら1週間嘔吐し続けた。あの肉体の境界を越えて身体の中に押し込められていた言葉が今外に出たがってぱんぱんになっている最大級の歓喜と興奮をみんなといっしょに外に出そうよ！時間をたっぷりかけてつきあうよ。しゃべろうしゃべろうしゃべろう土石流の様に危険なことも苦しい泥も吐き出るのかもしれないけれど受け止める支援者たちも覚悟の上だ。準備はできてる。次はいつ！と当事者たちがもう次を待ちきれないくらい喜んでくれたこと色々な分野の専門家を含む支援の人たちがこの現象を深め、さらに考察しながら支えてくれること私たちが私たちのことを本当に掘り下げ、考えるチャンスになりそうなこと私の中にも色々な思いが行ったり来たりしたそして、部長に就任した！みんなのいいところを生かし、楽しい部活にしていくよしゃべり部を大切に育てていきたい最強のメンバーのみなさん、本当にありがとう楽しみながらみんなで進化するぞーーーー​

  2019.10.28

• 言葉の力

  ​​​​​​雨にも関わらず、施設アプリのバザーにはたくさんの方においでいただきました。遅くなりましたが、ありがとうございました！またもや台風接近、で次々と被害の報道もあり、何番目のどの台風だったのか混乱するほど、9月10月連続している。被災地の被害の大きさも、片付けも、どれほど大変かと思う。心を寄せることしかできませんが、一日もはやく元気を取り戻せるよう応援します。​​​​心を寄せる​​​​、というと、言うのは簡単だが天皇陛下も総理大臣も同じように話していましたね。あちこちで同じ言葉が飛び交うのだけれど、なぜかその周辺にある目に見えない情報でその重みが変化したり感じ方が異なったりします。言葉は発した方の心情はもちろんだが、受け取る者の状況にもよる。つまりは双方のアンテナ感度がうまくかみ合うと心に染みる言葉になるというもの。重度障害のある当事者が自分のことを語る会しゃべり部を始める。同時者3人と支援者が初めて顔を合わせる。筆談(指文字)会話を始めたばかりの人もいる。みんなが言葉をどのように育て、どのように外に発し、「ことば」の旅をどのように感じてきたのか。健康な人たちとは少し異なる私たちが過ごしてきた言葉の海をどのようにわたっていくのか。報道の言葉や、私自身が感じてきた言葉には様々な力があった。力が強い者の言葉はさらに力を持った。人間関係の複雑な海の中で言葉は変幻自在だった。外洋の言葉の海まで安全に渡れるように。大切に進めていきたい.心を寄せるしゃべり部にしていきたい。※　興味のある方は１５日の日記を参照してください​​​​​​

  2019.10.24

• アプリのお宝市・バザーっす！もうすぐです

  ​​​​通所している社会福祉法人つどいの家　アプリ　では今年も元気にバザーを開催します！アプリのお宝市～バザーっす！～10月19日　(土)　　１０：３０～１４：００場所　つどいの家アプリ仙台市太白区山田本町３－２０電話　０２２－７４３－１８８２​​​​掘り出しものがたくさん見つかりますよ！是非おいでくださ～い！！

  2019.10.17

• しゃべり部　始めます！

  ​​​​​​​​​​​​​​障害が重くコミュニケーションが自力では難しいわたしたちこれまで自分のことをなかなか表現できなかったそんなわたしたちがたくさんいますわたしたちは今日も表情や声、できることを全部使ってちからいっぱい大切なあなたにきもちを伝える努力をしていますわずかな指の動きを読み取ってもらって話ができることを知ったあの衝撃の喜びから15年障害が重い私たち当事者が当事者どうして顔を合わせて自分のことを語り合いますずっとずっと願ってきたこと、それがしゃべり部ついに仙台で長年の願いが実現するよ私が部長です（部活！やってみたかったんだーーー）よろしくお願いしますどんな話が飛び出すかすごく楽しみ10月27日(日)太白区障害者福祉センター　10時から　　太白区長町南1丁目６－１０訓練室にて筆談の支援者、福祉に興味のあるかたならどなたでも駐車場に限りがありますお問い合わせはこちらまで　大越　０２２－２４４－４１０７​​​​​​​​​​​​​​

  2019.10.15

• 台風19号　大丈夫でしたか

  大きな大きな台風でしたみなさん被害はありませんでしたか我が家は早めに食料を買い込んで自宅でじっと避難していましたニュースを聞くほどに警戒レベルが上がり緊急即報のベルもブーブーひっきりなし避難所が学区の学校で開設される頃にはかなり心配になったものの私の状況で移動もできず震災を思い出しながら停電にならなかったことに感謝しました深夜の雨漏り対策と今日は一日片付けになりましたが誰も怪我なくひと安心です被害が大きかった地方の人たちも助け合って励まし合って乗り越えましょう！自然の力は本当にすごい・・・できることからの防災は本当に大切だと実感しました

