コルクの気持ちの店長の気持ち

今日はとても爽やかですね。
気分も晴れ晴れです。

さて、晩酌報告。
今回はロンバルディア州の赤です。




ロンバルディア州
カ・デル・ボスコ
クルテフランカ・ロッソ・テッレ・ディ・フランチャコルタ　２００４年
税込価格　２８８０円

メルロー　３０％
カベルネ・ソーヴィニヨン　２６％
カベルネ・フラン　１８％
ネッビオーロ　１４％
バルベーラ　１２％

葡萄レぞれを発酵後ブレンド。
その後１６ヶ月間樽熟。
アルコール度数　１３度

ガンベロ　２グラス
ヴェロネッリ　２星８７点
ルカ・マローニ　８２点

輸入　（有）フードライナー




グラスに３分の１くらい注ぎますと、グラスの底がほんのり透けるくらいの透明感。
紫色が少し入っています。

香りは若草のような青っぽい感じ。
北部のカベルネによくある、青春（？）を思い出させるような若々しい香りです。
香辛料系のニュアンスもあるあたり、いろんな葡萄を使っている結果なんでしょうね。

一口目は先ず酸味。
しっかりと感じ取れます。
果実味はほとんど無し。
タンニンは中程度。
飲んでいる最中に邪魔をするような強さではありません。

１０分くらいまではどんどん青味が増してきます。

２０分くらいしてようやく果実味や甘い香りが出現。
この時点でバランスは良い感じですね。
ここから先はどんどん美味しくなりました。
味に複雑性が出てきて、最初に出っ張っていた酸味が味全体をまとめるような役割に変わってきます。

このワイン、樽熟は１６ヶ月と比較的長めです。
でもそれほど強い樽香は感じられません。
価格を考えますと熟成は間違いなく新樽では無いと思います。
５種類もの葡萄を使ったワイン。
おそらく長期の樽熟成は、
樽香をつけると言うより葡萄同士を仲良くさせる意味合いなんだと思いました。

ところでイタリアワイン屋をやっていますと、
カベルネ系のワインを飲む機会はそれほど多くありません。
今回もブレンドとはいえ久しぶりでした。
そのせいもあるんですが、どうもカベルネ臭といいますかピーマン臭と言いますか。
そこの部分がクローズアップされて自分の舌を占領してしまいます。
４分の１入っているイタリア種の葡萄を見分ける（味分ける？）ことが出来ませんでした。
もうチョットカベルネ、もしくは国際品種を勉強しなけばと思うワインでした。

あ、もちろんワイン自体は大変美味しかったですよ。
最後まで飲み干せました。
酸味のでかたが丁度良かったのがお勧めポイントですね。

肴。


生協で買った豚肉のカツレツ。



３色フジッリ、ツナ、ゆで玉子のサラダ。

カベルネ系のワインは、ガッツリした肉料理に最高ですね。
カツレツとの相性は抜群でした。

サラダは半熟に茹でたゆで玉子と材料を混ぜ、塩胡椒だけだそうです。
適当なレシピにしてはなかなか美味しかったです。
バゲットに山盛り載せて、モリモリ食べたくなるような味でした。

カミさん、毎度です。


イタリアワイン・食材専門店
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