|
カテゴリ:晩酌報告
今日は朝からどんより曇り空。
気温はそこそこ暖かいので、お出かけにはいいかもしれませんね。 さて、昨晩はミケーレ・キャルロのバルベーラを飲んでみました。 ピエモンテ州 ミケーレ・キャルロ レ・オルメ・バルベーラ・ダスティ・スペリオーレ 2005年 税込み価格 1748円 コルクの気持ちヤフー支店レ・オルメ・バルベーラ・ダスティ・スペリオーレ バルベーラ 5000リットルオーク樽で8ヶ月熟成 アルコール度数 13度 輸入 (株)オーバーシーズ ヴェロネッリ 2星86点 紫色がよく映える、いい感じに透けた色合いです。 香りはスミレ、しめった下草、ちょっと香辛料、樽香。 時間が経つにつれチョコレートやコーヒーのような感じも出てきます。 ボリュームは最初穏やか、後に力強く変化。 一口目。 チェリーの様な果実感。 少し甘みも感じます。 口当たりはとてもスムーズ。 よく管理された醸造過程を経てきているのが想像できます。 2005年、例年より暑く乾いた年だったそうです。 落ち着いた酸味と素晴らしい果実感あたりにその特徴がよく出ていると思います。 これは長熟タイプのワインだと問題あるかもしれませんが、 このバルベーラにはとても良い影響だったようです。 そのおかげで酸味はバランスがとれていていい感じ。 酸味が少々苦手とおっしゃる皆様も、安心して楽しめますよ。 ただ、私も含めた酸っぱいワインラバーには少々物足りなさも残りますが。。。 時間が経ってきますと果実感がふくらんできます。 飲み口の角が取れてますますスムーズに。 最近の造りをした早くから楽しめるバローロを、モダンバローロと呼んだりします。 このワインはそれになぞらえてモダンバルベーラと言っていいんじゃないでしょうか。 モンキエーロ・カルボーネとかエンツォ・ボリエッティあたりのバルベーラも、 まさにそういった感じです。 比較的若い状態から楽しめて、樽香の程よく効いた酸味の落ち着いた柔らかい味わい。 「酸っぱいからバルベーラはイヤッ!」とイメージされていた皆様には、 是非とも味わっていただきたいワインです。 肴。 アサリとアスパラのペンネ、トマトソース。 牛肉のタタキ、わさび醤油。 バルベーラは食事を選びません。 トマトソースにももちろん合いますし、醤油との相性もバッチリです。 バランスの良い酸味のなせる技なんでしょうね。 でもこのワインだとボリュームがあるので、お刺身とかには合わないかな。 これからの時期ですと、鰹のたたきなんかにも最高だと思われます。 カミさん、ゴチでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.05.03 13:39:13
[晩酌報告] カテゴリの最新記事
|