  2019.10.13

• ケア決断の極意

  週末に風邪をひいた。・・・・らしい。というのは土曜の朝になっていきなり痰が押し寄せた。胸の音がキリキリ言い始めるとサインなのだが、今回はあっという間に濁流と化し、自分の淡に溺れそうだ。水害のニュースのようにマンホールからボコボコ排水があふれる感じだ。吸引が間に合わないと、息ができなくなりそうな不安感でいっぱいになる。余計に呼吸が早く、浅くなり、パニックになる。このところ秋の空気で爽やかな肺の中。隅々まで迷路の道も見通しが良かった。緊張が強いなと感じて2週間のうちに門番がさぼったかストライキか。早目に抗生剤を使うかどうかを両親が迫る。父は使うべき、といい今の対応に集中母は本人に聞いて、と判断丸投げしつつ、なんでひいたか原因にフォーカスする結局自分で親の不安につきあうのが面倒で飲むことにした。自分でも判断に迷うときに何かを決めるのは案外勇気がいるものだ。今のところ7割くらいで行ったり来たりしている。病状によって色々なことを決める判断のツボがみんな違う。結果、直前の判断で支援の人々の予定を急に変更させてしまったりしたけれど早目早目の対応が一番マシなのだ。こんな時の対応で、きっちりやろうとする人は予定が狂って不機嫌になる。楽天的な人はあまり気にしない。慎重な人はさらに観察する。自分の不安が強い人が最もめんどくさい。と、まあ、支援者の性格がよ～くあらわれるものだ。私自身は自分のことも案外人任せで、決めるのがめんどくさいのを反省する。小さな風邪ひきでもちょっとした嵐になるのだから大きな病気で大きな決断の時には家族の考え方や価値観でもめるだろうな。今のうちにもめない準備をしておこう。というわけで、私はみんなの性格をものすごく観察しているのでした。(^o^)／

  2019.10.08

• いわし雲とモンキチョウ

  いわし雲とモンキチョウ   天に向かって ぐんぐん伸びた 大枝をバッサリ落とした   とたんに 視界が開けて 明るい秋の青に目が染まる   ただまっすぐに 上へ伸びていくだけが 目的になっていなかったか   丈をそろえた幹は これからも太くなる そこから四方へ 伸びる枝に 手掛かりの一葉が残されている   本当に望んでいることは何だっけ 流れてきたいわし雲に問うてみる 聞こえているのかいないのか ひょうひょうと 風に乗って行ってしまった   問答するのもくたびれて 深呼吸してみると モンキチョウが それでいいよと 鼻歌歌って通りすぎた   夏の間生い茂った庭の木を剪定した。ばっさばっさと大枝ごとどんどん落ちていく。リズムにのったハサミの音が調子よくてついつい眠くなった。目が覚めると、視界がとても明るい。空の面積が広くなって青と白がさわやかになっていた。モンキチョウがふらふらと飛んでくるといつも姉の訪問のように感じる。悩んでいる時になぜかやってくる。ような、気がするだけかもしれないがひょいとやってきて、いつのまにかいなくなる感じがとても丁度よい秋の一日。

  2019.09.29

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  山と道と雲と空のとなりに

  山と道と雲と空のとなりに   大きな地球に乗っかって 空気や風が季節の光を届けてくれるのを横目に 大地の栄養を色にして見せてくれる花や 時折迷い込む小さな虫が まだまだ太陽が幅を利かせていると 耳打ちしてくれた厳しい夏が終わる 大きな地球に乗っかって ぎしりぎしりと 回る大地を驚かせないように 雲には見えないくらいの 小さな歩幅で 夏から秋へ季節を動かす 神様の仕事 山と道と雲と空のとなりに 風になびく黄金の田んぼ 夏の花は枯れ秋の種を作る 積乱雲を描いた雲の係りは細筆に代えて さっと横に一筋流れる尾をつけた いたるところにある自然が 自分の仕事をしている 少しずつ乾いていく空気を 胸に吸い込んだら さあこの光を浴びて 動きだそう 連休に泉ボタニカルガーデンに出かけた年に数回のやや長距離ドライブ秋は最高山の中に入っていくと自分も自然の一部地球の上にのっかっている小さな生き物、と自覚する花と同じように草と同じように風と同じように今日頑張って息をして生きているなと思いだす

  2019.09.19

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  介護マイスター

  ​​​​楽しい入浴タイム！ヘルパーさん二人制で支えていただいている手際よく、安全で、これこそプロ中のプロ！かつ毎回楽しく、歌って踊れる漫才タイムのエンターテインメントという絶妙なケアの90分笑いが絶えず、話題は広がり、身体も心もまったりスッキリほんわかの至福の時間だなんでこんなによい時間なのだろうと考える１、私自身がお風呂大好き　気持ちがよくなるのが幸せ２、お気に入りのシャンプーや入浴剤で別世界へ行ったようなリフレッシュでとってもリラックスできる３、ケア中のヘルパーさんたちが元気モリモリでいつもいつも笑いの連続で超たのしい４、両親の入浴ケアより手際よく、なにもかもスムーズですっかりお任せ超安心５、社会につながる話題のあれこれで私も地域社会とのつながりを感じる６、ケア後すっきりしてほどよく疲れて、とてもよく眠れるそんなこんなで、週に2回の入浴タイムが生きる喜びになっているケアの終わりに、記録をしながらいろんな話をするのも面白いヘルパーさんの仕事のすごさや大変さがわかると、さらに生活になくてはならない大切なみなさんなのだと強く思うヘルパーさんにお世話になってかれこれ26年も経ってみると介護業界にも様々な変化があった​何より​楽しく働くヘルパーさんの訪問は​心待ち！​色々な苦労や変化がある中で、ヘルパーさんが楽しくやりがいをもって働けるるといいな！！！人手不足の報道や、やりがいを感じる前に離職してしまう話を聞くとなんともったいない！！！といつも思う三ツ星レストランみたいに、すごいヘルパーさんに認定制度を作るのもいいかも医療行為名人認定！楽しい入浴技術レジェンド認定！介護食お料理名人認定！こころに寄り添う名人認定！介護技術はもちろんだけれど、研修で身に着けたものを現場で磨いて、コンテストや発表会にチャレンジして競ってみるのはどうだろうね金星のヘルパーさんがたくさんいる事業所は人気沸騰でしょうね会社や国からも表彰なんかがあってもいいなやる気を喚起し、もっと向上したい人はたくさんいるのではないだろうかもっと、もっと、ほめられて、仲間同士でも認め合って、楽しく仕事してほしいそんなヘルパーさんに出会う時間が私たちの生活を輝かせていることを知ってほしい一日一日を数えるように過ごす私たちの生活が生き生きと息を始める私の周りのヘルパーさんたちはみんなそんなマイスターばかりだとりあえず折り紙で星の形の「まいすたー」ＭＹ　ＳＴAＲ贈りたいと思いますいつも、本当にありがとうございます​​​​

