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カテゴリ:晩酌報告
今日は一日寒空の予報。
雪もちらつきそうですね。 さて、晩酌報告。 あたりでした。 トスカーナ州 ペッチ・チェレスティーノ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2002年 税込み価格 5562円 サンジョヴェーゼ・グロッソ スラヴォニア産オーク大樽 42ヶ月以上 アルコール度数 13.5度 輸入 (株)オーバーシーズ まず、見てください、この色! (コルクの小片は気にしないで・・・) 透けた感じの縁には、いいあんばいで茶色が入っています。 最初は「やっぱり2002年、もうはやダメかな(T_T)」。 と思わせる見た目でした、、、、がっ! 香り、柔らかな花系の香り。 果実のニュアンスではないんです。 最初のうちは中程度の強さ。 それほど強烈にはあがってきません。 でもそこがイイ。 あくまで柔らかく漂っています。 味わい。 これも、とても柔らか。 酸味、タンニンともちょうどイイ感じで解け合っています。 その上旨みがたっぷりと含まれている。 とろけるようなバランスの良さですね。 5分くらいして甘みが出てきます。 果実味とはちょっと違う。 チョコレート? いや、それほどストレートな甘みじゃない。 樽由来のバニラ系かな。。。 でも大樽熟成だし。 甘草のようなニュアンスもありますし、複雑です。 30分位たってから果実感がふくらんできます。 この時点で香りには香辛料、 西洋だけでなく中華料理に使うようなスパイスも感じられます。 最初から最後まで、実に柔らかな口当たりです。 味わいの一つ一つが混ざり合い解け合い。 スルスルと喉を通って行きます。 それでいて、驚くほど長い余韻。 飲み頃とはまさにこういった状態を言うんですね。 2002年、良いじゃないですか! 確かにブルネッロとしては少し早い飲み頃ともいえます。 でも、あのひどい作柄で、よくここまで美味しいワインを作れるものです。 実はちょっと心配していたワインですが、 自信を持っておすすめできます。 旨かった!! あと、余談ですがコルクは要注意。 かなりの長さで結構太いコルクが入っています。 私は大失敗。 ギリギリまでスクリューをねじ込んだつもりだったんですが、 ポキリと折ってしまいました。 お客様の前でなくて良かったです。 肴。 カミさん曰く「春っぽくした」だそうです。 タコ・タイ・ホタテのカルパッチョ、キャベツとアンチョビのパスタ。 カルパッチョはグレープフルーツがのっていて、ソースにマスタードがきいています。 グレープフルーツ、イイ感じです。 魚介に合うもんなんですね。 ワインが柔らかい味わいだったのもあるんですが、赤と喧嘩しません。 あと、キャベツとアンチョビは黄金律。 とてもおいしかったです。 ごちそうさまでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.03.23 09:35:07
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