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カテゴリ:晩酌報告
曇り空ですが気温高めの札幌。
雪解けも一気に進みそうですね。 今日は晩酌報告。 クレリコのドルチェットです。 ピエモンテ州 ドメニコ・クレリコ ランゲ・ドルチェット・ヴィザディ 2005年 税込み価格 2554円 ドルチェット 1,2回使用された小樽で熟成 アルコール度数 13.5度 輸入 (株)八田 ガンベロ 2グラス ヴェロネッリ 3星90点 ドメニコ・クレリコ、なんかコルクからして風格を感じてしまいます。 この長さできれいな状態で抜いてしまいますと、 「まだ早いんじゃ!!」と生産者から怒られているようです(^_^;) 色、濃いですね。 もう真っ黒って感じでした。 縁まで紫色がせりあがってきています。 香りも開けてすぐから強烈な強さ。 ほとんどがベリー、イチゴジャムのような甘い香り。 その陰にインクや揮発油(カミさん曰くガリ版の修正液)のようなケミカルな感じ。 一口目。 はっきりと強く感じるタンニン。 口の中じゅうに広がります。 キューっとなって、話すとき億劫に感じるくらい またタンニンほどでないにしろ、バランスの円からはみ出している酸味。 ああ、まだ開けちゃだめだったんだ。。。。 一口目で後悔が先にきてしまいました。 グラス一杯めはまさに大暴れ。 食事と合わせてでどうだとか言うレベルじゃありません。 これはまず30分くらい放置だな。 まとまりが出るのを期待しながら、じっと我慢です。 で、2杯目。 うん、イイ感じ。 ほかの味が濃くなってきて、渋みが薄まるようになじんできました。 途中苦みみたいなものが出ますが、これもすぐになくなります。 酸味は相変わらず強いかな。 ドルチェットという葡萄は地元で消費するお手軽なワイン。 熟成なんて無縁で、すぐに飲んでしまうもの。 日本人にはちょっとすっぱめかな。 まあ、お安いし仕方ないか。 そんな程度のイメージをもたれる方が多いと思います。 そこでクレリコのドルチェット。 今回飲んだ感じでは熟成を見込んでの作りでした。 十分な酸味とタンニンは、 この先10年でも15年でも美味しくなっていきそうな感じでしたよ。 お値段はドルチェットとしては少し高め。 でもその価値は十分に持っていると思います。 今の状態では味のバランスに問題がありますが、 最後まで美味しく飲めました。 おすすめです。 でも、おすすめと言いながら、このビンテージの在庫あと3本。 「そんな少ないの味見するな」なんですが。。。 だって飲みたかったんだもんっ! 八田さんに在庫聞いときます。 肴 デミソースのオムライスと野菜の洋風煮物。 実はウチの娘さん、最近まで半熟状態の卵が全くダメでした。 卵が嫌いじゃないんです。 あの見た目と食感がダメ。 小さい頃に何かトラウマになるような体験があったらしく、 それを克服するのに何年もかかったようです。 で、このたび晴れて卵とじやオムレツなんかを食べられるように。 良かった良かった。 心配してました。 だって、カツ丼食べられないだけで、人生の幸せ一つ逃しているような気がしません? しないか。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.03.16 11:31:02
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