セガサミーホールディングス(HD)は10日、ホテルやゴルフ場などで構成する大型リゾート施設「フェニックス・シーガイア・リゾート」(宮崎市)を米投資ファンドのフォートレス・インベストメント・グループに売却すると発表した。セガサミーは売却後、新たに一部の株式を取得して関係を維持する。
1993年にオープンのシーガイアは、日向灘に臨む約300ヘクタールの敷地に、高さ154メートル、43階建てのシェラトン・グランデ・オーシャンリゾートをはじめとする宿泊施設,トム・ワトソンゴルフコースなどのゴルフ場がある。
シーガイアは、宮崎県や宮崎市が出資する第3セクターが運営していたが開業当初から業績が低迷し、2001年2月に会社更生法の適用を申請して経営破綻した。その後、別の投資会社を経て、12年にセガサミーHDが買収していた。
なお、フェニックスリゾートの24年3月期決算(単独)は売上高が前期比5・8%増の115億6300万円、最終利益が1・2%増の8000万円で、増収増益だった。
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シーガイアは日向灘に臨む約300ヘクタールの敷地に、高さ154メートル、43階建てのシェラトン・グランデ・オーシャンリゾートをはじめとする宿泊施設,トム・ワトソンゴルフコースなどのゴルフ場があります。