  2019.09.10

• 長い道のり

  長い道のり   それは妄想か 全くの想像を信じ込んでいると人は言う 願うのは自由じゃないか   それは野望か 分を超えた大きな望みだと人は言う 願うのは自由じゃないか   それは冒険か 危険なことにあえて挑んでいると人はいう 願うのは自由じゃないか   そして現実になるまで 実際にこうであるというありのままの事実にするまで 行動するのは私だ   みんなの力を信じるから 私という存在を預けられる みんなの力を借りるから 私という存在が確かなものになる   今ここに生きていることが奇跡 初めから小さな光で連続していた 長い道のり    

  2019.09.04

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  筆談プロジェクト　ガイド養成講座２

  　　　支援する方もされる方も一番やりやすいところを探す筆談ガイド支援ができる人を増やしたい！と始めたプロジェクト先日のＲさんが2回目のチャレンジしてくれました１、前回は指の動きを感じ取ってもらうこと２、指の方向と直線、曲線を感じ取ってもらうこと３、簡単な文字を書いてみること４、2文字しりとりまで、一気に進んで喜んだ2回目は文字から始めながら、お互いの書きやすさ、読み取る人のキャッチしやすさを探ることにしたそこで登場するのがすでに筆談ガイド歴が長いフリーアナウンサーの渡辺祥子さん言葉のプロフェッショナルだけに、自分がガイドができるようになった道筋や難しかったところ、体験した点などを実に要領よく御指南してくださったこればっかりは話す私自身にも自分流に体得している母にも難しい第三者の視点である私の指の動きを感じる支えとなる手の感覚指の軌跡を見る視覚的情報受け取る反対側の手のひらの感触頭の中で文脈と文字の軌跡を立体的に総合する図形的な思考会話の流れの中で考える文脈に選択される言葉の予想などなど多くの要素が詰まっているこれをどのように段階的に整理してしかもわかりやすく練習してもらうかには計画が必要だ左手で書くだけではなく右手でアドバイスを捕捉しながら書きやすさ、読み取りやすさ、支え方の角度など色々試したすると！もう、あっという間にするすると読み取ってもらえるようになり＼(◎o◎)／！の連続だった教え方も上手覚えも上手というわけで2回目にして会話が成立！筆談ガイド免許合格第一号誕生の快挙次回はもっとお話しできそう自由会話が3回でできるなんてすごいことだ両手の三人会話もできたので未来は明るいぞ！！！いまだに、何でできるのか不思議でならないのですがこの貴重な出会いを大切にしたいです合格証授与やったね～たくさん話そう

  2019.09.02

• 市議会選

  市議会選挙が終わりました。私は今回も郵送の不在者投票で参加しました。数日前の新聞で重度障がい者など投票所に行けない人のこの制度登録が200人くらいしかいないと聞いてもったいないと思った。速達で投票用紙も丁寧に届けられるし誰に投票するかをゆっくり考えられるこの制度是非多くの人に利用してもらいたいです。今回は市議会選挙だったせいか、団地の中の通りまで選挙カーが進んでくれた。何度も名前を聞いた人もいる。障害がある人たちも地域に沢山住んでいる。自分で言えない人も沢山いる。家族も沢山いる。地域はそのまま生活の時間の積み重ねだ。少しでも楽しく豊かなくらいになるように。問題も沢山あるけれど、議員の人には頑張ってもらいたいと思います。

  2019.08.26

• 年齢考

  半年くらいあちこち痛いとぼやいていた母が、お盆休みにとうとう痛みで介護不能になった。両腕が使えなくなって、さあ困った。みんな困った。ケアができない。料理できない。自分のこともできない。のに、口だけ元気家族も困って、お盆明けに受診したら使い過ぎの腱鞘炎とへバーテン結節という指の関節炎だそうだ。年齢と使い過ぎというので目立った改善策はなし。とりあえずの痛み止めとテーピングで対応しています。台所から聞こえる包丁の音が明らかに遅くなったし、なにより少し家事をするとすぐ痛いので、全てに時間がかかるようになった。午前中で済んだ仕事が昼をすぎるようになり、休む間もなく弟の送迎の時間だ。私のケアも3割減になった。吸引の人工鼻を取るだけで苦労している。肢体不自由の人は大変だねえというけれど、しょちゅう痛いと聞かされる方もけっこう辛いのだ。いたいいたい貯金を提案しよう。痛いといったら1回100円。たまったらみんなで宴会！そしたら私も気管カニューレ事故抜去貯金に組み込まれてしまった（とほほ）私が原因の多くを作っているのだと思うと、本当なだけに私にできることを考える。ま、遠慮はしてないけど。医師からは、介護方法を工夫して、と言われていたそうだが腕を使うとか、足を使うとか年齢はみんなあたりまえに向き合う問題なのに、元気なうちはあまり気にとめないものだ。私自身30代になってから、だんだんと考え始めた。みんなに30代インタビューをすると、元気な人たちの多くは人生の中で心身ともに充実してとてもいい時期！と口をそろえる。私たちはそれとはまた少し違って体調を維持する時代に入っていく。身体的な成長や安定がそろそろマックスな中でいかにエネルギー配分して精神的に充実させるかが問題だ。個人差があっても健康な人の半分くらいの時間的猶予があるのだとしたら過ぎるスピードは2倍になる。しかし何かの実現には何倍も多くの時間を必要とする。必要なこととやりたいことを吟味すればするほど必要なことに時間を取られていくのはしかたがない。削りに削り、あきらめることや捨てることが多くても最後に残るものは何だろう。それを大切にしていくのが30代なのだろう。今しかできないこと。今だからできること。還暦前後の両親は現役からその後に移る途中だが介護にリタイアはない。厳しい現実の限られた条件の中でできるだけ私たちの在宅生活が維持することをいつも話している。何かあったらなるようにするしかないのだけれど、有限の一生の中で私たちがどこらへんにいてどうなっていきたいのか。あれこれ考えてもやはり親の健康の上になりたっているのだと改めて考える。多少口うるさくてもがまんするとしよう(^_^)/~

