報道によると歌手の八代亜紀(70)さんが,今年1月に個人事務所社長の夫(66)と離婚していたという。協議を重ね,双方が納得した上で離婚することを決断したとのこと。前夫は個人事務所の代表取締役を辞任した。八代さんは,「特段に何か(理由)があったわけではありませんが,話し合いの結果,長年のパートナーシップを解消して別々の道を歩んでいくという結論に至りました」と話している。
奇しくも,八代さんと同郷の熊本県出身の水前寺清子(75)さんも,昨年11月に元サックス奏者の夫(69)と離婚している。前夫は八代さんと同様に水前寺さんの個人事務所社長を務めてきたが,現在は退いている。
水前寺さんは,「人生まだまだこれから!という再出発のつもりで離婚しました」と説明。31年連れ添ったパートナーには「感謝しています」と語っている。
八代さん,水前寺さん共に
●「夫より妻が収入や社会的地位が高い」
●「夫が個人事務所の社長の任にあった」
と,離婚に至る状況が,なにやら似ているのである。
◆八代 亜紀(やしろ あき,1950年8月29日 - )本名,橋本 明代(あきよ)。熊本県八代郡金剛村(現:八代市)出身。1971年にテイチクより「愛は死んでも」でデビュー。NHK紅白歌合戦では2年連続大トリを務めて“演歌の女王”と称された。
◆水前寺 清子(すいぜんじ・きよこ)本名林田民子。1945年(昭20)10月9日生まれ,熊本市出身の75歳。64年「涙を抱いた渡り鳥」でデビュー。65年NHK紅白歌合戦に初出場。司会も4度務めた。69年「三百六十五歩のマーチ」で日本レコード大賞大衆賞を受賞。女優としてもTBSドラマ「ありがとう」に主演。2019年11月,旭日小綬章を受章。愛称のチータは作詞家の星野哲郎氏が「ちいさな たみちゃん」と呼んだのが由来。