標高2,568m 北緯36度24分23秒 東経138度31分23秒
8日(土),長野・群馬県境にたつ浅間山(2568メートル)の登山シーズンの始まりを告げる山開きが,長野県小諸市の登山口でおこなわれました。
例年だと,県内外の登山者ら300~500人でにぎわう行事ですが,今年は感染防止のため出席者は観光関係者ら約20人に限定したとのことです。
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ライブカメラ映像で浅間山の今をごらんください。
・ 浅間山 気象庁 追分(軽井沢) 05月10日 16:59
・ 軽井沢町役場 05月10日 17:26
◆浅間山の状況に関する解説情報 令和3年4月16日16時00分 気象庁発表
https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/monthly_v-act_doc/tokyo/21m03/306_21m03.pdf
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
山頂火口から概ね2kmの範囲では、大きな噴石や火砕流に警戒してください。
火山活動の状況
浅間山では、3月15日頃から浅間山の西側での膨張を示すと考えられるわずかな傾斜変動が認められています。また、山体浅部を震源とする火山性地震が増減を繰り返しながら引き続き発生しています。
噴煙の状況は、特段の変化は認められていません。白色の噴煙が火口縁上400m以下で推移しています。
昨日(15日)に実施した火山ガス観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は1日あたり500トン(前回4月7日、700トン)でした。火山ガス放出量は1月、2月と比べ増加した状態で推移しています。
浅間山では火山活動が高まっており、今後、山頂火口から概ね2kmの範囲に影響を及ぼす小噴火が発生する可能性があります。