  2019.08.23

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  墨の象(かたち)１－道

  道   じぐざぐ踏みしめるときも 足取りさくさく軽いときも 道の先なんて知らなかった   目を閉じてみる そこには確かに 私の足が二本あった   10年以上も前のこと。入退院を繰りかえしてやっと在宅生活になったとき、高等部の訪問授業で書を書いた。勝手に走る緊張の線を抑えながら小さな文字に挑戦した。道30歳になった私は、まだその先の道を進んでいる。文字という縛りをなくして、感じた方向へ進んでみる墨象の道だ自由で枠がない墨の行き先はわたしそのもののようでもある

  2019.08.19

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  夏のお守り

  ​　　　　　　　　　　　　　　　　河北新報　8月16日朝刊8月16日夕刊​残暑が続いていますね～～～(ふ～ふ～)​34度の今日は遮光カーテンも閉め切って居間に避難しています積乱雲も頑張りすぎは禁物。そろそろ休んでもいい頃だ。毎年夏の勢いに負けそうになる私ですが、今年はネイルのお守りのおかげで元気です。河北新報のティータイム欄に10年ぶりに投稿してみました。なんと同じ日の夕刊にはコラムも載せていただきました。世界や地域やなんやかや、とざわざわしている世の中ですがどんな時も健康一番。身体を大切にして残暑ものりきましょう​

  2019.08.17

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  葵

  ​ ​葵​   ぐんぐん伸びる夏の雲に おいつき伸びろ夏の花   ぐんぐん育つ夏の雲に 追いつき開け夏の花   星になった子どものあなたが 力強い花となって 熱風を跳ね返している 夏の勢いに負けるなと 主張する蝉を従えて   さあ 日差しの中へ出かけるよ あなたも一緒につれていくよ初めて一緒に過ごそうよ 今年初めて植えた葵の花が次々に咲いた葵は亡くなった双子の姉の名前美しくはかない響きでつけたと聞くがなんのその強くてたくましく、夏の暑さを従えてぐんぐん実豊かな花ことばもついているではないかそれでいて花はひらひらと美しい今日も暑い一日になりそうだ一輪もって元気に施設に出かけよう         ​

  2019.08.09

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  たなばた

  ​ たなばた   さらさらさらさらふきながし さらさらさらさら音の川   そろそろそっと悲しみを そろそろそっと手放そうか   過去の悲しみが そこから立ち去ることを許さない 何度も心をひき戻し いつまでも縛りつけて離さない   さらさらさらさら音の川 去年の音とは違うだろうか いつかの音とは同じだろうか   時薬(ときぐすり)が 昨日の私とは 少しだけ何かが違う 今日の私になるように さらさらと さらさらと   人生の川は流れている 人生の川は流れていく   大きく深い悲しみほど 小さく一瞬の川面の煌めきが 回復を助ける光になるだろう 思わぬときに 思わぬ場所で これから先の流れの中に   さらさらさらさらふきながし 目に見えぬ時の川が流れていく　​

  2019.08.07

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  筆談プロジェクト

  ​​初めてこんなにかけちゃう人は初めてだすごすぎＲちゃん厳しい暑さが続きますねみなさん元気ですか東北も梅雨明け身体にこたえる暑さですその暑さを吹き飛ばすように筆談にチャレンジのステキな出会いがありました！！仕事で仙台にきてまだ3か月のＲちゃんですが初めて会ったときから他人の気がしない！同じ女子どうし、会話ができたらいいなあというわけでさっそく筆談チャレンジプロジェクトに挑戦してくれました初めての人は、障害が重い私たちに様々なバリアがあるものですがなんなくクリアしたＲちゃんと手始めに初めてのよこ、たて、まるクリア！あいうえおかきくけこさしすせそどんどんクリア！じゃ、いっそ指文字でまたねすっかりクリア！もう1回やりとりしたら絶対イケルなんでかなあと考えると理解はもちろん感じる感度がとってもクリアなのが一番の理由だＲちゃんは障がいがある人のアートを通じてそれを支える家族の研究をしている人なのだ障がい者のアートはこだわりから生まれることも多いですがそれが一体「なんなのか！」ということに寄り添うアンテナを最大限に磨くことが交信の要だ何を表現しようとしているのかなぜその表現なのか何を言いたいのか障害がある人たちはこの世界をどう感じているのか私たちは同じ世界に住んでいるのにバリアのあっちとこっちではまったく言語も違えば平行線になることもある言葉のないアートの世界でその感性を磨いてきた彼女だけに見た目や知識やいわゆるジョウシキは何の妨げにもならなかったのかもしれないねダイレクトに感じてくれる手といっしょにこれからきっとたくさん楽しいおしゃべりができるような気がする何を置いてもやってみよう！と思ってくれたそのことに感謝だうれしくてうつうつした気持ちも吹き飛んだ一緒にがんばろう！​​

