俺の嫁。(7)
miwako「違う違う違う!思いもよらない展開ですっかり忘れちゃってたじゃん!大事な用事があったのに!!!」 しろくまくん「え~?もう面倒事は勘弁やで~?」 どくろべ~さま「今日はもう疲れたし、明日でダメなん?」 miwako「ダメダメ!今日じゃないと!う~わ~!どうしよう!結構長い間外で待たせちゃった~!」 バタ バタ バタ ・・・・・ 店員「お客様~?もう直ぐ閉店~・・・・」miwako「直ぐ!直ぐ出ますからっ!」店員B「・・・・もぅ~~~さっきから騒がしいし、今日の客は~・・・・ブツブツブツ」 どくろべ~さま「は?誰か外で待たせてたのん?」 しろくまくん「相変わらずmiwakoはんはボケてはるな~。ええ歳こいて落ち着きないし~。」 バタ バタ バタ ・・・・・ miwako「どくろべ~さま、さっきのゴチャゴチャで遅れたけど、その、私が紹介したかったお嫁さん!今日連れて来たから!」 どくろべ~さま「は!? え!? そんないきなり!? ややや・・・・ちょ~待て・・・・心の準備がっ・・・・ていうか! まだわてそんな気持ちじゃないし、気持ちの整理が~~~~~オロオロオロオロ」 ???「あの・・・・・お取込み中だったみたいなのにいきなりごめんなさい。会う予定はまだもうちょっと先だったのに、私が我が儘を言って早く会ってみたいって言ったものだから・・・・」 どくろべ~さま「あ! イヤ! その!あ、あんたはんが謝る事やないし! miwakoはんがビックリさせるからいうて事前に連絡しなかったのが~・・・・」 ! ???「初めまして。スケリータ・カラベラスと言います。」 しろくまくん「あ、珍し。ファッションドールのドクロっ娘や。」初めて見た~。 miwako「ね?可愛い娘でしょ~?もぅ、私の方が一目惚れしちゃってね~!絶対どくろべ~さまのお嫁さんになって欲しいって猛アタックしちゃったのよ~!」O(≧∇≦)Oスケリータ「可愛いだなんてそんな・・・・・ カ(///・・///)~ 」 どくろべ~さま「あぁ・・ハァ・・・・(・∇・)」 スケリータ「あの・・・・・至らない所があると思いますけれども、よろしくお願いします。あ、いきなりお嫁さんとか困りますものね。最初はお友達からでも良いので、仲良くして頂けたら嬉しいです。」(*⌒ー⌒*) どくろべ~さま「・・・・・・・・ハァ。(・∇・)」 ウエィン「・・・・まぁ~、あれだな。何だかんだあったけど、一先ず落ち着いて良かった良かった」 しろくまくん「引っ掻き回した諸悪の根源が言うなや」ウエィン「アハハッ」 しろくまくん「アハハやないわ!」 どくろべ~さま「あ・・・あの~、君みたいな素敵な娘がホンマにこんないつまで経っても売れないお笑いをやっている様なわてでええのん?他にもっと君にふさわしいヒト(男性)が居るんやないかと思うんやけど」 スケリータ「いいえ、働きながら自分の夢を諦めないで頑張っている一途な所が素敵です。それに、私、大きな男性が好きで・・・・写真を見て素敵な方だな~って・・・一目惚れ・・・というか キャッ(〃∇〃)イッチャッタ♪」 どくろべ~さま「え~!? ちゅうても、わて顔がデカイだけやで~?(//∇//)てゆうか、身体も無いし~」スケリータ「そんな体が無いとかそんな・・・・!でも、そういう所も素敵だなって思ったんです」どくろべ~さま「そ・・・そういう君もスレンダーでモ・・・モデルさんみたいでカ・・・カワ・・・カワ・・・・モジモジ(〃_ 〃)ゞモジモジ」 あの~、良かったらそんな畏まらないで気軽に名前を呼んで下さい え!ええのん? しろくまくん「ちゅ~か、さっきのどくろべ~はん見た~?スケリータはんの頭の先から足の先まで舐める様に見て~。あんなどくろべ~はん、初めて見たわ!いっやらしいわ~!ケッウェインはん!友人の欲望にまみれた姿を見せつけられたわての気持ちわかるか~?最初はカラベラスはんの事を「あんたはん」言うてたクセに、今は気取って「君」て言うてるしっ!似合わないっちゅ~ねん!ヘッていうか!miwakoはん!わてにも可愛いお嫁はんを見つけてや~!どくろべ~はんだけズルイやん!ヒックッ (|||__ __)/口☆ドンッ」うお~ん! ウエィン「すっごいマシンガントークいつの間にか出来上がっちゃってるね~うんうん、まぁ、友人の幸せを嬉しいという気持ちと寂しいという気持ちと羨ましいという気持ちで複雑なのは分かるよ~。よし!今日はとことん付き合うから好きなだけ飲め!」 カン(~0~)/□☆□\(~▽~ )パ~イしろくまくん「アンタ、最初はとんでもねぇヤツとか思ぅたけど、結構エエヒトやね。」 ウエィン「分かってくれた~?」 店員「すみません~。閉店時間はもう過ぎているのですが~?ていうか、さっきから何度かお声掛けしているのですが~?」 ウエィン「まぁまぁまぁ、今日は友人の新しい門出だから大目に見てよ。」 店員「う~。困るんですよね~。これで最後通告ですよ~?30分以内に退店願いますよ~?」 ウエィン「・・・・・・旦o(^-^*)・・・・・・・・。」 店員「無視ですか~。」フ~ ((((((*⌒ー⌒) 店員B「で? 私(狼娘)の牙と爪の餌食になりたい客はどこ?」 ウェイン「・・・・・5分で退店しま~す。」