>>>九州新幹線・特急,お盆予約は前年並み 沖縄方面は低調新型コロナ
九州・沖縄で新型コロナウイルスの感染が再拡大しているが,九州でのお盆の旅行予約は堅調に推移している。JR九州によると,九州新幹線や在来線特急のお盆期間(6~17日)の指定席予約は,前年をやや上回るか前年並みだった。7月下旬段階では前年を7%下回っていたが,その後予約が入った。福岡県で2日からまん延防止等重点措置が適用されたことなどによるキャンセルは目立っていないという。
全日本空輸(ANA)の福岡発着路線は6~15日の予約が前年同期比で46%増えている。東京で緊急事態宣言が発令された後も「各方面で予約が伸び続けている」という。19年比では,55%少ない水準にとどまる。
日本航空グループでは,首都圏や関西圏などから沖縄方面に向かう便の予約が前年同時期比12%減だった。九州方面は40%増だった。ANAでも福岡―宮古便が45%減,福岡―石垣便で15%減となるなど,緊急事態宣言が2カ月以上続いている沖縄への旅行や帰省を避ける動きが広がっている。
>>東京駅・お盆の帰省,連休初日の7日は家族連れの姿まばら…新幹線乗車率は19年から大幅減
お盆をふるさとなどで過ごそうという人たちの帰省シーズンを迎えた。3連休の初日となった7日は,
新型コロナウイルスの感染急拡大を受け,東京駅では新幹線に乗り込む家族連れらの姿はまばらだった。
JR東日本によると,7日午後4時までの東北・山形新幹線の乗車率(下り自由席)は10~95%。2019年の帰省ラッシュ時(70~150%)から大幅減。