  2019.07.30

• 蝉

  いきなりの30度越え。家にいるのが一番、とばかりに居間だけはエアコンで何とか過ごしている。廊下に出ると別世界らしく(私は一歩も出ていない！)家族はふーふー言っている。今朝、蝉が鳴いた。初蝉の声。なのにその後ぱったり聞こえない。2階の熱いベランダに2匹死んでいたという。ひと泣きしてさようなら？まだ梅雨あけしないのに驚いたか？アジサイとひまわりと朝顔とききょうが一度に咲いている。普段でも体調管理が難しいわたしはこのところ必死で生きている感じがする。生活のスピードも人の流れも気候も物事の判断や移り変わりも速すぎて息きつく暇もない忙し過ぎて自分の考えさえ確認できないいつも追われている感じが普通になって休んでいても休んでいる気がしないよりどころがどこにあるのか自分でも見失う窓を閉め切って自然の猛威から避難していると世界との壁がどんどん厚くなって行くような気がしてくる夕方少々やかましくても元気に鳴く蝉の声ももうすぐ聞けるかもしれないが世の中は厳しい私自身が蝉の気分だ

  2019.07.28

• １００万のみなさんありがとう！

  ​美しくなった爪をみんなに自慢して喜んでいたらなんと！ブログ積乱雲が100万アクセスを達成していました！！ネイル記念日がブログ記念日になっていたよく続いたな　　！(*^。^*)！日記をはじめたのは支援学校高等部の訪問学級時代社会とつながるこんなツールがあるよ、と教えてもらった自宅にある小さな窓からこんなにたくさんの人とつながることができたのだねみなさん本当にありがとうこの間に言葉の持つ力の素晴らしさ同時に恐ろしさや見えない問題人と人のかかわりの大切さと複雑さ自分のありかた20代から30代へ病気や障がいをもって生きる意味などなどものすごくたくさんのことを考えさせられてきたどんなに励まされてきたことか！！そしてこれからのことつくづく人間は一人では生きられないものだと思う色々な人が色々な考えを持ち色々悩みながら生きているからおもしろいのでもあるやっぱり生きているからおもしろいおもしろく生きていきたいから考える考えるから工夫するせっかく今日を元気にしていられるありがたさを最大限生かしたい苦しいところも痛みもなく今日を過ごせることはあたりまえのようであたりまえではないのだ今朝のくもり空がちょっと薄くなって太陽が顔を出しそうになっただけでもうれしい雨模様もまた、涼しくてうれしいのだけれど今日の限られた数時間の私の時間をめいっぱいよくしたい次の１００万アクセスまでそんな日記でいっぱいにしたいと思う同じようにみんなの１００万回にも何かいいことが起きますように！！改めて表紙の書を読んでみた当時の心を思い出してじ～んとしたこれからも積乱雲をよろしくお願いします​

  2019.07.24

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  ネイル記念日

  　　　　　　　　　　　　　　　　　テーマ　夏の始まり ネイル記念日   爪の窓から旅に出よう 小さな窓を開けると そのむこうに空が広がった   薄曇りのラベンダー色に まだ雨雲がかかっている 長い梅雨空に咲いたひまわり 小さな黄色がきらりと光る   アジサイ色のドレスに 白いレースをかけて つま先を揃えてさあでかけよう これから1ヶ月の夏の旅行   心の扉を外に向けて そこから見える色々な風景 そこから聞こえる人々の声 ふわりとそよぐ柔らかい風   私の心の中に まだ眠っていたあこがれと 予期せぬ期待を花束にして 指先案内人に導かれる ネイル記念日     一般社団法人　日本保健福祉ネイリスト協会お問い合わせ　０３－４５６３－２０８０　　　　　　　　http://www.fukushinail.jpプライベートネイルサロン＆スクール　マルナニエ　電話　０２２－７７８－３２０８　(名取市美田園・小磯)　                       marunanie@gmail.com宮城福祉ネイリストのブログ　https://ameblo.jp/fukushinail/　　　　　　　　長年の願いが叶ったプロのネイリストにネイルアートをしていただきました！なんと自宅に訪問してくれる福祉ネイル知らなかった～小さな空間に心を込める暖かいケアハンドマッサージと楽しいサンプルからどんなアートにしようか楽しいわくわく爪を愛する素敵なネイリストさん達と心通う幸せな時間だんだん出来上がっていく間に私はすっかり旅人になった身体がきれいになるのはいつも気持ちよくうれしいけれどさらに爪が丁寧にかわいく美しくなる間にじんわりと心がほぐれてとっても暖かい気持ちになるやる気がでるし元気になれる深いところで私といういきものを支えてくれる気持ちになる弱視の私にとって小さな爪は自分のいのちを確かめる場所でもある眺めるたびにニンマリしてしまいますうれしいな今夜はまったり眠れそうネイルにかけるネイリストの心意気をききながらみんなを元気にできる素晴らしい仕事だと改めて思うみんなも是非体験してみて！　またきっと会いましょう！

  2019.07.22

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  参議院選挙

  選挙管理委員会からとどく投票用紙速達で郵送されるようやく洋不在者投票をした私は在宅で郵送できる投票でもう10年選挙に参加している一応一度もパスしたことがないのは自慢できる成人する前に、高等部で選挙の授業を受けたときから必ず参加しようと思っていたとはいえ、投票所の情報や方法を聞くにつけ私のような障害の状態で確実に投票できるかどうか不安になった成人式のときに模擬投票コーナーというのがあってそれも体験してみたとにもかくにも私の意志が確実に相手につたわらなくてはいけない結局、代理人(親)が役所に届けて、自宅で代理投票してもらう方法にしているここからが問題候補者の誰がいいのか決め手になるのは広報誌とニュース報道それに親の会話からぬすみ聞く情報がたよりだつい親の考えかたに影響されるがそれはそれで聞いておくとしてやはり、私は障害福祉に対する考えを聞きたいそれに一人ひとりの候補者の人となりを加えてかんがえるのだが・・・政党の動きも忙しいので毎度生き物のように変化する選挙戦である弟はポスターの顔写真で好きな人にしているようだが近頃はいろいろ考えているようである弟は地域の小学校に投票にいくのをいつも楽しみにしている障害や、医療、福祉、生活、色々困っていることばかりであるでもよくなったこともあるつい目先のことに食いつきがちだが、全体をみるとどうなるのがよいのだろうともかく1票令和もよくなるように、若い人も投票にいきましょう！！

