震災後1年。黙祷。
早いものでもう1年が過ぎました去年の今頃は、三陸沿岸で大きな津波被害が出ているとは知らず、停電で暗闇の中、「明日の朝、起きたら電気がついててほしいなあ」等とのんきなことを考えていました。その後、被害の様子を知ってから今日まで本当に考えることの多い1年でした。 この土日、私は釜石の夫のところに行ってきました。ボランティアをしようと思ってボランティアセンターに電話したのですが希望者が多くて、できませんでした。多くの方々が支援に来てくださっていると思うと本当にありがたいです。 土曜日は釜石、大船渡、高田をドライブしてきました。釜石では被災したメインストリートで再開している店舗も数件あり、ちょっとうれしくなりました。高田の1本松の周りはカメラを持った人たちでにぎわっていました。プレハブ造りの復興食堂や復興商店街をまわってきました。笑顔で応対してくれる様子にこちらも笑顔になりました。 日曜日の午後、釜石から海岸沿いを北上して帰ってきました。山田湾には養殖棚が浮かんでいて、昔の山田湾の景色が戻ってきていました。漁港に船がつながれているのを見るとほっとします。 少しづつ、復興の兆しはあるのですが、やはり被災地の光景は心が痛みます。ゆがんだガードレール。切れ切れになった防潮堤。土台だけの家屋跡。窓ガラスや壁が壊れて向こう側が見える家やビル。集積場に大きく山積みにされたガレキ。まだまだです。そして、被災者の方々の生活もまだまだ元のようにはもどれません。 でも、何とかして元の三陸に戻ってほしいと思います。少しづつでも、できる支援を継続していきたいと思います。 皆さんの引き続きのご支援をよろしくお願いいたします