  2019.07.16

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  メリーゴーランド

  メリーゴーランド   まるでひと時ごとに 気持ちが変わってしまうように 薄曇りの光の中で 花びらの色が新しくなる   まるでひと時ごとに 気持ちを昇華していくように 雲の向こうでゆっくり動く太陽が 思い込みが新しくする   メリーゴーランドが 一回りするうちに もう何かが変化している 同じ景色も 何かが新しくなっている   雲の切れ間が見える頃には 新しいつぼみが 雨のしずくを ぱちんと飛ばすだろう  

  2019.07.09

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  明るい方へ

  明るい方へ   与えられた 等しい時間を 思うとおりに 生きてゆく   与えられた 等しい光を 思うとおりに 手に入れる   初めから同じように あると思った自由とチャンスは いつもそこにあったとしても いつもわたしのものではない   同じ場所から 見える景色   明るい方へ 明るい方へ 希望と失望を行き来しながら 自由と不自由を行き来しながら 喜びと悲しみを行き来しながら 朝と夜を行き来しながら

  2019.07.08

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  こつこつのコツ

  こつこつのコツ   同じことの繰り返しは 出口がないように見えて 確実に前に進んでいる   こつこつと 丹念に 諦めず できることをやる   一つの行動は小さくとも 行動を決めた心の動きは 既に変化を起こしている   同じことの繰り返しは いつの間にか身体に染みて 薄い紙が積み重なるように 力に厚みをつけている イメージしよう   小さなことも 感性のある人には 大きな存在感をもつ   何が大切かを 瞬時に見分ける力になる 自分の心がどこにいるかが こつこつのコツ     北海道稚内から大林寺の住職さんが訪問してくれた震災以来、折に触れ、会いにきてくださる震災復興支援から今は遺族会の支援を始め、東北からは距離がある稚内の人々に震災をしってもらう活動もしておられるお会いする度に聞くおもしろい話に刺激を受けたり、北海道の自然を想像したりしながら今の自分を振り返る書が好きな弟が住職さんと書を始めたありがたい言葉を！のリクエストにいい言葉をいただいたスノーボードチームを支援する活動の中でも大切にしている言葉と聞いた色々なものに勝ちたいと私たちは頑張っている物事勝ち負けではないことも多いけれどいつも最終的には自分自身との闘いである自分と向き合い、自分を好きになり、今を感謝して今日を生きるこれにつきますねまたお会いするまで私もこつこつ頑張ります(合掌)めちゃめちゃおいしい流氷まんじゅうも名物　 

  2019.06.27

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  ぎゅうぎゅう

  ぎゅうぎゅう   ぎゅうぎゅう きゅうきゅう がさがさ ざらざら ごそごそ ふうふう ごろごろ がつ　そお うご　げほ すうすう   今朝はぎゅぎゅうの音で間が覚めた 呼吸の声と会話しながら今朝は何から解決するか考え始める １体温 ２体中の痛みの次は背中と足を伸ばし ３お腹の具合がよければ ４気圧に気温   固まりきった筋肉を伸ばしてもらって ようやく一日が始まるまでに2時間 少し時間がかかるようになった そろそろゆっくりしてもいいのかなあ   そして はあ～～～とため息をひとつついて 今日の予定をチェックする   おお、今日は11時入浴だ やった   いい日になる

  2019.06.25

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  父の日

  父の日に梅酒をつけた今年は初めて砂糖なしのお湯割り専用にした弟が雨の中庭からとってきた梅はつやつやとしていた脇で去年の梅シロップつけの梅を食べながらの弟と作業だ私はビンを抑える係り美しい黄緑が雨の空にも爽やかだ父は週末ほとんど仕事に出ている夕方から祖父母も呼んで父の日会食をした帰宅した父も合流して祖父母の故郷山形の味覚で楽しい時間を過ごした私も初めてすき焼きの固まり肉を食べてみた甘辛は懐かしい味わいで、柔らかい肉はそのまま食べられた！13年ぶり！就学旅行の牛肉ペースト以来かなやっぱり固形はウマイ！感触が全く違う歯ざわり、のどごし、触感の幅が広がる～すき焼きに焼酎お湯割りですっかりおやじの仲間入り(^o^)／母の日は何かと大々的なのに、なぜか忘れられがちな父の日なのはなぜでしょう父が健康で一生懸命仕事をしてくれているからこその毎日だというのになんか、かわいそうな感じもする改めて毎日あたりまえのことに丁寧に、かつ誠実に取り組む父に敬意を払った二人の障害がある私たちこどもを長い間毎日まいにちケアしてもらっている先の心配は様々あるが、今をみんなで過ごせるありがたさ今年の梅酒は父と一緒に飲みたいと思うみんなに一人の父父の日以外も感謝

  2019.06.17

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  くもりのちはれ

  ラムズイヤー　羊のしっぽ　ふわふわの葉っぱにピンクの花　大好き！天気の移り変わりが大きいこの頃ついていくのも大変だけれど、変化には変化なりの良さもある暑すぎるのには弱い私は、小休止で涼しい日にほっとするし、寒すぎる日おが続いた合間に、暖かい日はほっこりする色々な環境の刺激に緊張したり緩んだりしながら少しずつ力をつけて体調が悪い時代から一歩いっぽ丈夫になってきた子供がすくすくと成長するように知らないうちにぐんぐん育つわけにはいかないことも一つずつ知恵を絞って工夫しながら克服してきたし一度に全部できないくやしさも辛抱強く積み重ねて30歳になったのだ先をみると果てしなさそうな道も振り返るとあっという間に感じるように時間の感覚は主観的なものでもある考えかたやきもちのありかで伸びたり縮んだりする足元の小さな花が一生懸命さいているのを頑張ってさいたな、と感じるときは大丈夫だ自分にもまだできることがあると思える緊張の連続はとてもくたびれるがくもりのちはれはれのちくもりそしてまたくもりのちはれ、なのだから今日のつぎにまた明日がくるように今日の分をがんばろうラムズイヤーのふわふわの葉っぱをさわったピンクの花が今日も始まるよと言ってくれた優しい朝です

  2019.06.12

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  とっておきの音楽祭

  ​​​​今年も爽やかな夏空のもととっておきの音楽祭にいってきた街中一番町通りのステージは1年ぶり仙台の町中で障がいがある人もない人もみんなで楽しく盛り上がる音楽祭今年で19回目だハッピーセットｗｉｔｈサインまつもとさんのグループが今年も「くもりのちはれ」を演奏してくれました手話を披露してくたのはクラーク記念国際高等学校仙田キャンパスのみなさんたくさんの客さんに足を止めていただいて一緒に私も演奏を聞きましたいいですね～元気をもらいますね～みんなへの応援歌と紹介していただいた私もまたがんばろう、と思う一日でしたみなさんありがとう くもりのちはれ     厚い雲の切れ目から 朝日がさっとさすように 心が晴れるときがある   暖かい午後の日差しが 雪をゆっくりとかすように 心が晴れるときを待つ   ときを味方にするような あなたの笑顔そばに見て 心が晴れるときが来た   くもりのちはれ くもりのちはれ 涙のあとがあるだけきっと あなたの笑顔は美しい     ​​​​とっておきの音楽祭はキャラバンでまだまだ色々なところへ出かけますぜひお出かけください！素敵な人と歌に出会ってくださいね詳しくはととっておきの音楽祭ＨＰへ

  2019.06.04

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  枇杷茶つくり

  庭の緑がぐんぐん育っている葉が大きくなってくると日陰も多くなってくるその隙間を朝陽が通る風もそよぐと緑も動いて爽やかだベッドから見えるところに枇杷の木があるとなりにあったイチジクが強く茂り、遠慮するようにこそっと育っていたのだがなんとイチジクが虫にやられてすっかり枯れてしまってからはばんばん太陽を浴びてどんどん元気であるかわいい実もついてきたこちらは、野鳥にたいてい食べられてしまうのだが今年もみんな(鳥)のお越しを待っておもてなしする予定だ今日は入浴デイ枇杷と山椒と牡丹の香りがあわさったすごくいい香りの入浴剤にしたこの組み合わせを考えた人はすごい言葉にするのは難しいがすっきりしているのに深くしみとおるスパイスの香りとってもリラックスした聞けば枇杷というのはとても身体にいいらしい！さっそく新葉を摘んで、枇杷茶つくりをすることにしたふわふわの毛がついているまずは乾燥させるところからベッドサイドにつるさげた緑の帽子から目に見えないいいものがじわ～っと降ってくるようだそれを見ていたらやっぱり眠くなったすごいリラックス効果はやくお茶も飲んでみたい

  2019.05.30

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  眠い

  いきなりの夏のような日家の中がひんやり気持ちよいほど外から熱い空気が入り込んでいます北海道では100年以上初めてくらいの高温といういつも涼しいところに生きていた生きものもびっくりしたことだろう私は暑さを避ける時はなるべく外出しないがとにかくこの暑さは眠くて眠くて一日中眠りこけている朝寝て、午前寝て、昼寝て、午後寝て、夕方寝て、夜ももちろん寝られる世間の緑が美しく、つつじも次々に開いているのだけれどつつじは次々咲くから続く→ツツジというらしい次々とお休みといってくれているようだ節制、禁酒、身体を大切に、という花言葉があるくらい5月の急天候は人間にも厳しいところがある土曜も、日曜も、そして今日も一日中眠い眠れなかった時のことを思えば眠れるのはありがたいことでもあるとはいえ、この急展開天気は地球、どうしたの、と聞いてみたい地球にも主治医がいるといいのにね

  2019.05.27

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  にもかかわらず

  ​​​​初夏の光に新緑もぐんぐん緑が濃くなってきました月に2度の訪問リハビリに3人の機能訓練士さんが交代で来てくれますもう1０年のお付き合いの人から、最近加わったスタッフまで、みんなそれぞれ上手で、リハビリの後は身体の隅々がすっきりして柔らかくなるきもちよさ！しかも、みんな面白い人なので、楽しみな時間だ近頃、筋肉も落ちて自力で動けなくなってきたので筋肉の深いところを動かしてもらうのはとてもいいリハビリをしながらみんなでゆっくり話をするのもはっとした発見がある中途障害で、できていたことができなくなった患者さんのリハではやる気を起こすのがとても難しいと聞いた元気だった人が思うように自分の身体を動かせない現実を前にしたとき喪失の気持ちはとても大きいだろうそんなとき、​​​にもかかわらず、​​​という言葉が元気をくれると教わったなんと、これはかつての小児科の主治医からも聞いた言葉だ目標を持てると小さなことも喜びになるそれをお伝えしながら全く元通りにならなくてもできることが増えていくことがリハビリの大切な部分と聞いたどんなに頑張っても障害が進む速度に追いつけない維持も辛くなってきた​にもかかわらず、​なのだな庭の向日葵が開いてきた一日でも確実に葉が大きくなっている座位で首のコントロールを練習している私も​にもかかわらず、​真ん中にとまっていられる時間を1秒伸ばせばすごいぞ、とがんばったひまわりの開く双葉にエール受け同じ速度で動くリハビリ​​​​

  2019.05.24

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  葵の苗

  葵(アルセア)の苗を植えました。葵は私の双子の姉と同じ名前です。双子の私たちが生まれたとき、小さく生まれて頑張って生きてほしい私には、桂とつけ死産で亡くなった姉には美しく、葵と命名したそうな。名前の発音の中にＫとかＴとかはっきりした音が入ると呼び続けられているうちにしっかりしていくとか・・・だから、あおい、はなんか優しげでほんわかした感じだ最近女の子の名前に人気でＮＯ１になったこともあるそうなついでに家の庭には桂の木がすでに植えられているがこれがまた大きくなる種類で、植木屋さんにもやめたほうがいいよ、と言われているいやいや、大きくなるからいいのであるこれで二人分そろいました葵にどんな花が咲くのだろう上に向いて次々と咲くらしいひまわりの隣に今年の夏は楽しみです

  2019.05.14

• ひまわり

  ひまわりの種を植えてもらった。今年は車いすで一番よく通る場所にした。今年は、よく見えるところなのでせっせと水をやって自分でも育てたいと思う。咲いたら花と同じくらいの高さで一緒に写真を撮ろう

  2019.05.10

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  光る緑

  光る緑     光る　ひかる　ヒカル 緑が光っている   瑞々しく 勢いよく ぐんぐん上を向く 太陽をつかむ 喜びに満ちる細胞分裂   光る　ひかる　ヒカル 緑が光っている   私もこのまぶしさに負けない このエネルギーを存分にもらう 緑を通り白い生命力になった 太陽の温度を自分のものにする   光る　ひかる　ヒカル 私も光る  

  2019.05.07

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  まなざし

  まなざし   あなたのまなざしに であった瞬間 こどもの私はうれしくて あなたの身体の中を 喜びいっぱいで駆け回った   あなたのまなざしが それた瞬間 私の心はうれしくて あなたの世界を追いかけた   その繰り返しが 一回ずつ重なり重なり 今の私たちを幸せで包んでいる   その繰り返しが あしたの私たちを 強くする 確実に しなやかに 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　切り絵　森屋真偉子令和の始まり　ひとり残らず幸せになりますように・・・・

  2019.05.01

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  お花見

  いよいよ今年も桜が咲いたなぜみんな桜が好きなのだろう　日本人弱視の私は、車から見える窓が明るさを増し白いぼんやりした塊がだんだん大きくなり窓を覆ったのが花吹雪になって顔に降り注ぐ風を想像させる時点から大好きそうだ！長期入院の時、中庭から桜を見にいくのを目標にがんばった体験がベースになっているのだ6階から聞く遠い車の音が耳元で大きくなり排気ガスのにおいにさえ生命力を感じたもんだ春に亡くなった友達を思い出したり震災の津波到達地点に咲く桜を考えたり一人ひとりの思いをそよそよと受け止める桜である今年は弟が写真を撮ってきてくれた近所でさえ車いすで歩くのが少なくなってきた（親のトシ）今週は暖かくなりそう通所施設のお花見も楽しみだ祖父がデイサービスのお花見を喜んぶ気持ちがわかってきた

  2019.04.15

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  栄養指導

  　　　　　　　　　　　腕の真ん中の脂肪を計る小児科から内科になって半年小児科で全部まるっと診ていただいたそれぞれを各診療科で相談しながら調整するようになったもちろんそれぞれが専門家の先生だが障害を含んだ身体の色々を一度バラバラに分解してそれぞれの課題に迫る解決法を見つけていくアプローチがはっきりしてきたと感じる近頃の悩みは緊張から来る口内炎と体重変化一度本当に必要な栄養を評価してみよう、ということで初めて管理栄養士さんの栄養相談をしてみることにした相談室には食事にまつわる模型やポスターが張り巡らされ、なかなか面白そうだ何はともあれ計測、というので何をするのかと思ったら腕と足の皮下脂肪を計ったこうして筋肉量と脂肪を推測するのだそうだほほ～～～～やや脂肪が多いというので自分の予想と違ってあらら、だったこれまでの食事履歴をお話ししながらようやく食べられるようになったうれしさなどを伝える母であるがすでにみんなカルテにお酒やおつまみ情報まで書いてあり医師、薬剤師、栄養士と検討済み、というから感心してしまったさすが総合病院であるというわけで、次の相談までに食べたものを教える約束になったすでに酒のつまみばっかりになりそうな予感・・・・これがいちばん食べる楽しみが伝わりそうであるね(^_-)-☆大人の健康へのアプローチはこどもの方法とは大分違う細部を自分で感じ、理解して、うまく伝えないとならないなと思う子供時代はどこか、みんな親に丸投げおまかせモードだったけれどこういうことが自分を自分でよく知り、コントロールしてくことなんだろう大人一人前扱いしてもらうからには大人対応しなくちゃ、と自覚新た嫌なものは嫌だと、採血一つも勝手に決めらると怒っていたが何のためにするのかがわかればがまんもできる食事の問題は健康の基本的なことなだけに辛さが伴うことには取り組みにくいがおいしいものを探していくなら楽しそうだなというわけで、楽しい栄養相談になりそうです

  2019.04.11

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  特別な桜

  いよい桜の季節仙台も開花した我が家周辺は街の中心部より少し遅れてまだもう少し先でも私の居間はもう満開になった弟が昨年施設の活動で撮影して障がい者の写真展で入賞した最高の一枚だ年度末ようやくカラーのデータをいただいたベッドサイドでいつでも鑑賞できる弟にとってはいろいろな困難を乗り越える一つのきっかけになった写真だった自分にできることがあり好きなことになり誰かを喜ばせることもできるものになった幸せの形でもあるひとりひとりに桜は特別な意味を持つことだろう今年私の桜には自分の元気と一緒に弟も元気になってうれしいなの気持ちが加わった実際の桜を見にいけるのももうすぐあなたの桜はどんな桜？

  2019.04.08

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